ひとのわにっきBlog

セミナーでステキ体験とヒヤリ体験

久しぶりのリアル登壇のセミナーで、
史上最速スピードで行動に移してくださった、
すばらしい体験をしました。

今年で7年めになる企業さまが主催される講座で、
経営者や管理職のみなさまを対象に、
今年も「職場のコミュニケーション」のセミナーを
開催しました。

私自身がこの仕事をしている原点として、
仕事ができるからこそ管理職やリーダーになったのに、
未経験のマネジメントを担うことになった瞬間から
人間関係や自分と異なるタイプの部下育成に悩んで
疲弊する様子を見たくなくて、
そんな方にコーチングやコミュニケーションで
お役に立ちたいという思いがあります。

なので、
経営者や管理職へのコミュニケーションの講座は、
短時間でも伝えたいことがもりだくさんで、
私の熱が入ります。

今日も、
部下の話を聴いて、部下のことを知る意味、
部下の力を引き出すためのフィードバックのコツを
ミニ演習を交えながらお伝えしました。

終了後、建物から出ようとしたときのことです。

ある経営者さんが、私を追いかけて来られました。

「実は、ついさっき、部下が失敗したんです。
 いつもなら「なんでそんな失敗をしたんだ!」と
 怒っているところですが、
 ちょうど先生の話を聴いたところだったので、
 ぐっと抑えて、今できることを考えさせました。」

と教えてくださいました。

なんと素晴らしいのでしょう。
まさしく今、学んでいる真っ最中に、
学んだことを行動に移されたというのです。
史上最速スピードの実践報告です。

それを、追いかけてまで伝えてくださったことにも
感動で胸がいっぱいになり、
雨で少し肌寒い中、心がぽかぽか温かくなりました。

と、ここで終われば美しいのですが、
感動のあまり、ふわふわしながら歩いていたようで、
赤信号に気づかずに渡りかけるというヒヤリ体験が
おまけについてくるところが、私だなぁと思いました。

はい。
どんなにうれしくても、夢のような体験でも、
地に足をつけて、周りをよくみて歩きます。

接客事例:ミスへの対応

百貨店の接客でがっかり体験をしたので、
応対事例としてご紹介します。
みなさまなら、どんなふうに対応しますか?

先週末にはお直しがあがっているはずの
ジャケットとワンピースが届かないので
お店に電話したら、
「ご来店でのお渡しになります」と言われました。

伝票には、「ご来店」ではなく「お届け」に
丸がついているのに?

それを伝えると、担当の店員さんは、
「あー、ホントだ。間違ってますね。ははは」と
あっけらかんとおっしゃいました。

住所や電話番号も書いたので安心していましたが、
配送伝票は、また別なのだそうです。
素人には、何の伝票に住所を書いたのか、
そこまで把握していません。

これから配送するとさらに数日かかるうえ、
送料が引き換えでの支払いになるので、
不在がちでは受け取るのが難しいです。

結局、着用したい日が迫っているので、
取りに行くことにしました。

という実話です。

いかがでしょうか?
みなさんが店員さんなら、どう対応されますか?

私の研修では、こういう体験があると、
こうやってすぐにケーススタディに使います。
転んでもただでは起きない精神でしょうか(笑)

私は決して謝ってほしかったわけではありませんが、
私なら、まず、
「自分のミス」でお届けに丸をつけた「事実」、
「お待たせしている」という「事実」に対して
お詫びのことばを伝えます。

その後の対応は、お店のルールなどの範囲内で
「できること」を「提案」したいところです。
もし、取りに来てもらう以外の選択肢がないなら、
丁寧な態度でお願いするでしょう。

いずれにしても、口調やことばづかいは丁寧に、
心を込めて対応したいなぁと思います。

百貨店の接客に、ある程度の丁寧さや上品さを
期待してしまうのは、私の思い込みでしょうか。

積極的な新入社員さんたちに目をみはる

今年の新入社員さんは、積極的で活発でした。

3日間の新入社員研修をオンラインで担当して、
私が一番驚いたのは、
ブレイクアウトルームから戻ってきて、
「では、発表して……」、
私が発言を促す前に、言い終わる前に
競うように次々と挙手ボタンが上がるのです。

私の雰囲気や声質は、話しやすい雰囲気をつくると
よく言われますが、
ここまで積極的なのは初めてなので、
今年の新入社員さんの強みだと思います。

よく言われる、イマドキの若者はおとなしい、
指示待ちだ、なんて、鵜呑みにしてはいけません。

間違ってもOK、大歓迎な雰囲気をつくって、
グループで話し合ってから発言を求めるなど、
いくつか仕掛けはしましたが、

電話応対などのロールプレイでも、
遊び心満載でシナリオにアドリブを加えたり、
例文を見ずにチャレンジされたり、
初々しい感性で素直に学び取る姿勢はすばらしいです。

年明けにフォローアップ研修が予定されているので、
彼らの成長ぶりにお会いできるのが楽しみです。

Points of You®を日常で使う

私は写真カードを使った「Points of You®」の
Expertの資格を持っています。
ワークショップや企業研修で使うことが多いですが、
今日はカフェでのおしゃべりで使ってみました。

満開の桜や緑が見えるカフェのテラス席で
久しぶりに会えたPoints of You®仲間と一緒に
カードを広げて、思いつくまま話したり、
いちごのスイーツといちごのカードを並べて
おしゃれに写真を撮ってみたり、
ゆっくりと午後の時間を過ごしました。

今日並べたカードは「Flow」。
この「Flow」と「Faces」を使ったワークショップを
GWの後半に開催します。
対象は、Points of You®のL1修了者になりますが、
GWの後半、
「L2 Creative Practice Workshop」で
新しいカード(Faces、Flow)を使って
楽しく語り合い、自分を見つめませんか?

5月4日(祝・水)5日(祝・木) 7日(土) 8日(日)
13:00-17:00(4時間x4日間)

コーチでPCCをお持ちの方は、
ICFの更新に必要な「18 CCEUs」もとれますよ。

詳細&お申込みは「こちら」をご覧ください。

耳が痛いことをまっすぐ伝える

経営者の方に耳が痛いことを伝えるのは
コーチやコンサルタントを何年していても
勇気がいります。

今日も、しばらくご支援してきた企業さまでの
人材育成コンサルティングの最終回で、
次がないからこそ、
そして、さらによくなる可能性が大きいからこそ、
愛情をこめて、惜しみなくすべて率直に伝えようと
心に決めて臨みました。

一言一言、相手の反応を確認しながら、
その都度ご意見や感想もたっぷりお聴きしながら、
真摯にまっすぐに伝えました。

すると、同席されていた担当者から、
経営者の方が知らなかった思いがけない情報を
話していただくことができたので、
お役目は果たせたかなと感じています。

持っているエネルギーを全部放出して、
甘いものを補給しながら、
私自身のふりかえりを行いました。
自己満足に終わらないよう、
丁寧なふりかえりも大事にしています。

コミュニケーション研修で社内コミュニケーションの様子が見える

企業研修の中のグループディスカッションでは、
発言内容だけでなく、話し合っている様子にも、
その企業さまの社風や大事にされている考え方が
あらわれます。

先月に引き続き、長いお付き合いの企業さまで
営業アシスタント研修の2回め
「タイプが違う相手との
 スムーズなコミュニケーションのコツ」を
開催しました。

若手営業アシスタントのみなさまに
ご自分のコミュニケーションの特長や癖を
探っていただいた後、
お仕事で関わる方とのコミュニケーションについて
日ごろ工夫していることを共有し、
課題に感じていることを話し合いました。

そのグループ討議の際、
今までの研修ではあまり自発的に発言されない方でも
グループの中で最年長のお立場になると、
自然な雰囲気で後輩に話を振って意見を引き出して、
発表のときも「○○さん、さっきの、話して」と
発言を促して励ましている様子を見て、
人を大事に育てようとされているこの企業さまの
社風を感じて、心が温かくなりました。

明日からすぐに実践できるヒントを見つけて
いただけたと思います。

経営者のみなさまとSDGsを遊んで語る

中小企業家同友会さまの
「小学生でも判る?SDGs勉強会」で
SDGsセミナーを開催しました。

SDGsに初めて触れる方もいらっしゃいましたが、
さすが経営者のみなさま、

17の目標に親しんでいただくためのゲームは
童心という以上のレベルで本気でどっぷり楽しまれ、
その後のグループ討論では、
自社で何ができるか、明日からのアクションについて
真摯な意見やアイデアが飛び交いました。

2015年にスタートしたSDGsは、
もう初歩的なセミナーをする機会は少ないかと
思っていましたが、
まだまだ需要があるのかもしれません。

今ではSDGsのゲームは30種類以上あるそうですが、
誰もが楽しく学び、深く考えることができるように
進行することは得意なので、
機会があればまた開催したいです。

コンサルティングの帰りにアート鑑賞

京都の企業さまで人材育成コンサルティング。

回を重ねて、
今後の人材戦略の方向性が見えてきたので、
次回さらに深めていきます。
人材育成の世界は唯一の正解がないだけに
神経がはりつめますが、
奥の深さと果てしなく広がる未来にわくわくします。

帰りに少し寄り道をして、
ジェイアール京都伊勢丹の美術館えきKYOTOに
「安野光雅追悼展 安野先生のふしぎな学校」を
観ました。

絵本の挿絵でなじみのある安野光雅さんの絵が
小学校の科目にブースが分かれていて、
授業参観に行ったような感覚を味わえます。

絵本や教科書の一節も一緒に展示されていて、
1枚1枚読みながら鑑賞するうちに、
どんどん時間が過ぎていき、
とても豊かな午後のひとときになりました。

ポストカードセットを2種類購入したので、
帰宅後も眺めて余韻を味わいます。

歴史の授業が楽しくなりそうな本:「もし幕末に広報がいたら」

歴史上のできごとのプレスリリースを書く、

○○のプレスリリースをつくろう
○○の新聞記事を書こう

学校の授業でこんなふうに教えられていたら
もっと興味をもって学べたかもしれません。

時代背景や関係者を一生懸命調べていくうちに
いつのまにか覚えられそうです。

先生方、授業で試してみませんか?

「もし幕末に広報がいたら」 鈴木正義 日経BP社

歴史は苦手な私ですが、この本は楽しく読めて
ページをめくる手が止まらなくなりました。

書籍では、広報と一口に言っても、
たくさんのパターンがあることが紹介され、

・忠臣蔵の討ち入りについて吉良家から発信
・本能寺が火災発生のお詫び
・紀貫之が「土佐日記」で女性になりすましたことを
 「古今和歌集編集部」が調査報告
・行基をインフルエンサーと位置づけて
 クラウドファンディングを募集
など、
今の時代に合わせて設定がアレンジされていて
歴史上の出来事と思えないくらい楽しく読めます。

・墾田永年私財法は
 「耕せば永久に土地はあなたのものに」
・参勤交代を「幕府とのコミュニケーション活性化」
・鎌倉幕府の御恩と奉公は「エンゲージメント型政府」
など、
イマドキの経営用語が駆使されたコピーにも
思わず笑ってしまいます。

・危機対応の5大原則:
  謝罪、事実関係、原因・経緯、影響、
  対応・再発防止

・明快なビジョンを示せば撤退もポジティブに

・書いてほしい見出しから考える

・FAQのQは「そうあってほしくないこと」を想定する

などなど、
プレスリリースの大事なポイントもわかりやすく
まとめられています。
が、
次の事件は何?どんな切り口?と気持ちがはやって、
最初に読むときには、頭に入りません(笑)

1度めはエンターテイメントとして楽しく読んで、
内容は2度3度と読まれることをおすすめします。

私自身は、発信の方法を学ぶより、
こんなにおもしろいアイデアでひきつけつつ、
同時に大事なことをきちんと説明できる、
この筆力を学びたいです。