ひとのわにっきBlog

カテゴリー:経営・マネジメント

友人と起業するときに考えること

友達と2人で起業したいという相談を受けるとき、
私はとても慎重にお話を聴きます。

うまくいっている人たちもいらっしゃいますが、
残念ながら、ビジネスだけでなく友人関係も壊れて
疲弊してしまう方々をたくさん見てきたからです。

やりたい事業内容が同じでも、
どんなに気が合うお友達どうしでも、
仕事の進め方や性格、考え方の違いはあります。
うまくいっているときは、
その違いは補完しあう形で上手に役割分担できたり、
発想が広がったり、
大きなプラスに作用することもあります。

ところが、なにか1つボタンか掛け違うと
親しさが邪魔をして言いたいことを言えなくて
対応が手遅れになってしまったり、
親しいからこそ感情的になり、
言わなくてもいいことまで言ってしまって
亀裂が入ってしまうことも少なくありません。

そのリスクを知ったうえで、
一緒にやりたいという思いが強ければ、
気持ちが一致しているスタート時点で、
2人の意見が分かれたときにはどう解決するのか、
何を優先して、何をやらないのか、
あらかじめ、判断基準を決めておいてくださいと
お願いします。

その解決策や正解は1つではありません。

・どんなにチャンスと思っても、片方が反対する場合は
 一切やらないと決めた人たち

・担当領域を分けて、責任者が決定すると決めた人たち

・外部の専門家の意見をきくと決めた人たち

何を決めるか、ではなく、
その結論にどれだけ納得感を持つことができるか。

難しいからこそ、
身内のような感覚になりやすいからこそ、
しつこいくらいに話し合って、
わかりきったことも言葉にしてほしいのです。

やりたい事業があって創業するので、
1日でも早く事業を始めたくなりますが、
2人の理念や方針、コンセプトを共有することは
強固な事業基盤をつくるための
最優先の経営会議だと思います。

2人で話すのが難しければ、
経営相談でも、コーチングでも
お役に立てると思いますので、お声がけください。

2020年もよろしくお願いいたします。

はつ春のおよろこびを申し上げます。

この1年を思い描いて浮かんできたことばは
「深く届ける」「アップグレード」

  アップデートのほうが正確な用語でしょうが、、
  アップグレードの響きがわくわくしたので。。。

長いおつきあいのお客さまには、
これまで以上に本質や核心を深く見つめ、
めざすところへスムーズに成長・浮上されるよう、
力を尽くしてサポートいたします。

新しくご縁をいただくクライアントさまには、
ご自身や事業の新たな可能性を感じていただけるよう、
丁寧にふんわり包み、どっぷり関わります。

私自身も、
気の向くままに会いたい人に会い、
1回1回の対話の機会を大切に、
広く深くぜいたくに学んで精進いたします。

本年もどうぞよろしくお願いいたします。

2019年もお世話になりました。

令和元年、2019年も大変お世話になりました。

今年は、長年経験を積んできた分野で、
新しい動きや可能性を感じる年でした。

・経営者2時間コーチング

  お忙しい経営者さんや役員さんには、
  あえてご自身や経営のことを考える時間をとり、
  お仕事で気がかりなことや今後の展望を語り、
  必然的にご自身の時間の使い方や
  社外の学びや挑戦したいこと、趣味やご家族、と
  トータルで話すことの有効性を実感しました。

  頻繁にお時間を確保しにくい方や、
  多方面でご活躍され、いろいろ話したい方に
  来年もおすすめしていこうと思います。

・社員さんとの1on1面談

  社員さんとの面談は経営者や上司がするほうが
  いいと思いこんでいましたが、
  ご依頼いただいてコーチとして面談してみると、
  組織の複数の面が見えてきて、
  組織づくり、チームづくりに役に立ち、
  会社全体のサポートに効果的だと実感しました。

・定期研修

  従来から、単発研修で終わるのはもったいない、
  学びや気づきを現場で活用してこそ研修、と
  研修後に職場で行動変容できるよう、
  工夫してきましたが、
  回数を限定せず、定期的に企業さまを訪問し、
  その時々で課題となる生のテーマを扱うことを
  トライアルで始めました。

  社員さんから、気になることをすぐに話題にでき、
  すぐに実行できるという声をいただいています。

企業さまに提案するときには、
特定のテーマや課題解決のほうがわかりやすく、
「撮って出し」の意義や効果を説明しにくいのですが、
今起きていることに寄り添うことができるので、
うまく提案できればいいなぁと考えています。

2019年もたくさんお仕事をさせていただき、
ひとのわと福住昌子に関わって下さって、
どうもありがとうございました。
新しい年も、お仕事をご依頼くださるみなさまに
最大限にお役に立てるように努めますので、
どうぞよろしくお願いいたします。

謝罪できる力

日経ビジネスNo.2021号の特集「謝罪の流儀」に
謝罪の分類が掲載されていて、
訪問先の経営者さまと話題にしました。

不祥事などが起こったときに、
問題への「関与」を認め、
問題が不適切であったと「不当性」を認め、
自分の「責任」を認めて、
初めて「謝罪」に分類されるそうです。

謝罪会見には至らなくても、
ミスやトラブルをお取引先や社員さんに謝る機会は
どんな人にもあります。
丁寧にお詫びしたつもりが、
弁解や言い訳に受け取られて逆効果になった経験も
きっとあることでしょう。

記事では、最近の不寛容な社会では、
・問題の経緯を説明する
・悔恨・反省を示す
・被害者へのいたわり
・改善を誓う
などの深い謝罪が求められるといいます。

記者会見にも独特の大変さがあるでしょうが、
日常の商談や職場のやりとりでは
事前に原稿を準備できない分、
態度やしぐさ、話し方、言葉の選び方など1つ1つに
その場での即興の判断が求められます。

弱点や失敗を指摘されると、
なかなか冷静ではいることは難しいですが、
自分の弱さを認めることができる素直さと
相手の表情やその場の雰囲気などの状況を観察でき、
すぐに落ち着きを取り戻すことができる胆力を
身につけたいものですね。

創業ゼミ卒業生紹介:ベルギー菓子店「Pralientju」(プラリンチュ)

2015年の堺商工会議所創業ゼミ卒業生の
和泉市はつが野にあるベルギー菓子店
「Pralientju」(プラリンチュ)が
南海電鉄の情報誌「Natts」に掲載されました。

 Pralientju(プラリンチュ)
  和泉市​はつが野1丁目44-4 TEL:0725-92-8910
  10:00-19:00 月・火定休
  https://pralientje.wixsite.com/pralientje

オーナーパティシエはベルギーで修行され、
本格的でおしゃれなベルギー菓子が楽しめる名店で、
地元にもファンが増えています。

チョコレートのおいしい季節、
生菓子も焼き菓子もとってもおいしいので、
ご自宅用にもギフトにもおすすめです。

広報は営業

尊敬する堺の経営者、
夢見る株式会社代表取締役重見彰則さんのお話を
聴きました。

2012年に堺の1拠点から事業を始められた重見社長は、
社員はアルバイトも含めて80名を超え、
今や大阪市内や東京にもオフィスを構え、
フランチャイズ展開するロボットプログラミング教室は
国内で100教室を超え、海外にも数拠点を持ち、
小学生チームを国際大会にも送り出されています。

この快進撃は、決して時流にのってラッキーなのではなく、
「広報は営業」とおっしゃる重見社長は、
1つ1つの取材に丁寧に対応し、
その後も記者の方にアップデート情報をこまめに連絡され、
アイデアと継続力で積み上げてこられた努力の賜物です。

私が重見社長と知り合ったのは、
2012年の堺商工会議所創業ゼミですが、
参加された時点で既にビジネスプランは完成していて、
ご支援したというより、私のほうがお世話になっています。

創業ゼミ卒業生が大きく飛び立ち、
手の届かない存在になったなぁと見上げることが
私の夢の1つの形でもあるので、
夢見る株式会社さまには、
私の夢も叶えていただいているのです。

広報は営業、というお話は、
営業が苦手な私には耳が痛い部分もありますが、
つい、忙しくなると連絡や気配りが疎かになり、
久しぶりに連絡するのをためらうことも多いので、
マメに連絡をとることから始めます。

創業スクール卒業生紹介:Karite

2017年1-2月池田商工会議所創業スクール卒業生の
天畠あゆ美さんが開業された「Karite」を
訪問しました。

 Karite(カリテ)
  池田市城南3-6-1-102
  10:00-16:00 水曜定休・土日祝不定休
  https://karite.shop/

絵本や児童書、雑貨のお店で、
ゆっくりと本を選ぶことができるスペースです。
奥のお部屋では音楽教室などの講座も開催され、
ご主人が個別指導塾も開かれています。

季節柄、クリスマスや冬の絵本が目立つところに並び、
棚の本も関連する本が数冊並んでいるので、
1冊手にとると、隣の本、その隣の本も気になります。

その様子を見て、「それ、いいですよね~」と
ご主人がうれしそうに話しかけてくださって、
ぴったりの1冊を選ぶプロセスを楽しめるお店です。


私は、表紙の色合いとかわいいイラストにひかれて、
「よるくま」を選びました。
お話を読みながら、いい夢を見られそうです。

創業スクールのフォローアップで勇姿を見送る

池田商工会議所創業スクールのフォローアップとして、
開業に向けて具体的に動き出している方々の
個別面談を行いました。

講座で基本的な知識を学び、
やりたい事業をかなり具体的に掘り下げても、
実際に動いてみて初めて生まれる疑問もあるので、
講座終了後のフォローアップの機会をいただけるのは、
創業者にも支援側にとっても、本当に貴重な機会です。

9月末の最終回から2ヶ月半ぶりにお会いした方々は
 関連記事:「池田商工会議所創業スクールで縁をつなぐ」(2019.09.21)

不安を口にしながらも、その姿は自信と希望にあふれ、
これからの事業の夢もますます大きく膨らみ、
6月の初回のころとは別人?と目をみはるくらいに
変化をとげていらっしゃいます。

行動することで、ここまで人は変わるのですね。

細々とした疑問を解消し、
気心しれた講師に思い切ってさらに大きな夢を語り、
笑顔で帰って行かれる様子は、
外のクリスマスのイルミネーションよりも
キラキラとしたまばゆい光を放っています。

商工会議所や講師、仲間たちの応援を味方に、
さらに大きくはばたかれますように。

近い将来、
気軽に声をかけられないほど活躍されている姿を
イメージしながら、
いつまでも応援しています。

マーケティング:パソコンが使えない世代って?

パソコンが使えない世代、というと、
何歳ぐらいの方をイメージされますか?

長年、高齢者を対象として使われてきた表現ですが、
大きく様変わりしているのに気づいていますか?

70代後半くらいの元ビジネスマンの方は、
現役時代にパソコンを使いこなされ、
今もご自宅で使われる方も多いのではないでしょうか。

それでも、人の思い込みはなかなか消えないもので、
高齢者向けの商品やサービスの販売促進の議論では、
高齢者はネットやパソコンが使えないから
ホームページでの案内やネットショップは避けようと
いう意見がまだまだ聞かれます。

みなさまの会社では、大丈夫でしょうか?

一方、今の学生さんは、
パソコンを使ったことがない方が増えています。
小中学生で初めて持った端末がスマホで、
親御さんもスマホを使われていて、
キーボードを触ったことがない方が多いのです。

就活のエントリーや一部の学部の卒論も
スマホやタブレットで事足りることが多くなり、
新入社員研修でパソコン操作を1から教えてほしいと
いうご相談もいただくようになりました。

創業支援や経営相談の現場では、
融資の申込書や事業計画書の書式はパソコンでしか
操作できないものが大半です。
なので、飲食店やアパレル店、美容院などの方が
お店の端末は使えても、パソコンを使えなくて
苦労される姿を数多く見てきました。

近い将来、会社の書類や行政の書式も、
スマホやタブレットに対応せざるを得ないでしょう。

私自身は、研修資料の作成もブログ作成も
まだまだパソコンが手放せそうにありませんが、
どんどん少数派になっていくのでしょうね。

やると決める

目をみはるスピードで大きなプロジェクトを成し遂げ、
停滞していた業績を回復させ、
社内の体制も働きやすく整え、
外からは順風満帆にしか見えない経営者さんのお話を
聴いていると、

彼の周りだけ時間が数倍速で流れているような、
異なる時空間に迷い込んだような錯覚を覚えます。

実際には人一倍考え、学び、苦労もされていますが、
圧倒的なスピードで行動されるので、
最近の出来事さえ、過去の物語のように聞こえます。

その感覚を伝えてみると、
「とりあえずやってみる」からかなぁとおっしゃいます。

本を読んでいいなぁと思ったこと、
誰かにアドバイスされたことなどは、
そうかなぁ?と思っても、一度やってみるそうです。

自分が知らないこと、思いつかないことは
当然、自分の頭からは出てこないので、
「やると決めた」のだそうです。

決めたことをやる、当たり前のようですが、
なかなかできることではありません。
だからこそ、他社が追いつけない成果を上げることが
できるのでしょうね。