ひとのわにっきBlog

カテゴリー:経営・マネジメント

コーチング:「背中を押してもらいに来ました!」

4年半ぶりにご連絡いただいて
クライアントさんが大阪まで来てくださって
対面コーチングができました

「背中を押してもらいに来ました!」

第一声でこんなことを言っていただくと
コーチの私の気持ちも一層引き締まります。

コワーキングスペースをコロナ期に解約したので
ホテルのラウンジでコーチングしていると
私自身もコーチになりたてのころのような
初心に戻ったような感覚になりますが

クライアントさんが鞄から取り出したのは
何年も前に彼のお話を整理しながら書いた
落書きのようなメモ。
「時々見返しているんですよ」

うれしくてじーんとしてしまいます

クライアントさんのお話をうかがうにつれて
ますます大きく飛躍されているイメージが
私たちの間に未来のスクリーンがあるかのように、
映画のように、くっきりと浮かびあがります。

「これはもうチャレンジなんかじゃなくて
 未来の事実なんだよ」
と未来からのメッセージのように。

「勇気出ました」と
自信に満ちた笑顔でラウンジを出るときの
クライアントさんは
1時間前より大きな大きなヒーローに見えました。

21年前、経営者や管理職の方々の
人についてのお悩みを軽くして
本業にどっぷり注力してほしいと願って
コーチへの道に舵を切り、
今、その通りに大勢コーチングできているのも
私の毎日の喜びにつながっていますが、

最近、懐かしいクライアントさんたちと
再会する機会が続いて、
大きく成長されているのをまのあたりにして、

ここからの私の人生で、
大きな羽根を背負ってセンターに立つ
宝塚のトップスターさんのように
クライアントさんが夢と希望を背負って
センターを歩んでいく姿が見たい!
という私の次の夢が浮かんできました

「クライアントさんたちの才能を世に解き放ち
 トップスターを育てる」

まずは私のビジョンを強化するために
私が大好きな宝塚歌劇を観劇に行くたびに、
今まで以上に意味を感じながら
スターさんの晴れやかな姿を焼き付けて
そこに至る道に思いを馳せましょう。

コーチングの書籍に紹介される

長いおつきあいのあべき光司さんの新著
「コーチングがイチからわかる本」が届きました。
ゴールドの表紙が輝いています。

あべきさんは税理士さんとしてだけでなく
多くの事業も経営されて大活躍されている
尊敬する経営者さんです。

そんなあべきさんが、
第1章のコラム「私とコーチングとの出会い」に
私を登場させてくださっています。

あべきさんが私のコーチングを受けられたのは
私が独立した翌年2004年から約5年間、
まだ駆け出しのコーチだったころ、
あべきさんも会社員だったころのことです。

20年近く前の懐かしいエピソードが書かれていて
当時の感覚がありありとよみがえって
涙があふれてきて続きが読めません。

あべきさんがすごい方だということは
今や周知の事実だと思いますが、
こんなふうに書いてくださったお返し?に
当時からあべきさんが只者じゃなかったことを
コーチの守秘義務に反しない範囲で
エピソードを紹介してみます。

コラムにも書かれている「5年後の自分」は
それ以降のコーチングでも、ことあるごとに
「5年後の彼ならどう判断すると思いますか?」
「5年後の僕なら何と言いますか?」などと
何度も問いかけていました。

私が驚いたあべきさんのセリフは
「彼、どんどん成長してるんですよ。
 彼はもうそんな次元にはいませんね」

5年後の自分はすごい勢いで成長しているので
このままでは彼の背中が見えなくなると言って
今の自分の目標を次々と上書きして
めざましい勢いで行動して叶えていかれました。

一度将来像を描くと、
「追いつくように」とがんばる人は大勢います。
が、「彼も成長し続けている」という発想は
それまであまり聞いたことがなくて、

どこまで大きな人なんだろう、と
あべきさんの世界が果てしなく広がる予感に
心が震えたことを今でもはっきりと覚えています。

他にもステキなエピソードは多々ありますが
そこはコーチとクライアントの秘密ですね(笑)

あべきさんにとっても
「コーチングとの出会い」と書かれていますが
私にとっても、コーチとしての筋力や胆力を
鍛えていただいた恩人です。

そして、当時の駆け出しコーチの私の夢は
「クライアントさんが
 いつのまにか手の届かない雲の上の世界で
 大きな事業を成し遂げたり取材されたりして
 それをコーヒー片手にのんびり見上げて
 にこにこ笑っている私」
というイメージでした(今も同じですが)

あべきさん、
出版&ベストセラー、おめでとうございます!
そして
私の夢を叶えてくださってありがとうございます。

創業ゼミ卒業生活動紹介:メイドインさかいフェア

メイドインさかいフェアに行ってきました。
暑いくらいの快晴で
家族連れも大勢でにぎわっています。

堺商工会議所創業ゼミ卒業生では

・コアラ薬局白鷺店 友尾由美子さん

以前購入したはちみつの石けんが
しっとりして使い心地がよかったので
今回も別のおすすめを教えていただいて
ローズヒップオイルが配合されている
洗顔石けん「うすべに」を購入しました。
色も好みです。

・ハートビートビーンズ 福本泰紘さん

試飲販売ができるようになったので
福本さん自ら淹れてくださるコーヒーを
おいしく味わいました。
おいしい「ブラジルから千利休」の豆を
ドリップ用に挽いていただいて
お気に入りの珈琲琥珀糖も購入しました。

他にも、まもなく廃業される
手づくり工房堺あるへい堂さんは
初日オープン10分後に売り切れたらしく
おいしいあめは買えませんでしたが
岡田明寛さんと写真を撮っていただけました
またどこかでお目にかかりたいです。

大好きなアトリエコンフィチュールさんでも
・紀州の南高うめ
・和泉の温州みかんマーマレード
を購入しました。

ぜいたくな休日を楽しみました。

「不満型転職」から「不安型転職へ」

ここ数年、
・新入社員研修
・新入社員フォローアップ研修
・若手社員育成研修
・若手社員の1on1コーチング などを
担当しているいくつかの企業さまで、

いずれも
「上司や先輩に叱られたことがない」
「仕事が終わらなくても
 あとはやっておくから帰っていい」
「焦らずゆっくり覚えたらいい」
という声が聞かれるようになりました。

同時に、幹部や管理職へのコーチングでは
今の時代は強く指導してはいけないが、
成長してもらいたい、
仕事の喜びを感じてほしい、などと
苦悩する声も多いです。

何が起きているのか気になっていたところ、
「ゆるい職場」という本を見つけました。

 ゆるい職場 古屋星斗 著 中公新書ラクレ

2021入社の年末の調査で、ほぼ全員が
「余力がある」「職場がゆるい」「肩透かし」
「叱られたことがない」などと答えているそうです。

「不満型転職」から「不安型転職へ」

意識も高く、会社の居心地もよいと感じているのに
転職率は高まっていて
それは、職場に対する不満ではなく、
「別の会社や部署で通用しなくなる」
「このまま仕事をしていても成長できない」
などの「不安」が高まっているそうです。

言われてみれば
若手社員との1コーチングでも
配属前の不安や
配属後も成長に対する不安を語る声が目立ちます。

この本の中でも二極化は指摘されていて
成長著しい方への関わり方
行動に踏み出せない方への関わり方を
上司や先輩たちと一緒に考えていきたいと
感じました。

今年もフォローアップ研修や上長のコーチングが
佳境に入っている時期に
出会うべくして出会うことができた本でした。

堺創業ゼミ最終日はお互いを全力で応援しあう

堺商工会議所創業ゼミ最終日は
支援施策の説明や
創業後の成長について扱ったあとは
思いをこめたビジネスプラン発表会です。

4週連続講座で忙しいはずなのに
4週間でこんなにも顔つきが変わるのかと
毎年驚く1日です。

自分の発表も真剣ですが
仲間たちの発表にも前のめりで応援し
全員が終わったあとのみなさまの顔が
全力疾走した後のアスリートのように
脱力しきっていて、愛おしいです。

全員優勝レベルなところをぐっと我慢して
投票で決まった上位入賞者に
先輩創業者のお店で購入した商品を
これからのバトンとしてお渡ししました

・ラトルチュの焼き菓子
・ハートビートビーンズのコーヒー
・BLUE KETTLEのハロウィンのお菓子

打ち上げは商工会議所のお隣の
メゾン・ド・イリゼさんで打ち上げパーティ。
ランチもとてもおいしいお店ですが
貸切のパーティも美しくておいしくて、
メンバーの会話も盛り上がりました。

4週間前に知り合ったばかりの人たちとは
思えないほど意気投合して仲良くなっていて
お互いのビジネスを真剣に応援しあっていて
ステキな仲間だなーと感動してしまいます。

これからもこの調子で夢を形にできるよう
ずっと応援しています。

創業ゼミ卒業生訪問:ラ・トルチュ

創業ゼミ卒業生のお店「ラ・トルチュ」を
訪問しました。

前にも後ろにもお客様が続いていました。
地元に愛されていることがよくわかります。

パティシエ自ら接客してくださって、
「真っ赤な木いちご」を選びました。
甘酸っぱい、さわやかなおいしさです。

一緒に購入したカヌレも
もちもちして満足感たっぷりです。

お世話になっている方々へのギフトに
焼きドーナツやレモンケーキも
たくさん購入できました。

創業ゼミ卒業生訪問:BLUE KETTLE

創業ゼミ卒業生のお店「BLUE KETTLE」を
1年ぶりに訪問しました。

かわいい焼き菓子がたくさん並んでいて
目移りします。

時々高島屋などにも出店されていますが
オリジナルのパフェはお店でしか
食べられません。

私のは写真の右側の「秋のごちそうパフェ」

ジェラート2つとクッキーなどの焼き菓子が
たっぷりつまったぜいたくなパフェで
おいしいごほうびデザートでした。

創業ゼミ3日めは先輩創業者から準備の大切さを学ぶ

堺商工会議所創業ゼミ3日めの
ハイライトは先輩創業者の体験談。

2015年創業ゼミを受講され、
2021年に洋食ひかり亭をオープンされた
山崎光郎さんからお話をうかがいました。

 洋食ひかり亭
  堺市東区丈六183-2
  https://hikaritei.shopinfo.jp/

行動の大切さを語る経営者は多いですが
山崎さんはその中でも
「準備の量」で差がつく
成功するかどうかはオープン時で決まると
おっしゃって、
創業までに準備、研究されたこと、
味の質を保つための工夫などを
たくさん語ってくださいました。

今年の参加者のみなさまも興味津々で、
質問タイムには次々と手が上がって
先輩に食いつくような勢いで学ばれました。

午後はマーケティングについて
グループで価値や価格のワークに取り組んで
自分のプランに当てはめて考えて
いよいよ来週は最終回の発表会です。

ハードなプログラムなのに
元気いっぱいのみなさまは
来週も自主的に打ち上げが計画されていますが
今日もプレ打ち上げに行かれていました。

私はその後にも予定を入れていたので
ハーゲンダッツの華もちを買って帰って
1人おつかれさま会。

復刻キャラメル&華もち
復刻チョコレート&華もち

2つとも大人買い?して
昨夜はチョコレートのほうを味わいました。

マーケティングの講義で
付加価値の説明の例として
ご褒美需要、プチ贅沢を説明した私が
喜んでメーカーの術にはまっています(笑)

創業ゼミ2日めで元気に前進

堺商工会議所創業ゼミ2日めは
午前中は事業コンセプトの前半で
「誰に」喜んでもらいたいのか、

6つのグループで楽しく企画を考えながら
「誰に」が変わると事業がどう変わるのか
実感していただきました。

今年のメンバーは交流も熱心で
準備してきた手づくり名刺を
休憩時間も見せ合って語り合って
仲間の事業を盛り上げています。

午後は金融機関出身の永井先生に
わかりやすく丁寧に
資金計画、収支計画、資金繰り、など
お金の話をたっぷり教えていただきました。

ちょっと現実を見て、大変~と言いながらも
お互いに励まし合って、意見を出し合って
どんどんビジネスアイデアが育っています。

最後の方を見送って外に出ると
建物のロビーにも外にも
まだまだ話し続けている人たちもいて
ほほえましい光景が広がっていました。

朝、建物の上に広がる雲が印象的で
季節の移り変わりを感じます。
ランチに入ったお店では
お箸袋に書かれた手書きのメッセージと
イラストに癒されました。

こういう外の環境にも支えられて
4週連続講座が進んでいきます。

あっというまに折り返し。
来週からの後半も全力で駆け抜けます。

ひとのわ21年め

今日からフリーランス21年めに入ります。

例年は、締めくくりの9月30日か
初日の10月1日にケーキを買って
1人でお祝いすることが多いのですが、

今年は9月に出張やセミナーが続いて
移動や自宅での準備で
体力的にも頭の中もいっぱいいっぱいでしたが、

それも、コーチングや研修などを依頼してくださる
クライアントさまや企業さまがあってこそと
改めて感謝の気持ちに浸っています。

私にできる範囲でできる限りのことを
22年めも精一杯がんばりますので
引き続き、どうぞよろしくお願いいたします。

画像は、スプレーバラのストロベリーポロン。
ドライフラワーにして小さくなると
苺のような形になるそうです。
屋号「ひとのわ」で丸い形が大好きで
春生まれでいちごも大好きな私にぴったりかなと
喜んでいます。