ひとのわにっきBlog

創業者から経営者へ

私が創業支援をしていて何よりうれしいのは、
実際に開業されたお店に
1人の顧客として訪問することです。

今年も、堺商工会議所創業ゼミで
ビジネスプラン発表会の入賞者への賞品を探しに
・・・というのを口実に、
卒業生に会いに行きました。

活き活きとお仕事する姿を見て、近況を聴いて、
自分用にも購入します。
今年は、トト洋菓子店のおいしいケーキと、
トラとウサギの茶飯事の玄米を購入しました。

経営は決して毎日が順調なわけではありませんが、
厳しい時期を乗り越えて事業を継続するみなさまは、
私のほうが師と仰ぎたくなる、尊敬すべき経営者です。
彼らの人生をゆっくり語ってもらえる場を
どこかでつくりたいなぁと私の夢がふくらみます。

創業者の変化と成長を見る

夢を語る人たちは、
4週間で驚くほどの変化と成長をとげます。

堺商工会議所創業ゼミの最終日、
4週連続で仲間と濃密に話し合い、考え抜いた
ビジネスアイデアを、
29組30名に発表していただきました。

「やりたいことが見えてきました。」
「お客さま像が具体的になりました。」
「事業内容を絞りこむことができました。」と
初日から大きく変わったり、ぐっと具体化したり、
これからの夢や目標を活き活きと語る姿に、
講師の立場を忘れて感動に浸りたくなります。

全員に第1位を差し上げたいところですが、
上位3名に、先輩創業者のお店の商品をお渡しして、
バトンをつなぎました。

毎年、私が講座だけに集中できるよう、
企画、準備、当日運営、アフターサポートまで
走り回ってみなさまを支えてくださっている、
堺商工会議所のみなさまに、心から感謝します。

対話で接点が生まれる

2時間の対話で、
別々の事業を始めるほぼ初対面のメンバーが
接点や共通点が見つかりました。

堺市の「女性起業家メンターミーティング」で、
同じ時期に同じ地域で事業を考える女性どうしが
メンターのお話を聴きながら、
真剣に&楽しく対話を深めました。

価格設定や商品の特長などについて語るうちに、
今にもコラボレーションが生まれそうになるほど
アイデアが広がっていきます。

これが対話の力なのでしょう。

少人数グループでのミーティングはあと2回、
どこまで具体化できるか、サポートします。

当たり前のありがたさ

毎月お詣りしている住吉大社の初辰まいりで、
当たり前と思っていることは決して当たり前ではない
と気づかされました。

初辰まいりは毎月最初の辰の日に
種貸社、‎楠珺社、‎浅澤社、大歳社の
4つのお社にお詣りして、
奉納している幟にご挨拶して、
招福猫を授かって帰るのが
当たり前と思っていました。



今日もそのつもりでお詣りすると、
いつもの場所ではためいているはずの
ひとのわの幟が・・・ないのです。

先週4日の台風の被害にあったらしく、
お社のご神体は移されたと貼紙があったので、
ひとのわの幟もそこに行けば会えるかと思って
社務所に聞きに行くと、
「そこまで手が回っていません。」
復活の予定もわからないそうです。

あるのが当たり前と思っていることは、
決して当たり前のことではないのですね。
むしろ、毎月会えることがありがたいことなのかと
気づかされました。

ないとわかったときには悲しくて涙も出ましたが、
幟が飛ばされてしまったように、
ひとのわは吹けば飛ぶような小さな個人事業ですが、
どうせ飛ぶのなら、空高く飛躍できたらいいなぁと
気持ちを切り替えて帰路につきました。

お茶とお菓子でコミュニケーションを語る

女性社員のみなさまが、
職場の方々と上手にコミュニケーションをとって、
働きやすい職場をつくることができますように。

そんな願いを込めて、
堺商工会議所で、女性社員さま向けに
「自分を知ってスキルアップ!
 コミュニケーション力向上セミナー」を
開催しました。

世代や役職、ライフスタイルなどが異なる人たちを
何が言いたいのか、何を考えているのかわからないと
コミュニケーションをあきらめてしまう前に、
自分のコミュニケーションの特徴や癖を知り、
違うタイプの方との関わり方を学ぶことによって、
気持ちよく働ける関係が生まれやすくなります。

参加された34名を特徴別にグループに分けて、
同じタイプの人、異なるタイプの人と話してみて、
職場で活用できるヒントを探ります。

後半は、お菓子とコーヒーをご用意いただいて、
ざっくばらんに女子会モードで意見交換しました。

終了して30分以上たってから外に出ると、
なんと、初対面だった方々がすっかり意気投合して、
立ち話を続けていたグループもありました。

堺では、昨年の
女性社員向けのライフ・ワークプランセミナーや、
今年度は、
「今日から始める!
 中小企業のための 女性活躍"実感"セミナー」

など、女性が働きやすくなるように応援する機会を
いただいています。

参加されたみなさまが職場で実践され、
ますます堺の会社の職場がよくなりますように。

組織の毒を出して関係が近づく

組織やチームの中には
ときに「毒素」がうずまくことがあります。
つい、見ないふりをしたくなりますが、
組織全体のシステムコーチング
(ORSC:Organization & Relationship
Systems Coaching)をさせていただくとき、
組織の自己肯定感を高めて、
居心地のよい職場をつくるために
あえて、この毒素を扱うことがあります。

看護・介護事業者の管理職のみなさまと
身体を動かして空間を使って毒素を探索すると、
今の組織の姿やお互いの関係性が
手に取るように浮き彫りになりました。

同時に、毒素を解消する解毒剤のアイデアも、
ジェスチャーを使ってクリエイティブに生まれます。
楽しいテーマを扱っているわけではないのに、
笑いが生まれ、メンバーの距離が近くなります。

1人1人の行動宣言もお聴きすることができたので、
次回、どんなお話が聴けるのか楽しみです。

創業ゼミで先輩と後輩の輪をつなぐ

これから創業する方々には、
身近な先輩のことばが何よりの学びになります。

堺商工会議所創業ゼミ2日めは、
2年前に姉妹で創業ゼミに参加され、
その12月に「寺地町酒場」を開店されたお2人に
先輩創業者の体験談を語っていただきました。

 寺地町酒場
  堺市堺区寺地町東1-1-3 Tel:072-233-2343
  営業時間:15:00-22:00 火曜・第1月曜定休

創業前の事業計画と現在のギャップ、
予想外のハプニング、お客さまへの対応、
創業ゼミの仲間とのつながりなどのお話を聴き、
午後からの事業コンセプトの演習にも身が入ります。

今年も先輩と後輩の「ひとのわ」がつながって、
安心して事業に一歩を踏み出せますように。

チラシが目にとまるとき

会社やお店の経営者さんからのご相談に、
「チラシは1-2回入れたくらいでは
 なかなか気づいてもらえないものですよ。」と
お話ししています。

表現や構成を考えてお金をかけて作成する側は
反応を期待したくなりますが、
経営者のみなさまも、ご自宅に投函されるチラシは
1枚1枚確認せずに捨ててしまいませんか?
力作でも、目にも留まっていないことが大半です。

そんなことを、実家に帰ったときに体験しました。

堺の実家で、
堺商工会議所の相談窓口の
チラシが入っていたと、
母が教えてくれました。

これまでにも何度も
入っているはずなのに、
認識したのは初めてのようです。

奇抜なことをしなくても、
同じトーンの文言や色合い、イラスト、ロゴなどを
繰り返し見てもらうことで、
「前にも見たことがあるなぁ」と目に留まり、
なじみの感覚を持ってもらうことができます。

思わぬ実体験ができたので、
安心して、自信をもって伝え続けようと思います。

1時間で事業イメージを描く

今年の堺市の「女性起業家メンターミーティング」が
始まりました。
初回は、たった1時間で事業計画の全体像をつかんで、
事業のイメージを1枚の絵に描きます。

そんなことができるの?と毎年思いますが、
時間が短ければ短いなりに、
粗削りでも描きあげるみなさまのエネルギーに
コーティネータ側の気持ちも引き締まります。

今年も、自分やご家族の身近な問題や経験から生まれた
バラエティ豊かなアイデアを聴かせていただきました。
次回からは、少人数のグループに分かれて、
より具体的にプランを練っていきます。

堺創業ゼミ初日でぐっと成長する

堺商工会議所創業ゼミの初日の幕が開きました。

今年の参加者のみなさまは、
医療従事者や福祉系の方が多いのが特徴です。
時代を反映した最先端の技術の方もいらっしゃって、
18歳から70代半ばまで年齢層も幅広く、
学びの場を創る私も毎年新たな準備が必要になります。

午後の後半は多様なメンバーどうしでアイデアを磨き、
考えたことがない質問や意見が飛び交って、
対話を重ねるにつれて、笑顔や笑い声があふれます。

夕方、現時点でのアイデアを語っていただくと、
午前中の自己紹介で話した内容からぐっと深まって、
たった数時間で大きな変化が生まれています。

4週連続講座は、長丁場なようで、
始まってしまうと、案外あっという間に終わります。
最終日には、みなさまが自信を持って羽ばたけるよう、
私も毎週、新しいアイデアを練って臨みます。