ひとのわにっきBlog

カテゴリー:経営・マネジメント

今年の新入社員さんは楽しくチャレンジ

1社めの新入社員研修を終えました。
毎年関わらせていただいている企業さまです。

今年の新入社員さんたちは例年以上に元気です。
冒頭から笑い声をあげて反応してくださって
リラックスした雰囲気で
ビジネスマナーや社会人としての心構えの
演習にまっすぐに取り組んでくださいました。

遊び心も満載で
電話応対のロールプレイでは
テキストを見ないでチャレンジされたり
設定を変えてペアの相手を翻弄したり
楽しみながら学び取ろうとされていました。

敬語の練習でも、テキスト以外にも
「○○は敬語ではどうなるの?」
「バイトでこう言ってたけど正しいのかな」
などと、日常の会話で思いつくことばを
グループで出し合って考えていました。

こういう場面を見せていただくと
みなさんがかわいくて愛おしくてしかたなくて
もっともっと関わりたくなります。

職場でも新人さんを手厚く温かく育てている
会社さまなので
この素直さと前向きさが職場でも活かされて、

職場が新入社員さんも上司や先輩方も
お互いに自分らしく成長しあえるように
ここが自分の居場所だ!と輝けるように
応援しています。

ホットなコンプライアンス研修

ある教育委員会さまで
コンプライアンス研修を実施しました

学校の個人情報漏洩事故が多いのは
4月、7月、3月というデータがあり、
2月末に情報管理の研修を開催するのは
とても大きな意味があると思います

先生方もとても熱心な方ばかりで
チェックリストや架空の事例研究を
自分事として真摯にとらえてくださって

ご自身の駆け出しのころの失敗談を
率直に共有してくださる方もいて

・自校ではこうしている
・わかっていても忙しいと忘れやすい
・こうすればいいのでは?
と積極的な意見が飛び交いました

堅苦しい研修になりやすい内容ですが
こんなにもホットな時間になって
講師冥利につきました

子どもたちのことを最優先に考えて
想像を絶する激務をこなされる先生方が
何かが起こって矢面に立つことがないよう
安心して日々の業務に邁進できるよう
心から応援しています

レガシーは未来をひらく

東京に住む友人が出張に来ると連絡があり、
夕食をご一緒することができました。

ITのプロの友人のお話は
技術がめまぐるしく変化しているからこそ
過去の技術に対応できることが価値を生む
というお話で、感銘を受けました

専門領域は違っても
人と組織を支援している私も
長く見てきたから気づくこともあり、
組織の伝統や文化を守っているからこそ
強い会社も見てきましたので
本質は同じだなぁとうれしくなりました。

そこからお互いに
開業当初からの思いや大事にしていることを
自然にふりかえる流れになり
これからのお仕事の軸にしたいことも
より明確になってきて
豊かで贅沢な時間を過ごせました。

帰宅後、夜遅くのコーチングも
クライアントさんにとって大事なものを見る
充実したセッションになったように感じます

1人1人が自分の人生のセンターに立っている
ことを実感できて
チームや組織がより大きな舞台として広がって
いけるよう
組織まるごとコーチング®
組織と1人1人に光をあてていこうと
思いをまた新たにした日になりました。

2025年ご挨拶

あけましておめでとうございます。

2025年
「クライアントさんたちの才能を世に解き放ち
 人生のセンターを歩くトップスターを育てる」
この思いを胸に
コーチングや企業研修で関わる人や組織を
全力で応援いたします

同時に私自身も
「自分の直感を大事に、自分の0番を歩む」

宝塚歌劇大ファンの私にとって
宝塚用語でイメージすると
自分の理念にぐっとエネルギーがわいてきます

そう思いながらSNSを眺めていたら
なんと私が初めて宝塚を観劇したときの
月組トップスターだった瀬奈じゅんさまが
今年の抱負として
「私の、私だけの道を歩む。自由に軽やかに颯爽と」
と掲げていらっしゃいました

生き方までもかっこいい瀬奈さまに
背中を押していただいた気がして
ますます2025年が楽しみになってきました

本年もひとのわと福住昌子をどうぞよろしく
お願い申し上げます

画像でふりかえる2024年

実際の業務はコーチング三昧な日々でしたが、
コーチングやコンサルティング、企業研修は
守秘義務もあってほとんど書けないので
私の発信は公的機関のお仕事や創業支援が
中心になっています。

大勢の創業者を講座から送り出したり
開業されたお店や出店イベントを訪ねたり
楽しく&おいしく交流できました。

コーチングの資格PCC
(国際コーチング連盟認定
 プロフェッショナルコーチ)の資格は
2006年に取得以来6回めの更新ができました

懐かしいクライアントさんとの再会も続き
数年ぶりのコーチングセッションや
著書に紹介していただいたことも
覚えておきたいうれしい出来事です

企業研修もご継続いただくところが多く、
効果が組織に定着してきているのを感じて
やりがいが増しています。

発信内容も
ひとのわの実際のお仕事に近づけるよう
守秘義務の範囲内で
特定されないような工夫をして
研修で聞こえてきた楽しい発見や
コーチングで感銘を受けたことなども
発信できたらいいなぁと思います。

本年もひとのわとおつきあいいただいて
誠にありがとうございました。
新しい年もどうぞよろしくお願いいたします。

コーチング:「背中を押してもらいに来ました!」

4年半ぶりにご連絡いただいて
クライアントさんが大阪まで来てくださって
対面コーチングができました

「背中を押してもらいに来ました!」

第一声でこんなことを言っていただくと
コーチの私の気持ちも一層引き締まります。

コワーキングスペースをコロナ期に解約したので
ホテルのラウンジでコーチングしていると
私自身もコーチになりたてのころのような
初心に戻ったような感覚になりますが

クライアントさんが鞄から取り出したのは
何年も前に彼のお話を整理しながら書いた
落書きのようなメモ。
「時々見返しているんですよ」

うれしくてじーんとしてしまいます

クライアントさんのお話をうかがうにつれて
ますます大きく飛躍されているイメージが
私たちの間に未来のスクリーンがあるかのように、
映画のように、くっきりと浮かびあがります。

「これはもうチャレンジなんかじゃなくて
 未来の事実なんだよ」
と未来からのメッセージのように。

「勇気出ました」と
自信に満ちた笑顔でラウンジを出るときの
クライアントさんは
1時間前より大きな大きなヒーローに見えました。

21年前、経営者や管理職の方々の
人についてのお悩みを軽くして
本業にどっぷり注力してほしいと願って
コーチへの道に舵を切り、
今、その通りに大勢コーチングできているのも
私の毎日の喜びにつながっていますが、

最近、懐かしいクライアントさんたちと
再会する機会が続いて、
大きく成長されているのをまのあたりにして、

ここからの私の人生で、
大きな羽根を背負ってセンターに立つ
宝塚のトップスターさんのように
クライアントさんが夢と希望を背負って
センターを歩んでいく姿が見たい!
という私の次の夢が浮かんできました

「クライアントさんたちの才能を世に解き放ち
 トップスターを育てる」

まずは私のビジョンを強化するために
私が大好きな宝塚歌劇を観劇に行くたびに、
今まで以上に意味を感じながら
スターさんの晴れやかな姿を焼き付けて
そこに至る道に思いを馳せましょう。

コーチングの書籍に紹介される

長いおつきあいのあべき光司さんの新著
「コーチングがイチからわかる本」が届きました。
ゴールドの表紙が輝いています。

あべきさんは税理士さんとしてだけでなく
多くの事業も経営されて大活躍されている
尊敬する経営者さんです。

そんなあべきさんが、
第1章のコラム「私とコーチングとの出会い」に
私を登場させてくださっています。

あべきさんが私のコーチングを受けられたのは
私が独立した翌年2004年から約5年間、
まだ駆け出しのコーチだったころ、
あべきさんも会社員だったころのことです。

20年近く前の懐かしいエピソードが書かれていて
当時の感覚がありありとよみがえって
涙があふれてきて続きが読めません。

あべきさんがすごい方だということは
今や周知の事実だと思いますが、
こんなふうに書いてくださったお返し?に
当時からあべきさんが只者じゃなかったことを
コーチの守秘義務に反しない範囲で
エピソードを紹介してみます。

コラムにも書かれている「5年後の自分」は
それ以降のコーチングでも、ことあるごとに
「5年後の彼ならどう判断すると思いますか?」
「5年後の僕なら何と言いますか?」などと
何度も問いかけていました。

私が驚いたあべきさんのセリフは
「彼、どんどん成長してるんですよ。
 彼はもうそんな次元にはいませんね」

5年後の自分はすごい勢いで成長しているので
このままでは彼の背中が見えなくなると言って
今の自分の目標を次々と上書きして
めざましい勢いで行動して叶えていかれました。

一度将来像を描くと、
「追いつくように」とがんばる人は大勢います。
が、「彼も成長し続けている」という発想は
それまであまり聞いたことがなくて、

どこまで大きな人なんだろう、と
あべきさんの世界が果てしなく広がる予感に
心が震えたことを今でもはっきりと覚えています。

他にもステキなエピソードは多々ありますが
そこはコーチとクライアントの秘密ですね(笑)

あべきさんにとっても
「コーチングとの出会い」と書かれていますが
私にとっても、コーチとしての筋力や胆力を
鍛えていただいた恩人です。

そして、当時の駆け出しコーチの私の夢は
「クライアントさんが
 いつのまにか手の届かない雲の上の世界で
 大きな事業を成し遂げたり取材されたりして
 それをコーヒー片手にのんびり見上げて
 にこにこ笑っている私」
というイメージでした(今も同じですが)

あべきさん、
出版&ベストセラー、おめでとうございます!
そして
私の夢を叶えてくださってありがとうございます。

創業ゼミ卒業生活動紹介:メイドインさかいフェア

メイドインさかいフェアに行ってきました。
暑いくらいの快晴で
家族連れも大勢でにぎわっています。

堺商工会議所創業ゼミ卒業生では

・コアラ薬局白鷺店 友尾由美子さん

以前購入したはちみつの石けんが
しっとりして使い心地がよかったので
今回も別のおすすめを教えていただいて
ローズヒップオイルが配合されている
洗顔石けん「うすべに」を購入しました。
色も好みです。

・ハートビートビーンズ 福本泰紘さん

試飲販売ができるようになったので
福本さん自ら淹れてくださるコーヒーを
おいしく味わいました。
おいしい「ブラジルから千利休」の豆を
ドリップ用に挽いていただいて
お気に入りの珈琲琥珀糖も購入しました。

他にも、まもなく廃業される
手づくり工房堺あるへい堂さんは
初日オープン10分後に売り切れたらしく
おいしいあめは買えませんでしたが
岡田明寛さんと写真を撮っていただけました
またどこかでお目にかかりたいです。

大好きなアトリエコンフィチュールさんでも
・紀州の南高うめ
・和泉の温州みかんマーマレード
を購入しました。

ぜいたくな休日を楽しみました。

「不満型転職」から「不安型転職へ」

ここ数年、
・新入社員研修
・新入社員フォローアップ研修
・若手社員育成研修
・若手社員の1on1コーチング などを
担当しているいくつかの企業さまで、

いずれも
「上司や先輩に叱られたことがない」
「仕事が終わらなくても
 あとはやっておくから帰っていい」
「焦らずゆっくり覚えたらいい」
という声が聞かれるようになりました。

同時に、幹部や管理職へのコーチングでは
今の時代は強く指導してはいけないが、
成長してもらいたい、
仕事の喜びを感じてほしい、などと
苦悩する声も多いです。

何が起きているのか気になっていたところ、
「ゆるい職場」という本を見つけました。

 ゆるい職場 古屋星斗 著 中公新書ラクレ

2021入社の年末の調査で、ほぼ全員が
「余力がある」「職場がゆるい」「肩透かし」
「叱られたことがない」などと答えているそうです。

「不満型転職」から「不安型転職へ」

意識も高く、会社の居心地もよいと感じているのに
転職率は高まっていて
それは、職場に対する不満ではなく、
「別の会社や部署で通用しなくなる」
「このまま仕事をしていても成長できない」
などの「不安」が高まっているそうです。

言われてみれば
若手社員との1コーチングでも
配属前の不安や
配属後も成長に対する不安を語る声が目立ちます。

この本の中でも二極化は指摘されていて
成長著しい方への関わり方
行動に踏み出せない方への関わり方を
上司や先輩たちと一緒に考えていきたいと
感じました。

今年もフォローアップ研修や上長のコーチングが
佳境に入っている時期に
出会うべくして出会うことができた本でした。

堺創業ゼミ最終日はお互いを全力で応援しあう

堺商工会議所創業ゼミ最終日は
支援施策の説明や
創業後の成長について扱ったあとは
思いをこめたビジネスプラン発表会です。

4週連続講座で忙しいはずなのに
4週間でこんなにも顔つきが変わるのかと
毎年驚く1日です。

自分の発表も真剣ですが
仲間たちの発表にも前のめりで応援し
全員が終わったあとのみなさまの顔が
全力疾走した後のアスリートのように
脱力しきっていて、愛おしいです。

全員優勝レベルなところをぐっと我慢して
投票で決まった上位入賞者に
先輩創業者のお店で購入した商品を
これからのバトンとしてお渡ししました

・ラトルチュの焼き菓子
・ハートビートビーンズのコーヒー
・BLUE KETTLEのハロウィンのお菓子

打ち上げは商工会議所のお隣の
メゾン・ド・イリゼさんで打ち上げパーティ。
ランチもとてもおいしいお店ですが
貸切のパーティも美しくておいしくて、
メンバーの会話も盛り上がりました。

4週間前に知り合ったばかりの人たちとは
思えないほど意気投合して仲良くなっていて
お互いのビジネスを真剣に応援しあっていて
ステキな仲間だなーと感動してしまいます。

これからもこの調子で夢を形にできるよう
ずっと応援しています。