ひとのわにっきBlog

カテゴリー:人材育成

伝えにくいことを上手に伝えて心地よい職場をつくるセミナー

茨木市教育委員会で、幼稚園の先生方を対象に
「伝えにくいことを上手に伝える」ための
コミュニケーション研修を行いました。

実は私は、幼稚園の先生には思い入れがあります。
これまで出会った先生の中で、
一番影響を受けたのが幼稚園の担任の先生です。
落ち着きがなく、気ままに行動する私を認め、
信じて関わり続けてくださったことが
今の私の仕事や人生の価値観になっているのです。

なので、その先生への恩返しの思いを込めて、
研修を行いました。

職場の上司や先輩、保護者の方など、
大人向けのコミュニケーションがテーマですが、
子どもたちとのやりとりを例にあげて説明すると、
先生方の表情が和らぎ、大きくうなずかれます。

日ごろ、子どもたちのためを思い、
よいところを積極的にほめ、
たどたどしいお話にも注意深く耳を傾け、
うまく注意や喧嘩の仲裁をされているのでしょう。

それと同じように、
大人どうし、立場が違う方とのやりとりでも
「どう伝えたら、気持ちよく伝わるかなぁ」と
応用させることができれば、
先生方は、お互いの気持ちを思いやりながら、
自分の意見や気持ちも上手に主張しあって、
ここちよい職場になっていくことでしょう。

<ご案内>「共感力を活かすコミュニケーション力UP」セミナー

3年前から堺商工会議所で
働く女性向けセミナーを担当しています。

今年のテーマは
「共感力を活かすコミュニケーション力UP」です。
  http://www.sakaicci.or.jp/seminar/20191007.pdf

自由に解釈できる写真カード(Points of You)を使って、
思い思いに語り合ううちに、
人によって見え方や感じ方が違うことを実感したり、
自分の価値観やコミュニケーションの癖に気づいたり
さまざまな発見をしていただきます。

他の人との違いに好奇心を向けて語り合ううちに、
自然に、聴く力、語る力を高めることができます。

セミナーの中でできたことは、
職場でのコミュニケーションに応用できますので、
自分も周りも上手に意見を出し合える力を磨くために、
ぜひご参加をお待ちしています。

日時:10月7日(月)13:30-16:30
場所:堺商工会議所
講師:ひとのわ 福住昌子

ご案内は「こちらのPDFファイル」をご覧ください。

コーヒーブレイクにはお菓子もご用意いただいていて、
毎年、他社の女性社員どうしのヨコのつながりも
生まれているセミナーです。
ご参加をお待ちしています。

研修会場で第一印象の大切さを実感する

先日、研修会場の最寄駅で、ふと視線を感じました。

昨年、私の研修に参加された方が1年後も覚えていて、
会釈をしてくださるという奇跡のような出来事から、

この1年でかなり成長されたのだなぁ、
職場でかわいがっていただいているのだろうなぁ、と
手に取るようにわかります。

偶然の出来事で?と思うかもしれませんが、
たまに、または初めて訪問する外部の人間には、
たった一瞬で、びっくりするくらい会社の雰囲気が
わかることが多いのです。

実際にその後、この会社を訪問して、
見違えるほど成長されたみなさまにお会いし、
その感覚が正しかったことも確認できました。

ビジネスマナー研修などでは、
挨拶や電話応対の印象が会社の印象を左右すると
よく言われますが、
社外ですれ違うだけでも、わかるものなのですね。

人の振り見て我が振り直せ・・・ということで、
私はふだんは気を抜いてぼーっと過ごしているので、
気をつけたほうがよさそうです。

学び合う研修の場をつくる

毎年若手社員向けの研修を担当している企業さまで、
この1年の成長ぶりを実感しました。

発言を募ると自発的に話し、
講義を深くうなづいて聴き、メモをとり、
仲間の発言にも楽しく突っ込みを入れ、
明るく反応を返してくださる様子を見ていると、
会社や職場がいい雰囲気なのだろうなぁと感じます。

研修は講師だけががんばって話すのではなく、
参加者と一緒に場をつくるので、
私も反応を見てさらにレベルを上げて伝えますし、
みなさまもお互いから学び、課題に挑戦し、
質の高い学び合いの場が生まれていきます。

来年またお邪魔するのが楽しみです。

コーチングをうまく活用する人の特徴

私のコーチングを受けてくださった方の中には、
大きく羽ばたかれて、
手が届かないほど成長された方がいらっしゃいます。

先日、その1人に久しぶりにお会いして、
コーチングを上手に活用される方の共通点は、
コーチングを通して気づいたことを確実に実践し、
自分のものにする行動力だと実感しました。

数年ぶりに近況をお聴きしていると、
何年も前にコーチングしていたころと、
大事にされている価値観や軸は変わっていません。

「今も毎日見てるんだよ。」と
おもむろに取り出したiPadの画面には
ミッションや価値観、行動指針などが書かれていて、

今なお、コーチングの仕組みや気づきを
活かし続けていらっしゃることに感激しました。

他にも、5年後のビジョンを描いたことをきっかけに、
5年後に成功した自分の未来の日記を書き続け、
大活躍されている方もいらっしゃいます。

コーチの私も、正直、
ここまで何年も継続できないことが多いです。
それをやり遂げ、やり続ける意思と行動力が
成功される方々の大きな違いなのでしょうね。

コーチングがそのきっかけになり、
コーチとクライアントという関係を終えても、
一生の仲間としてつきあうことができ、
刺激をいただけることが、心からありがたいです。

私もまた、目の前のクライアントさんたちが
彼らに続いて羽ばたけるよう、
心を込めて、お話に耳を傾け続けます。

学び直しでコーチングの深さを学ぶ

私は時々、師匠と仰ぐ方の研修を何度も繰り返して
受講しています。

私は新しい学びが大好きなので、
組織開発やコミュニケーションの新しい手法ばかり
学びたくなりますが、
感銘を受けた講座を再受講してみると、
何度も学んでいるはずなのに、初めて気づくことや
改めて深く心に刺さる学びが詰まっているのです。

私の師匠の1人、本間直人さんの講座では、
振り返りの大切さと、共に喜ぶことの大切さに
いつも気づかされます。

今回改めて最前列で受講してみて、
コーチングのクライアントさんや研修参加者の方の
目標達成や発見、うまくできたことなどを
一緒に喜んでいるつもりでも、
果たして、
本当に同じ立ち位置で喜んでいるだろうか、
心ゆくまで味わいきる時間をとっているだろうか、
と、私のあり方を振り返る機会になりました。

企業から依頼されたコーチングや研修の場合、
結果を出すことに気をとられていると、
「よかったね。おめでとう!」と喜んだ次の瞬間、
「次の目標は?」などと、
先へ進めたくなる誘惑にかられることがあります。

「今ここ」の感情を十分に味わいつくせば、
自然に、自発的に前を向いて進み出すので、
それを待てばよいことは、よく知っているのに。

人と関わること、人や組織をサポートすることは、
どれだけ経験を重ね、スキルを磨いても、
ゴールはありません。

できているつもり、になっていないか、
慢心していないか自分を戒め、
魂を込めて、人や組織と向き合い続けようと、
気持ちを引き締め直します。

大切な機会をいただける師匠や仲間に感謝して、
また一歩一歩着実にお仕事します。

ビジネスコーチングの中間報告

企業がコーチングを導入する場合、
企業が費用を負担して、社員に対するコーチングを
依頼されることがあります。

その場合でも、コーチには守秘義務があり、
クライアントさんがコーチングセッションの中で
自由に本音を話し、考えを探っていただくために、
話した内容を許可なく上司に伝えることはありません。

とはいえ、企業は部下育成などの目的や期待を持って
コーチングを依頼されているため、
状況もわからないままお支払いもできないでしょうから、
私はたいてい、数ヶ月に1回、中間報告を行います。

上司からみたクライアントさんの状況をお聴きしたり、
クライアントさんが話した内容ではなく、
コーチとして感じた変化や、クライアントさんの強み、
効果的な関わり方などを伝えたりして、
コーチングがお役に立っているかどうかや、
今後期待されることやご要望などを確認します。

名目は報告会やミーティングですが、
実質は、上司の方のコーチングにもなります。

仕事を離れてコーチングの時間をとるからこそ
真剣にテーマに向き合えるという面もあり、
社外のコーチだからこそ話せることもあると思います。

コーチングという手法やプロコーチをうまく活用して
人材育成に役立ててもらえたらうれしいです。

段取り力を鍛える研修

2日間、若手社員さまを対象に、
「段取り力とチームワーク」研修を実施しました。

私が強調したことは、
行動の質と量を高めるために、
目標やビジョンを意識したうえで、
軸を持って行動することの大切さです。

参加者のみなさまはとても素直に学んでくださって、
覚えたばかりのフレームワークや用語をすぐに使って、
ご自分の仕事の進め方や時間の使い方を見直し、
グループディスカッションの質も高くなり、
プレゼンテーションも発表資料のまとめ方も
見事に上達していく姿を見せていただきました。

職場の上司や先輩方に、
彼らの成長ぶりを感じていただけたらうれしいです。

状況から学ぶことを支援する

どんな環境や状況からも学ぶことがあります。

3日連続の研修を実施して、そんなことを実感しました。

初日から、インフルエンザや体調不良で欠席する方や、
途中から帰る方、2日めや3日めから欠席する方、
逆に2日めから出席する方など、
どのグループも、途中でメンバーの増減がありました。

そんな環境でどうすれば学びを深められるかなぁと
講師側の不安をよそに、
各グループでは生きた学びが深まっていました。

つらそうな仲間に声をかけてお互いに気遣ったり、
抜けてしまった方のことを心配したり、
途中から参加した方に前日の内容を教えていたり、
自然に周りへの気遣いや協調性が磨かれていて、
演習や講義でコミュニケーションを学ぶ以上の
すばらしい学びが生まれます。

中でも私が一番心を打たれたのは、
ふだんの職場では、急なお休みの方が出ると、
もともと忙しいうえに、休んだ方の業務対応にも追われ、
いつのまにか、相手の心配は後回しになっていたことに
気づいたという方がいらっしゃいました。

そして、今日も職場では人数が足りないはずなのに、
自分は3日間も研修に参加させてもらえていると、
感謝の気持ちが芽生えた瞬間に立ち会うことができ、
何よりの学びを得られたなぁと感動しました。

どんなことも学びに変えて持ち帰ることができるよう、
成長を支援する講師の関わりの大切さを実感しました。

経営資源は人・人・人

経営者が大切にすべき経営資源として、
ヒト、モノ、カネ、情報、ノウハウなどが
よく挙げられます。

私が「ひとのわ」として人と組織の分野で
お仕事をしているせいか、
商品や技術、情報を扱うのも全てヒトなので、
人が一番大事だと思ってしまうのですが、

がんこフードサービスの小嶋淳司会長は、
TV番組のカンブリア宮殿で
「人・人・人」とおっしゃっていました。

かつて、現場の過酷さを目の当たりにした反省から、
調理の技も接客の技も、背中を見て盗むのではなく、
ベテランが新人に細かく教える仕組みをつくられ、
人を育てて生産性の向上に取り組んでいるそうです。

創業者として1代で会社を成長させ、
80代の今もなお工夫を重ね続けていらっしゃるお姿に、
圧倒されました。

私も「人・人・人」の精神で、
さらに人材育成、組織活性化のお仕事に注力します。