ひとのわにっきBlog

カテゴリー:人材育成

段取り力を鍛える研修

2日間、若手社員さまを対象に、
「段取り力とチームワーク」研修を実施しました。

私が強調したことは、
行動の質と量を高めるために、
目標やビジョンを意識したうえで、
軸を持って行動することの大切さです。

参加者のみなさまはとても素直に学んでくださって、
覚えたばかりのフレームワークや用語をすぐに使って、
ご自分の仕事の進め方や時間の使い方を見直し、
グループディスカッションの質も高くなり、
プレゼンテーションも発表資料のまとめ方も
見事に上達していく姿を見せていただきました。

職場の上司や先輩方に、
彼らの成長ぶりを感じていただけたらうれしいです。

状況から学ぶことを支援する

どんな環境や状況からも学ぶことがあります。

3日連続の研修を実施して、そんなことを実感しました。

初日から、インフルエンザや体調不良で欠席する方や、
途中から帰る方、2日めや3日めから欠席する方、
逆に2日めから出席する方など、
どのグループも、途中でメンバーの増減がありました。

そんな環境でどうすれば学びを深められるかなぁと
講師側の不安をよそに、
各グループでは生きた学びが深まっていました。

つらそうな仲間に声をかけてお互いに気遣ったり、
抜けてしまった方のことを心配したり、
途中から参加した方に前日の内容を教えていたり、
自然に周りへの気遣いや協調性が磨かれていて、
演習や講義でコミュニケーションを学ぶ以上の
すばらしい学びが生まれます。

中でも私が一番心を打たれたのは、
ふだんの職場では、急なお休みの方が出ると、
もともと忙しいうえに、休んだ方の業務対応にも追われ、
いつのまにか、相手の心配は後回しになっていたことに
気づいたという方がいらっしゃいました。

そして、今日も職場では人数が足りないはずなのに、
自分は3日間も研修に参加させてもらえていると、
感謝の気持ちが芽生えた瞬間に立ち会うことができ、
何よりの学びを得られたなぁと感動しました。

どんなことも学びに変えて持ち帰ることができるよう、
成長を支援する講師の関わりの大切さを実感しました。

経営資源は人・人・人

経営者が大切にすべき経営資源として、
ヒト、モノ、カネ、情報、ノウハウなどが
よく挙げられます。

私が「ひとのわ」として人と組織の分野で
お仕事をしているせいか、
商品や技術、情報を扱うのも全てヒトなので、
人が一番大事だと思ってしまうのですが、

がんこフードサービスの小嶋淳司会長は、
TV番組のカンブリア宮殿で
「人・人・人」とおっしゃっていました。

かつて、現場の過酷さを目の当たりにした反省から、
調理の技も接客の技も、背中を見て盗むのではなく、
ベテランが新人に細かく教える仕組みをつくられ、
人を育てて生産性の向上に取り組んでいるそうです。

創業者として1代で会社を成長させ、
80代の今もなお工夫を重ね続けていらっしゃるお姿に、
圧倒されました。

私も「人・人・人」の精神で、
さらに人材育成、組織活性化のお仕事に注力します。

真摯なフィードバックで成長を図る

よいところも悪いところも、
真摯にフィードバックをしてくれる上司や仲間を
持っていますか?

人が成長する要素には、
内省と、信頼できる人からのフィードバックが
大きく影響すると言われます。

私は個人事業主で、上司や同僚はいませんが、
ここ数ヶ月、信頼できる仲間とチームを組んで
あるプロジェクトに携わっています。
昨日は、私が研修講師を務めた後、
このプロジェクトを企画してくれた長年の仲間と
食事をとりながら、
私の構成や進行、伝え方などについて、
感じたことを率直に聴かせてもらいました。

他者から見たよいところは自信を持って、
改善できるところは次回に工夫をこらして、
一緒によりよいものを創り上げていくことに
大きな喜びを感じます。

採用時にリアリティショックを和らげる工夫

就職前や配属前に思っていたイメージと違うから、
と新卒者や中途採用者がすぐに辞めていく現象を
「リアリティ・ショック」と言います。

医療や看護、開発、アパレルなどの現場などで
人事の大きなお悩みの1つです。

カラフルでかわいいデザインの手ぬぐいで人気の
にじゆら」を手がける株式会社ナカニでは、

まず採用へのお問い合わせの段階から
決してきれいな現場ではないことをしつこく強調し、
労働条件や環境もよくないことも詳しく説明し、
会社に来てもらって作業現場を見てもらって、
職人さんと1対1で実態を話す時間を設けて、
とことんネガティブな面を見せているそうです。

それでも「ここで働きたい」と言う人だけを
採用されるそうです。

ここまで徹底できるのは強いブランドがあるからだ、
うちの会社にはできない、と思われるかもしれません。

完全に真似はできなくても、
実態を伝えたり体験してもらったり、
社員と直接ざっくばらんに話してもらったりして、
仲間として一緒に働ける人を迎えるために
できる工夫はあると思います。

私も数年前からにじゆらの手ぬぐいを愛用していますが、
中尾雄二社長の講演を聴いて、
汚い、臭いがすごい、とそこまでおっしゃる現場を
一度見学してみたくなりました。

新入社員フォローアップ研修で強み発見

新入社員フォローアップ研修で
半年ぶりにお会いしたみなさまは、
とてもいい笑顔で研修会場に入ってこられ、
冒頭のご挨拶も、姿勢や声がぴったり揃っています。
この半年間の振り返りのエピソードにも、
上司や先輩方から言われたことば、教わったことが
次々と出てきます。

成長ぶりがめざましいので、私もうれしくて、
さらに職場で貢献できるように、
準備していた演習のレベルをぐーんと上げて、
役員面接や社外の研究会でも通用するレベルで
上手な報告の仕方を磨きました。

後半は、SPトランプというカードを用いて、
自身や仲間の強みや持ち味を見つけます。
新入社員という肩書が外れた2年め以降も
職場で持ち味を活かして活躍の場が広がるように、
自分らしく活躍できる道や目標を描きました。

お茶とお菓子でコミュニケーションを語る

女性社員のみなさまが、
職場の方々と上手にコミュニケーションをとって、
働きやすい職場をつくることができますように。

そんな願いを込めて、
堺商工会議所で、女性社員さま向けに
「自分を知ってスキルアップ!
 コミュニケーション力向上セミナー」を
開催しました。

世代や役職、ライフスタイルなどが異なる人たちを
何が言いたいのか、何を考えているのかわからないと
コミュニケーションをあきらめてしまう前に、
自分のコミュニケーションの特徴や癖を知り、
違うタイプの方との関わり方を学ぶことによって、
気持ちよく働ける関係が生まれやすくなります。

参加された34名を特徴別にグループに分けて、
同じタイプの人、異なるタイプの人と話してみて、
職場で活用できるヒントを探ります。

後半は、お菓子とコーヒーをご用意いただいて、
ざっくばらんに女子会モードで意見交換しました。

終了して30分以上たってから外に出ると、
なんと、初対面だった方々がすっかり意気投合して、
立ち話を続けていたグループもありました。

堺では、昨年の
女性社員向けのライフ・ワークプランセミナーや、
今年度は、
「今日から始める!
 中小企業のための 女性活躍"実感"セミナー」

など、女性が働きやすくなるように応援する機会を
いただいています。

参加されたみなさまが職場で実践され、
ますます堺の会社の職場がよくなりますように。

連続研修で成長を実感する

この2日間は、
毎年お世話になっている
企業さまで
若手社員さま向けの研修を
開催しました。

2日めのヤマ場は
折り紙を使って
仕事の進め方を考える演習です。


チームで働くことをテーマにして研修を進めていくと、
自然に参加者どうしの会話が増えていきます。

休憩時間も、先輩が後輩に声をかけたり、
後輩が先輩に質問したりすることが増え、
1人1人の特徴や個性が浮き彫りになっていきます。

昨年も私の研修を受けてくださった方が大半で、
この1年の著しい成長をまのあたりに感じられたのが
講師冥利に尽きます。

研修を1回実施して終わり、ではなく、
連続講座や定期開催にできれば、
自身の成長を実感して自信を深めて、
職場に大きな効果を持ち帰ることができます。

複数回実施してくださる企業はまだまだ少ないですが、
多くの企業に、この効果を感じてほしいです。

プチ相談で職場をよくする

私がブリーフセラピストの資格を取得した、
日本ブリーフセラピー協会の勉強会に参加して、
職場の人間関係をよくするヒントを得ました。

初対面の方に5分だけ聴いてもらう演習をしたときに、
この5分間で自分の課題を解決したい、と思うと、
自然に、過去の経緯や周辺情報をばっさり切り捨てて、
要点だけを伝えようとすることに気がつきました。

時間の制約があることによって、
聴き手と話し手が協力しようとする相互作用が、
自発的に生まれるのです。

これは、忙しい職場でのコミュニケーションに
活かすことができそうです。

「5分だけ」「10分だけ」と区切って、
プチ相談、プチ報告を行う習慣が定着すれば、
大きな問題にならないうちに解決することが
いっぱいありそうだと思いませんか?

上司が部下の様子に目配りをして、
ちょっと声をかけあって、二言三言交わせば、
働きやすい職場になっていくと思います。

仕事ができる上司や先輩のみなさまは、
つい、部下や後輩の問題を解決してあげようという
気持ちが働いてしまうかもしれませんが、
まずは、「そもそも何が原因で」は脇に置いて、
「今何が起こっているのか」にだけ焦点を当てて
聴いてみてください。

シンプルに現状が整理できて、
部下が自分で答えを見つける力がつきますよ。