ひとのわにっきBlog

カテゴリー:コミュニケーション

自己紹介は現在・過去・未来

自己紹介、得意ですか?

私は仕事柄、人前で話すことは慣れているので、
プレゼンテーションはあまり緊張しなくなりました。
ところが、初対面の方の中で自分のことを話すのは、
元々の人見知りな性質が顔を出してしまいます。

だからこそ、この春の新入社員研修では、
1年めはどこにいっても自己紹介の連続ですよ、と
何度もいろんなパターンで自己紹介を練習して、
職場にスムーズに溶け込んでいただけるよう、
仕込みをして送り出したつもりです。

日経新聞プラス1に、
初対面での自己紹介のコツが掲載されていました。
「現在・過去・未来で話す」ことだそうです。

確かに、私の場合も他の方の紹介でも、
まず、今のお仕事や肩書きなど身分を明らかにして、

真ん中は、その日の目的や主旨に合わせて、
これまでしてきたことを話したり、
その会合に参加したきっかけを話したり、
プライベートなことを話したりして、

最後に、その日の意気込みを伝えて締めくくる
ことが多いので、

無意識に、現在、過去、未来の構造になっています。

これから自己紹介するときに困ったら、
この3つの切り口でまとめようと考えれば
少し気が楽になるかもしれませんね。

お花からプロのアドバイスの大切さを学ぶ

プロのアドバイスには従うものだなぁと
お部屋に飾っているお花を見て実感しています。

今年の私の目標の1つは「お花のある暮らし」で、
壁かけタイプの花瓶にお花を飾っています。

アルストロメリアを購入したとき、
まずピンク1本を手に取って、
もう1本、白と組み合わせようとしていました。

すると、店員さんが
「黄色と合わせてもきれいですよ」と声をかけて
くださいました。

正直、ピンクと黄色って合うかなぁ、
黄色が強くて、好きなピンクが負けないかなぁと
迷う気持ちもありましたが、
自分では選ばない組み合わせが新鮮に感じられて、
おすすめに従ってみました。

そして約2週間。

つぼみが開いてボリューム感が出てきました。
後から開いたお花は色が薄いので、
白~ピンクと、黄色の濃淡のグラデーションになり、
ますますお部屋が華やかになります。

なるほど~
さすが、プロのアドバイスですね。

もしピンクと白を組み合わせていたら、
日ごとに白っぽくなっていたことでしょう。

ステキなアドバイスをいただいたおかげで、
長く変化を楽しむことができています。

そして私はますますこのお店のファンになり、
次からもこのお店で買おうと心に決めました。

私もお仕事ではアドバイスをする側なので、
こんなふうに、さりげなくお役に立てるように、
時間がたってからも喜んでいただけるように、
適切なことをうまく伝えられているかなと
ふりかえるきっかけにもなりました。

プライベートの目標で、癒しのためのお花ですが、
お花にも、お買い物にも、
お仕事につながる学びが詰まっています。

顔を覚える接客力に驚き

お気に入りのお店に友人を誘って、席に着くと、
「前にお会いしたことありますよね?」

きめ細かで心のこもったおもてなしに定評がある
サービスマネジャーのことばに、びっくりしました。

友人は初めて来店したはず、と不思議に思いましたが、
彼女の記憶は正解でした。

堺のイタリアンレストラン「ラ・チッタ」は
堺商工会議所創業ゼミ卒業生のお店の1つで、
4年前の創業ゼミで先輩創業者としてお招きし、
体験談を語っていただいたことがあります。
友人はその年のゼミを受講していたのです。

大きな部屋でお話を聴いていた人の顔まで
何年たっても覚えているの?と舌を巻きました。

「ご質問をいただいたので……」

いえいえ、
それで相手の顔を何年も覚えていられる人は、
まずいないでしょう。

さすがプロフェッショナル。
天性の才能と日々の努力の賜物でしょうが、
こんなすばらしい瞬間を体験することができて、
心が震えました。

ご主人のオーナーシェフのお料理も絶品で、
盛りつけも美しく、目も舌も大満足なお店ですが、
サービスマネジャーの奥さまのファンも多く、
一度来店した方がリピーターになり、
他のお客さまを連れてこられています。

 ラ・チッタ http://lacitta.jp/

  堺市北区東浅香山2丁73-36
  Tel 072-350-2119 水曜定休

食レポの才能はないので、つたないスマホ写真ですが、
本日の「ぜいたくランチ」を目でお楽しみください。
そしてぜひ、お店で実際に味わってください。


応対1つで信頼を失うリスク

ビジネスマナー研修で、
何にでも「~のほう」とつけるといい加減な印象を
与えてしまいますよ、とお伝えしています。

それを実体験で経験しました。

保健所「のほう」から電話がかかってきたのです。

10日前に利用した施設でPCRの陽性反応者が出て、
健康状態の確認をしていると言われ、
氏名の漢字表記や生年月日などを聞かれましたが、
「のほう」の一言で、
本当に保健所かな、
個人情報を話して大丈夫かな、と不安になります。

着信した電話番号を検索して、
確かに保健所の番号ということはわかりましたが、
その後のやりとりも不信感が募ります。

私はスマホに追跡アプリは入れていないので、
・なぜ私の携帯番号を知っているのか、
・どこから情報を得たのか、などを確認すると、

「リストをもらって、朝から順番にかけているだけ」
「情報の出所は答えられない」と、
○○詐欺のかけ子かと疑いたくなるような答え方です。

体温は「測っていない」と答えているのに、
「何時ごろに測りましたか?」
「37.5度未満ですか?」と噛み合いません。
質問リストを順に読み上げているだけなのでしょう。

私は検査を受けるつもりはありませんでしたが、
万が一、誰かに迷惑をかけることは避けたいので、

・私は濃厚接触者に該当するのか
・現時点で私に行動制限があるのか
・今日までに私が会った人に連絡する必要はあるのか
などの質問にも、
「私は本当は別の職場で、応援に駆り出されていて」と
見当違いの答えしか返ってきません。

さらに、検査の説明として、
・検査待ちの方が多く、いつになるかわからないこと
・結果はそこから数日かかること
などが説明され、
わざわざ電話をかけてきた目的さえわからなくなります。

決して、この方個人を責めるつもりはなく、
大変な状況なのは想像できます。
人海戦術で、人をかき集めているのでしょう。

だからといって、ある程度電話応対ができる方を選ぶか、
半日でも応対研修をしてから職務についてもらわないと、
応対1つで信頼を失うのはもったいないです。

企業でも、イベントやトラブルの対応などで、
同じようなことが起こるかもしれません。
応対研修、いつでもご用命ください!

念のため、私の体調には何の問題もありませんので、
最近お会いした方も、これからお会いする方も、
どうぞご安心くださいませ。

友人の記事から組織への感謝の心を学ぶ

日本経済新聞の朝刊19面のWomen@Work
「新常態での介護 仕事とどう両立」に
長年仲良くしている友人が
この春、テレワークの制度を活用されて
ご実家のお父さまの介護をされているお話が
掲載されています。

彼女は会社でも上司や同僚だけでなく、
他部署の方々からも相談ごとをもちかけられ、、
ご実家、ご主人のご両親のお世話もされていて、
私たち友人もいつも頼ってしまうのですが、
いつも自然体で、周りに気を遣わせることなく、
細やかに気を配ってくれる人です。

それだけでも並み外れていますが、
何度お話を聴いてもすごいなぁと思うのが、
周りから感謝されたり褒められたりしても、
「おかげさまで」「~さんのお力添えで」と
必ず謝辞を忘れないのです。

この記事でも、会社に制度があることや、
コロナのおかげで制度を使えたことなどを
話しています。

なかなかできることではありませんが、
これこそが、職場で育児や介護を両立できる秘訣
なのではないかなぁと思います。

制度や職場に感謝する気持ちが伝わるから、
周りの人も心から応援や協力したくなりますし、
それがまたうれしくて感謝するという循環が
職場の中で生まれていくのでしょう。

人の心と心がつながっていく、
つい私は「ひとのわ」がつながっていきますね、と
屋号と結びつけて説明したくなるのですが……

感謝の気持ちを忘れず、
自分からよい循環を創り出していきたい、
そんな大事なことを、友人の記事から学びました。

早速、感謝の輪をつなげていこうと思います。

医療従事者のご家族のお話を聴く ~お話聴きます~

私ができる活動として、
「~お話聴きます~」を行っています。
  https://ws.formzu.net/fgen/S79215156/

お医者さまのご家族のお話をお聴きして、
過酷なお仕事でストレスを抱える方だけでなく、
後ろで支えているご家族の方にも、
ちょっと聴いてもらって気持ちが軽くなる体験を
してもらいたいなぁと思いました。

聴かせていただいて私が感じたことを、
個人的な状況を避けて、少しご紹介します。

本音は「家にいてほしい」と不安を感じながらも、
大切なお仕事をされるご家族を笑顔で送り出し、

不規則な時間帯に帰宅されるのを温かく迎えて
お食事や寝室の遮光や空間を確保して、
少しでも疲れが癒せるように愛情を注がれていて、

過酷な現場を支える方は、
その周辺にも大勢いらっしゃることを痛感します。

その方はお子さんがいらっしゃるので、
一緒に遊んだり、食卓を囲んだり、入浴したり、
ふだんは家族の楽しみであるはずのことも、
注意を払って、心の健康のために続けてよいのか、
万が一を考えて、別々にしたほうがいいのか、
悩みは尽きません。

私はひたすら耳を傾けるだけですが、
それでも、ふだんはなかなか口にできずに
1人でも悶々としていたことを吐き出せたと、
すっきりしたお声で、
優しい気持ちでご家族と過ごせそうだと
おっしゃってくださって、ほっとしました。

医療現場に限らず、
福祉や介護、保育などはもちろん、
営業中の店舗やサービス、お役所や金融機関など、
出勤が必要な方とそのご家族のみなさまは
同じような状況や気持ちなのでしょう。

今だけでなく、ふだんからそうやって、
私たちの生活が守られているのですね

職場やご家庭で悶々とされている方、
何か問題が起こっているわけではなくても
なんとなくもやもやする方、
ご家族の負担が心配な方、

30分程度、無料でお話を聴きますので、
ご遠慮なくご活用ください。
 https://ws.formzu.net/fgen/S79215156/

デマを拡散しないためのヒント

連日、SNSやメールなどで、
「拡散してください」と呼びかけるメッセージが
届きませんか?

それを広めるのは、ちょっと待ってください!

伝える前に、確認してほしいことがあります。

(1)その情報は、本当に正しいのか
(2)誰に伝えるのか
(3)伝えた相手の役に立つのか

この3点を落ち着いて考えて、
それでも伝えたほうがいいと思ったら、
相手や内容を選んで発信しましょう。

(1)その情報は、本当に正しいのか

デマかどうかを見分けるポイントの1つは、
「一次情報」かどうかです。

つまり、直接自分が見聞きした情報かどうか、
少なくとも、
直接の知人が見聞きした情報かどうかです。

・医療関係者が、〇〇大学の先生が……などと
 権威のあるお役職やお名前が使われていたり、
・誰かが困っている、行方不明、などの
 人の善意や優しさにつけこんだり、
・話題になったできごとを真似て便乗したり、
・~らしい、~と聞いたと曖昧な伝聞だったり、
そんな特徴があれば、
信憑性が低い可能性があります。

誰が何の目的で流すのかわかりませんが、
昔から、事件や災害、危機などが発生すると、
このようなデマが増えます。

多くの方が気づいて、
このようなデマが流れなくなることを願います。

(2)誰に伝えるのか

それが正しい情報でも、
自分が流す必要があるのか、目的も考えましょう。

不特定多数が目にするSNSに書き込んで、
読んだ方が次々とシェアされていくと、
知り合いの知り合いの……と時間がたつうちに
最新情報ではなくなってしまいます。

お友達限定の設定にして書き込むか、
届けたい相手、必要な相手に直接伝えるほうが
望ましいと思います。

(3)伝えた相手の役に立つのか

人によって情報のとらえ方や考え方は違いますし、
不安や恐怖の感じ方も違います。

自分にとって大事な情報でも、
知らないほうがいいこともあるかもしれません。

予備知識や興味などによっても、
伝える順番や一度に伝える量に工夫が必要です。

と、偉そうに書いていますが、
私自身も、新型ウイルスに関する情報や支援策が
刻々と変わっていく中で、

 私自身が情報を見極めて整理できているのか、

 お声がけしてお話を聴くほうが安心されるのか、
 今はそっと様子を見ておくほうがいいのか、

 アイデアや提案を伝えたほうがいいのか、
 不要な売り込みに見えてしまうのか、

伝える内容やお声がけするタイミングを、
あれこれ試行錯誤している毎日です。

どんなに考えて伝えても、正解はないのだと思います。
ただ、流れてくる情報をむやみに鵜呑みにして、
不安をあおることだけは避けようと思います。

テレワークとコミュニケーション

コロナウイルスの感染予防で、
業種や職種、テレワーク体制の準備状況によって
在宅勤務を推奨する会社が増えていますね。

報道を見て、
以前、在宅勤務を導入した会社の管理職の方から
相談を受けたことを思い出しました。

「部下が会社に来なくなっちゃったんですよ。」

1人で仕事を完結できるベテランや中堅社員さんが
出勤しない日が増えて、
新人や若手社員を育てられないし、
チームワークがとれないというお悩みでした。

社員さんからお話を聴いてみると、
どうやら真の問題は、別のところにありそうです。

社員さんたちも、本当は出勤して
同僚と話したり後輩の相談にのったりしたいし、
会社に置いている資料も見たいけれど、

職場にいると、
「あの資料どこだっけ?」「会議は何時から?」
「ちょっとこれ調べて」「あれは?」「これは?」
上司からひっきりなしに話しかけられ、
作業や思考が分断され、仕事が進まないそうです。

自分の業務に集中するために、
在宅勤務導入前には、カフェなどに作業をしに行き、
今は、在宅勤務を選んでいるのです。

「職場のコミュニケーション、大事ですよね?」

ことばだけ聴くとうなずきたくなりますが、
職場のコミュニケーションとは何か、
何のためにコミュニケーションをとるのか、
ここから考えてみる余地がありそうです。

ちょっと雑談して息抜きするのも、
親睦を深めることも大切です。
困ったときや急ぎの案件では、
周りの手を止めて助けてもらうことも大事でしょう。

もし、コミュニケーションをとろうとして
一生懸命話しかけているのなら、
ちょっと作戦を変えて、聴き役になってみませんか?

部下ががんばっている話を聴いてねぎらったり。
困ったことはないか、サポートできることはないか、
確認したり。

職場に帰ってきたら、いいことがあるなぁ、
聴いてもらえて元気がでるなぁ、
相談にのってもらえて仕事が進むなぁと思えば、
職場に来たくなると思います。

そして、サポートしてくれる上司の役に立ちたくて、
喜んで手伝ってくれるようになるでしょう。

数日で変わるものではないでしょうが、
在宅勤務や直行直帰で顔を合わせない部下の方々に、
「何かサポートしてほしいことはない?」と
時々声をかけてつながりをつくるところから
始めてみませんか?

依存症をほめて支える~「病院ラジオ」より

「がんばっていますね」とほめられたことが
退院後も支えになっていると、
アルコール依存症で入院されていた方が
TVでおっしゃっているのを見ました。

サンドイッチマンさんが病院でラジオを開設し、
患者さんやご家族のお話を聴く番組、
NHK「病院ラジオ 依存症治療病院編」です。

アルコール依存という病は一生完治することがなく、
何十年断酒できていたとしても、
一口でも飲んでしまった瞬間に戻ってしまうことを、
私も以前、アルコール依存症の方と接したときに
教えていただきました。

番組でも、入院中の方や退院後に通院されている方が
穏やかな優しい表情を浮かべながら、
お酒の誘惑との闘いについて語られていました。

冒頭の発言をされた方は、
入院中、看護師さんが「がんばってますね」などと
書いてくださった付箋をノートに貼って、
今も持ち歩いて励みにされているそうです。

コーチングでも、
よいところを見つけて伝える、
がんばったことを認める、
というポジティブフィードバック(承認)を
大事にしています。

コーチング研修に参加された方からのご報告や
コーチングのクライアントさんたちの変化で、
その効果を何度もまのあたりにしていますが、
私が知っているのは、
あくまで、ビジネスや日常生活の事例です。

医療現場も看護師さんたちが温かく声をかけ、
葛藤と闘っていらっしゃる方の支えに
なっていることを知って、胸を打たれました。

ほめことばは、人生の支えになるのですね。

最近も、芸能界やスポーツ界でご活躍された方が
薬物の再犯で捕まった報道が続きました。
そんなときによく見聞きするコメントが、
「出所して誰にも相手にされないときに、
 昔の仲間からの誘惑にのってしまった」

医療の素人の私の発想は甘いのかもしれませんが、
「今日もがんばれたね」と支えるしくみがあれば
抑止効果があるのかもしれません。

私にできることは小さいですが、
ご縁があるクライアントさんや研修参加者で
ご家族や部下に怒りをぶつけていた方や、
過去の失敗を悔いて苦しんでいる方に、
「今日もできましたね」「がんばってますね」と
励まし続けることはできそうです。

番組の最後に流れたことばが印象に残ります。
「戻ることはできないけど進むことはできますから」

謝罪できる力

日経ビジネスNo.2021号の特集「謝罪の流儀」に
謝罪の分類が掲載されていて、
訪問先の経営者さまと話題にしました。

不祥事などが起こったときに、
問題への「関与」を認め、
問題が不適切であったと「不当性」を認め、
自分の「責任」を認めて、
初めて「謝罪」に分類されるそうです。

謝罪会見には至らなくても、
ミスやトラブルをお取引先や社員さんに謝る機会は
どんな人にもあります。
丁寧にお詫びしたつもりが、
弁解や言い訳に受け取られて逆効果になった経験も
きっとあることでしょう。

記事では、最近の不寛容な社会では、
・問題の経緯を説明する
・悔恨・反省を示す
・被害者へのいたわり
・改善を誓う
などの深い謝罪が求められるといいます。

記者会見にも独特の大変さがあるでしょうが、
日常の商談や職場のやりとりでは
事前に原稿を準備できない分、
態度やしぐさ、話し方、言葉の選び方など1つ1つに
その場での即興の判断が求められます。

弱点や失敗を指摘されると、
なかなか冷静ではいることは難しいですが、
自分の弱さを認めることができる素直さと
相手の表情やその場の雰囲気などの状況を観察でき、
すぐに落ち着きを取り戻すことができる胆力を
身につけたいものですね。