ひとのわにっきBlog

カテゴリー:研修・講演

創業経営者の覚悟を聴く

長年会社や店舗を経営していると、
様々な決断の局面に直面し、覚悟を問われます。

池田商工会議所創業セミナーで、
創業から15年近く経営されているお2人から、
そんな体験談を語っていただきました。

・リリーアンドデイジー株式会社
 代表取締役 麻生満美子さん
   https://www.rakuten.co.jp/lilyanddaisy/

・株式会社ロッソジャパン
 代表取締役 加藤健一さん
   https://www.rossobeanscaffe.com/

お2人とも、
プロとしての知識は自分の方が豊富でも、
お客さまのご意見を否定せずに聴き、
上手におつきあいされています。

やらないことを決め、
うまくいかないことは熟考し、やめる決断も下し、
周りの人に相談して素直に聞くと同時に、
最後は自分で選択されています。

経験を積まれているからこその重みのあることばを
私も一緒にかみしめました。

障害のある方に配慮したコミュニケーション

障害者への応対を学ぶコミュニケーション研修で
私が強調したのは、
人は決して特別扱いしてほしいのではなく、
障害のあるなしに関わらず、どんな人も、
人として尊重されたいということです。

先月から8回にわたって、行政機関で
障害者に対応するコミュニケーション研修を
実施しました。

平成28年4月に障害者差別解消法が施行され、
知っておくほうがよい知識を身につけたうえで、
・目の前のお客さまが何を求めていらっしゃるか、
・このお客さまのために何ができるか、
・どうすれば心地よく過ごしていただけるか、を

観察して、
考えて、
お声をかけて、
できることをすることによって、
大半のお客さまが安心して利用できるようになります。

頭で理解することと行動できることは別なので、
「めかくしあるき」(ブラインドウォーク)を体験して、
不慣れな体験から気づいたことを話し合い、
今後、活かせることを探りました。

研修を受けた方は気づくアンテナが立っているので、
障害がある方が来られた時だけでなく、
体調が悪い方、お子様連れの方、ご高齢の方など、
あらゆる場面でサービス向上に役立てていただけるよう、
願っています。

正解のない対話で多様性を学ぶ

唯一の正解がないテーマで対話を進めると、
年齢や知識、経験に関わらず、
自由に考えをふくらませ、深めることができます。

組織開発や人材育成に携わっているメンバーで、
大きなクリスマスツリーやショップの準備が進む
ビルの一室で、そんな対話会を持ちました。

参加者の1人から出た
「前向きの前ってどっち?」という問いかけに、
テーブルを囲んで座っていた私たちは、
文字通り「前」はバラバラなことに気づき、
会社で、社会で、
さまざまな立場や価値観の人たちにとって
いかに自分の思い込みで発言しているか、
いかに相手に伝わっていないか、考えさせられます。

参加者1人1人がそれぞれの状況や立場に合わせて、
考えを深めて、ヒントを持ち帰ることができます。

難しい理論や説明、分析をしなくても、
ダイバーシティを身近なものとして実感できます。

企業研修を提案するときには、
正解がない話し合いや、結論を統一しないまとめ方は
効果が目に見えにくいので、
なかなか採用してもらえないジレンマがありますが、
違いに気づき、自分の行動を見直すには効果的なので、
プログラムの中に取り入れる方法を、
私も模索しようと思います。

接客コミュニケーション研修で察する力を磨く

思わずお店に入りたくなるとき、
思わず商品やサービスを購入したくなるときの
ポイントの1つは、
私にぴったり、こういうのを探していた、と
思ってもらえるかどうかです。

商品やサービスそのものの魅力も必要ですが、
大半は、気づかずに素通りしそうなときに、
気持ちよく過ごすことができるお店で、
なぜ私の好みを知っているの?
私のためにそこまでしてくれるの?と感激するような
接客を受けることができるかどうかが大切です。

京都府よろず支援拠点で、
「買いたいと思われるお店になるための
 接客コミュニケーション」セミナーを開催しました。

コーチングを応用させながら、
相手を観察して、気持ちや好みを察するコツを練習し、
グループで情報交換を行いました。

「おすすめは?」と聞かれたときのために
簡潔に魅力を伝える、お客さまに響くトークも考えて、
参加者どうしで試しました。

好きだから、よいと思うからこそ、
その商品やサービスを仕事にしているみなさまが、
自信をもってお客さまと接するきっかけになると
うれしいです。

新入社員フォローアップ研修で強み発見

新入社員フォローアップ研修で
半年ぶりにお会いしたみなさまは、
とてもいい笑顔で研修会場に入ってこられ、
冒頭のご挨拶も、姿勢や声がぴったり揃っています。
この半年間の振り返りのエピソードにも、
上司や先輩方から言われたことば、教わったことが
次々と出てきます。

成長ぶりがめざましいので、私もうれしくて、
さらに職場で貢献できるように、
準備していた演習のレベルをぐーんと上げて、
役員面接や社外の研究会でも通用するレベルで
上手な報告の仕方を磨きました。

後半は、SPトランプというカードを用いて、
自身や仲間の強みや持ち味を見つけます。
新入社員という肩書が外れた2年め以降も
職場で持ち味を活かして活躍の場が広がるように、
自分らしく活躍できる道や目標を描きました。

価格設定の大切さを強調する

池田商工会議所創業スクール4日めは、
安い価格設定をしないことの大切さを
講義、演習、振り返り・・・と手を替え品を替え
力説しました。

事業を開始するための開業資金計画と
事業を継続するための収支計画をテーマの回では、
毎回、収益を得るための工夫をみんなで考えます。

創業者や経営者が大いに迷うことの1つが
価格設定です。

あまり低価格にすると、かえって信頼を損ないます。
高い価格をつけるのは最初は勇気が必要ですが、
途中で値上げすることは難しいですし、
思い切って設定した価格に見合うように、
全力でがんばるのが経営者です。

短い持ち時間のかなりの時間を使って強調したので、
アンケートにも価格設定についての感想を
たくさんいただきました。

みなさまが自信を持って利益をあげられますように。

<ご案内>「お客さまに買いたいと思われる 接客・コミュニケーション」

10月13日に、京都よろず支援拠点さまで
「お客さまに買いたいと思われる
 接客・コミュニケーション」セミナーを開催します。

  ご案内とお申込みは「こちら

営業スタッフを増やせない、
商品・サービスをおすすめするのが難しい
と感じている小規模事業者の経営者さまと、

お客さまと楽しくコミュニケーションをとりながら
ご要望やお好みにお応えできるヒントを
一緒に考え、アイデアを出し合います。

日時:2018年10月13日(土)13:30-16:30
場所:京都リサーチパーク
講師:ひとのわ 福住昌子

ご参加をお待ちしています。

創業者の変化と成長を見る

夢を語る人たちは、
4週間で驚くほどの変化と成長をとげます。

堺商工会議所創業ゼミの最終日、
4週連続で仲間と濃密に話し合い、考え抜いた
ビジネスアイデアを、
29組30名に発表していただきました。

「やりたいことが見えてきました。」
「お客さま像が具体的になりました。」
「事業内容を絞りこむことができました。」と
初日から大きく変わったり、ぐっと具体化したり、
これからの夢や目標を活き活きと語る姿に、
講師の立場を忘れて感動に浸りたくなります。

全員に第1位を差し上げたいところですが、
上位3名に、先輩創業者のお店の商品をお渡しして、
バトンをつなぎました。

毎年、私が講座だけに集中できるよう、
企画、準備、当日運営、アフターサポートまで
走り回ってみなさまを支えてくださっている、
堺商工会議所のみなさまに、心から感謝します。

起業家の対話で接点が生まれる

2時間の対話で、
別々の事業を始めるほぼ初対面のメンバーが
接点や共通点が見つかりました。

堺市の「女性起業家メンターミーティング」で、
同じ時期に同じ地域で事業を考える女性どうしが
メンターのお話を聴きながら、
真剣に&楽しく対話を深めました。

価格設定や商品の特長などについて語るうちに、
今にもコラボレーションが生まれそうになるほど
アイデアが広がっていきます。

これが対話の力なのでしょう。

少人数グループでのミーティングはあと2回、
どこまで具体化できるか、サポートします。

創業ゼミで経営の数字を易しく学ぶ

お金や数字に苦手意識を持っている方に
どこまで易しく伝えることができるかが、
毎年の私の創業支援の大きな挑戦です。

堺商工会議所創業ゼミ3日めは、
事業を開始するためのお金、
継続していくためのお金のお話です。

初歩の足し算引き算がわかれば
事業の収支計算はできる、を信条に、
できるだけ易しく経営の数字を伝えます。

安く売ると大事なお客さまが離れるよ、
全力でお仕事をしてお金を受け取ろう、
とメッセージを込めて、
グループ演習で価値を考えました。

創業ゼミは残すところあと1回、
大きく羽ばたけるよう、背中を押します。