ひとのわにっきBlog

カテゴリー:コミュニケーション

医療従事者のご家族のお話を聴く ~お話聴きます~

私ができる活動として、
「~お話聴きます~」を行っています。
  https://ws.formzu.net/fgen/S79215156/

お医者さまのご家族のお話をお聴きして、
過酷なお仕事でストレスを抱える方だけでなく、
後ろで支えているご家族の方にも、
ちょっと聴いてもらって気持ちが軽くなる体験を
してもらいたいなぁと思いました。

聴かせていただいて私が感じたことを、
個人的な状況を避けて、少しご紹介します。

本音は「家にいてほしい」と不安を感じながらも、
大切なお仕事をされるご家族を笑顔で送り出し、

不規則な時間帯に帰宅されるのを温かく迎えて
お食事や寝室の遮光や空間を確保して、
少しでも疲れが癒せるように愛情を注がれていて、

過酷な現場を支える方は、
その周辺にも大勢いらっしゃることを痛感します。

その方はお子さんがいらっしゃるので、
一緒に遊んだり、食卓を囲んだり、入浴したり、
ふだんは家族の楽しみであるはずのことも、
注意を払って、心の健康のために続けてよいのか、
万が一を考えて、別々にしたほうがいいのか、
悩みは尽きません。

私はひたすら耳を傾けるだけですが、
それでも、ふだんはなかなか口にできずに
1人でも悶々としていたことを吐き出せたと、
すっきりしたお声で、
優しい気持ちでご家族と過ごせそうだと
おっしゃってくださって、ほっとしました。

医療現場に限らず、
福祉や介護、保育などはもちろん、
営業中の店舗やサービス、お役所や金融機関など、
出勤が必要な方とそのご家族のみなさまは
同じような状況や気持ちなのでしょう。

今だけでなく、ふだんからそうやって、
私たちの生活が守られているのですね

職場やご家庭で悶々とされている方、
何か問題が起こっているわけではなくても
なんとなくもやもやする方、
ご家族の負担が心配な方、

30分程度、無料でお話を聴きますので、
ご遠慮なくご活用ください。
 https://ws.formzu.net/fgen/S79215156/

デマを拡散しないためのヒント

連日、SNSやメールなどで、
「拡散してください」と呼びかけるメッセージが
届きませんか?

それを広めるのは、ちょっと待ってください!

伝える前に、確認してほしいことがあります。

(1)その情報は、本当に正しいのか
(2)誰に伝えるのか
(3)伝えた相手の役に立つのか

この3点を落ち着いて考えて、
それでも伝えたほうがいいと思ったら、
相手や内容を選んで発信しましょう。

(1)その情報は、本当に正しいのか

デマかどうかを見分けるポイントの1つは、
「一次情報」かどうかです。

つまり、直接自分が見聞きした情報かどうか、
少なくとも、
直接の知人が見聞きした情報かどうかです。

・医療関係者が、〇〇大学の先生が……などと
 権威のあるお役職やお名前が使われていたり、
・誰かが困っている、行方不明、などの
 人の善意や優しさにつけこんだり、
・話題になったできごとを真似て便乗したり、
・~らしい、~と聞いたと曖昧な伝聞だったり、
そんな特徴があれば、
信憑性が低い可能性があります。

誰が何の目的で流すのかわかりませんが、
昔から、事件や災害、危機などが発生すると、
このようなデマが増えます。

多くの方が気づいて、
このようなデマが流れなくなることを願います。

(2)誰に伝えるのか

それが正しい情報でも、
自分が流す必要があるのか、目的も考えましょう。

不特定多数が目にするSNSに書き込んで、
読んだ方が次々とシェアされていくと、
知り合いの知り合いの……と時間がたつうちに
最新情報ではなくなってしまいます。

お友達限定の設定にして書き込むか、
届けたい相手、必要な相手に直接伝えるほうが
望ましいと思います。

(3)伝えた相手の役に立つのか

人によって情報のとらえ方や考え方は違いますし、
不安や恐怖の感じ方も違います。

自分にとって大事な情報でも、
知らないほうがいいこともあるかもしれません。

予備知識や興味などによっても、
伝える順番や一度に伝える量に工夫が必要です。

と、偉そうに書いていますが、
私自身も、新型ウイルスに関する情報や支援策が
刻々と変わっていく中で、

 私自身が情報を見極めて整理できているのか、

 お声がけしてお話を聴くほうが安心されるのか、
 今はそっと様子を見ておくほうがいいのか、

 アイデアや提案を伝えたほうがいいのか、
 不要な売り込みに見えてしまうのか、

伝える内容やお声がけするタイミングを、
あれこれ試行錯誤している毎日です。

どんなに考えて伝えても、正解はないのだと思います。
ただ、流れてくる情報をむやみに鵜呑みにして、
不安をあおることだけは避けようと思います。

テレワークとコミュニケーション

コロナウイルスの感染予防で、
業種や職種、テレワーク体制の準備状況によって
在宅勤務を推奨する会社が増えていますね。

報道を見て、
以前、在宅勤務を導入した会社の管理職の方から
相談を受けたことを思い出しました。

「部下が会社に来なくなっちゃったんですよ。」

1人で仕事を完結できるベテランや中堅社員さんが
出勤しない日が増えて、
新人や若手社員を育てられないし、
チームワークがとれないというお悩みでした。

社員さんからお話を聴いてみると、
どうやら真の問題は、別のところにありそうです。

社員さんたちも、本当は出勤して
同僚と話したり後輩の相談にのったりしたいし、
会社に置いている資料も見たいけれど、

職場にいると、
「あの資料どこだっけ?」「会議は何時から?」
「ちょっとこれ調べて」「あれは?」「これは?」
上司からひっきりなしに話しかけられ、
作業や思考が分断され、仕事が進まないそうです。

自分の業務に集中するために、
在宅勤務導入前には、カフェなどに作業をしに行き、
今は、在宅勤務を選んでいるのです。

「職場のコミュニケーション、大事ですよね?」

ことばだけ聴くとうなずきたくなりますが、
職場のコミュニケーションとは何か、
何のためにコミュニケーションをとるのか、
ここから考えてみる余地がありそうです。

ちょっと雑談して息抜きするのも、
親睦を深めることも大切です。
困ったときや急ぎの案件では、
周りの手を止めて助けてもらうことも大事でしょう。

もし、コミュニケーションをとろうとして
一生懸命話しかけているのなら、
ちょっと作戦を変えて、聴き役になってみませんか?

部下ががんばっている話を聴いてねぎらったり。
困ったことはないか、サポートできることはないか、
確認したり。

職場に帰ってきたら、いいことがあるなぁ、
聴いてもらえて元気がでるなぁ、
相談にのってもらえて仕事が進むなぁと思えば、
職場に来たくなると思います。

そして、サポートしてくれる上司の役に立ちたくて、
喜んで手伝ってくれるようになるでしょう。

数日で変わるものではないでしょうが、
在宅勤務や直行直帰で顔を合わせない部下の方々に、
「何かサポートしてほしいことはない?」と
時々声をかけてつながりをつくるところから
始めてみませんか?

依存症をほめて支える~「病院ラジオ」より

「がんばっていますね」とほめられたことが
退院後も支えになっていると、
アルコール依存症で入院されていた方が
TVでおっしゃっているのを見ました。

サンドイッチマンさんが病院でラジオを開設し、
患者さんやご家族のお話を聴く番組、
NHK「病院ラジオ 依存症治療病院編」です。

アルコール依存という病は一生完治することがなく、
何十年断酒できていたとしても、
一口でも飲んでしまった瞬間に戻ってしまうことを、
私も以前、アルコール依存症の方と接したときに
教えていただきました。

番組でも、入院中の方や退院後に通院されている方が
穏やかな優しい表情を浮かべながら、
お酒の誘惑との闘いについて語られていました。

冒頭の発言をされた方は、
入院中、看護師さんが「がんばってますね」などと
書いてくださった付箋をノートに貼って、
今も持ち歩いて励みにされているそうです。

コーチングでも、
よいところを見つけて伝える、
がんばったことを認める、
というポジティブフィードバック(承認)を
大事にしています。

コーチング研修に参加された方からのご報告や
コーチングのクライアントさんたちの変化で、
その効果を何度もまのあたりにしていますが、
私が知っているのは、
あくまで、ビジネスや日常生活の事例です。

医療現場も看護師さんたちが温かく声をかけ、
葛藤と闘っていらっしゃる方の支えに
なっていることを知って、胸を打たれました。

ほめことばは、人生の支えになるのですね。

最近も、芸能界やスポーツ界でご活躍された方が
薬物の再犯で捕まった報道が続きました。
そんなときによく見聞きするコメントが、
「出所して誰にも相手にされないときに、
 昔の仲間からの誘惑にのってしまった」

医療の素人の私の発想は甘いのかもしれませんが、
「今日もがんばれたね」と支えるしくみがあれば
抑止効果があるのかもしれません。

私にできることは小さいですが、
ご縁があるクライアントさんや研修参加者で
ご家族や部下に怒りをぶつけていた方や、
過去の失敗を悔いて苦しんでいる方に、
「今日もできましたね」「がんばってますね」と
励まし続けることはできそうです。

番組の最後に流れたことばが印象に残ります。
「戻ることはできないけど進むことはできますから」

謝罪できる力

日経ビジネスNo.2021号の特集「謝罪の流儀」に
謝罪の分類が掲載されていて、
訪問先の経営者さまと話題にしました。

不祥事などが起こったときに、
問題への「関与」を認め、
問題が不適切であったと「不当性」を認め、
自分の「責任」を認めて、
初めて「謝罪」に分類されるそうです。

謝罪会見には至らなくても、
ミスやトラブルをお取引先や社員さんに謝る機会は
どんな人にもあります。
丁寧にお詫びしたつもりが、
弁解や言い訳に受け取られて逆効果になった経験も
きっとあることでしょう。

記事では、最近の不寛容な社会では、
・問題の経緯を説明する
・悔恨・反省を示す
・被害者へのいたわり
・改善を誓う
などの深い謝罪が求められるといいます。

記者会見にも独特の大変さがあるでしょうが、
日常の商談や職場のやりとりでは
事前に原稿を準備できない分、
態度やしぐさ、話し方、言葉の選び方など1つ1つに
その場での即興の判断が求められます。

弱点や失敗を指摘されると、
なかなか冷静ではいることは難しいですが、
自分の弱さを認めることができる素直さと
相手の表情やその場の雰囲気などの状況を観察でき、
すぐに落ち着きを取り戻すことができる胆力を
身につけたいものですね。

信頼度を高める気配り心配り

訪問するたびに
すれ違う社員のみなさまが気持ちよく挨拶され、
話しかけてくださる方も多い企業さまが、
さらに応対のレベルアップを図りたいと望まれて、
「お客さまの信頼度を高める気配り心配り」の
研修を行いました。

お仕事のさまざまな場面で実践できるよう、
みなさまに事例やアイデアを話していただくと、
意見や日ごろの工夫がどんどん出てきます。

私からも解説やヒントはお伝えしますが、
「すごいですね」「すばらしい」と
数えきれないほどあいづちを入れながら、
言語化し、共有し、
1人の知恵を全員の知恵に共有していきます。

ありがたいことに、
来年も引き続き担当させていただけるので、
私もさらに引き出しを増やして臨めるように、
日ごろから、意識を高め、工夫をこらします。

広報は営業

尊敬する堺の経営者、
夢見る株式会社代表取締役重見彰則さんのお話を
聴きました。

2012年に堺の1拠点から事業を始められた重見社長は、
社員はアルバイトも含めて80名を超え、
今や大阪市内や東京にもオフィスを構え、
フランチャイズ展開するロボットプログラミング教室は
国内で100教室を超え、海外にも数拠点を持ち、
小学生チームを国際大会にも送り出されています。

この快進撃は、決して時流にのってラッキーなのではなく、
「広報は営業」とおっしゃる重見社長は、
1つ1つの取材に丁寧に対応し、
その後も記者の方にアップデート情報をこまめに連絡され、
アイデアと継続力で積み上げてこられた努力の賜物です。

私が重見社長と知り合ったのは、
2012年の堺商工会議所創業ゼミですが、
参加された時点で既にビジネスプランは完成していて、
ご支援したというより、私のほうがお世話になっています。

創業ゼミ卒業生が大きく飛び立ち、
手の届かない存在になったなぁと見上げることが
私の夢の1つの形でもあるので、
夢見る株式会社さまには、
私の夢も叶えていただいているのです。

広報は営業、というお話は、
営業が苦手な私には耳が痛い部分もありますが、
つい、忙しくなると連絡や気配りが疎かになり、
久しぶりに連絡するのをためらうことも多いので、
マメに連絡をとることから始めます。

若手社員の仕事力向上のためのコミュニケーション研修

設備工事を行う企業さまで、若手社員対象に
仕事力向上のためのコミュニケーション研修を
実施しました。

ザ・現場男子なみなさまは、
同世代の研修の中のグループ演習では
活発に話し、突っ込み合い、盛り上がります。

事前に人事のご担当の方から、
上下関係が厳しい世界で、、
先輩が間違っていてもなかなか意見が言えない、
自ら質問できない、と課題をお聞きしていたので、
徐々にレベルを上げて、
後半では、業務の中の具体的な事例を使って、
言いにくいことを上手に伝える練習を重ねます。

「ムズイ」「絶対言えない」と口々に訴えつつ、
冗談を言い合いながら考えていくと、
なるほど!とうなるアイデアも飛び出して、
「うまいこと言いますね。」と膝を打つような
シナリオが生まれていきます。

現場では、シナリオ通りには会話が進まなくても、
これだけ粘り強く相手の気持ちを考える練習を
重ねたので、
自分なりに上手に応対する力がついたと思います。

あふれる底力を見せていただいて、
粗削りでも前向きに取り組む若い人たちを
私自身も応援できる大人でありたいし、
そういう上司や先輩を増やす研修も務めたいと
思います。

セミナーで共感力のパワフルさを体感する

堺商工会議所で女性限定セミナー
「共感力を活かすコミュニケーション力UP」を
開催しました。

働き方改革、生産性向上が叫ばれる今、
女性(女性性)が持つ共感力が「ひとのわ」をつなぎ、
働きやすい職場をつくるために求められていることを
力説し、あとは、演習三昧で聴く力を磨きます。

Points of Youの写真カードを選んで、
どう感じたか、どう見えたかを自由に語ります。

思いもよらない見方や発想で語る相手に好奇心を向け、
おもしろがって聴いてみると、
初対面の人とこんなに話せるの?という声が出るくらい、
心を開いて本音や夢が語られます。

中には、友人にも話していないお悩みを打ち明けたり、
私、こんなこと考えてたんだ、と驚いていたり、
笑顔があふれ、そのエネルギーに圧倒されます。

職場でもこんなふうに聴けるの?話せるの?と
思われるかもしれませんが、
1回あたり、1人が話した時間は3~5分です。

お仕事中におしゃべりに興じるのではなく、
短い休憩時間やちょっとした空き時間、
立ち話でも歩きながらでも話せる時間です。

「そうじゃなくて、」と遮る代わりに、
「へ~、それで?」とおもしろがって
ほんの数分耳を傾けるだけで、
人と人がつながり、職場の雰囲気がよくなります。

だからといって、
毎回毎回、聴かなくてもいいんです。
余裕がないときに、無理に聴かなくていいんです。

あー、聴いてあげればよかったなぁと思った後や、
気持ちに余裕ができたとき、
何かあったのかな?と気になったとき、
今日のセミナーで好奇心全開で聴き合った体験を
思い出して、
職場の居心地がよくなりますように。

今月は女性向けのコミュニケーションのセミナーが
続きましたが、
男性にも身につけていただきたいなぁと思います。

コミュニケーションセミナーで、聴けることに気づいてもらう

京都府よろず支援拠点で
「女性スタッフの力を引き出すコミュニケーション」
セミナーを開催しました。

参加の動機を話していただくと、
・男性オーナーが女性への声のかけ方に気を遣う、
・ほめなければいけないのか、
・どう注意すればよいのか、
・すぐに辞めてしまう対策は?
などのお困りごとが挙げられました。

そこで、
できるだけ関心に合うようにアレンジしながら、
日ごろのがんばりをねぎらうこと、
最後まで聴き、一緒に考えることなどを伝え、
実践練習をしていただきました。

セミナー参加者どうしなら、
「え、そうなんですか?」「へぇ~」と
好奇心全開で聴くことができ、
「すごいですね。」「それはおもしろい。」と
承認のフィードバックも自然にできています。

つまり、
職場では、聴けない状況や聴きたくないことは
あるとしても、
「人の話を聴けない人」はいないのです。

最後に、
演習で「聴けた」という事実を持ち帰って、

自社やお店のために日々働いてくれるスタッフのために、

・出社時や退社時に、顔を見て声をかけること

・まずは少し気持ちに余裕があるときに
 〇分だけと区切っていいので、「聴こう」と意識して
 耳を傾けてみること

から始めてください。と締めくくりました。

決して、無理にがんばろうとせず、
ちょっとした工夫や意識づけで、
もっともっと働きやすい職場になることを願います。

短時間のセミナーでもお伝えできることは多いので、
私もこういう機会を増やしたいです。