ひとのわにっきBlog

カテゴリー:コーチング

頼もしい若手世代のコーチング

30歳前後のベンチャー経営者とのコーチングが
偶然3件重なって、
若手世代の頼もしさを感じた1日でした。

個性も、事業への取り組み方も、コーチングの活用法も
三者三様ですが、
共通しているのは、発想力と行動力です。

コーチの問いかけをまっすぐに受け取って、
自分の頭で考えて、自分のことばで表現し、
ひらめいたことはすぐにメモして行動されます。

一見難しく思えるようなアイデアでも、
「大丈夫ですよ」「できます」と元気に宣言され、
コーチングセッションの直後には動かれています。

想像を超えるような大きな夢を描き、
果敢に道を切り開いて進んでいこうとする彼らの姿は
尊くて、尊敬の念があふれます。

そんなたくましい彼らですが、
素直な彼らの表情には初々しさもあふれていて、
どこまでも応援したくなります。

コーチングのお仕事を通して、
ときには、親よりも年上の人とつながれること、
子ども世代よりも下の人とつながれること、
視野や感性が広がることがありがたいです。

神社で問いを受け取る

見ているつもり、わかったつもりになって、
見落としていることは?

コーチングでは「問い」を大事にしています。
日常生活の中にも、ふとした瞬間にそんな問いを
感じることがあって、ドキッとします。

久しぶりに大阪天満宮にお詣りして、
絵にかいたような鮮やかな青空に見とれて
ふと入口の門を見上げると、
美しい方位盤が描かれていることに気づきました。

何年も前から何度もお詣りしているのに、
いつもは頭を下げて門をくぐるばかりで、
上を見たことがなかったのです。

そこにあるのに、目に入っていないもの、
よく知っているつもりで見落としてしまっていること、
わかっているつもりになって聴いていないこと、
いろいろあるのかもしれないなぁと
自分の姿勢を正してくれたような気がして、
大切な問いとして受け取りました。

コーチングを生業にしていると、
身の回りのあらゆるものが、
私のコーチのように感じることがあります。
しばらく、受け取った問いをじっくり味わって
丁寧に過ごします。

Points of You®︎の世界をワークショップで伝える

Points of You®︎の「Hello Points Workshop」(L1)を
オンラインで開催しました。

Points of You®︎は、
好奇心をかきたてる不思議な写真を見ながら
気になるテーマについて思いつくままに語るうちに、
思いもしないアイデアやうかんだり、
気づかなかったことを発見したりするプロセスです。

コーチングやカウンセリングと親和性が高く、
私自身が使えば使うほど、魅力にはまっています。

今回はオンライン開催で、
参加者のみなさまは、
ブレイクアウトルームで他のグループを気にせず、
お互いのカードについて、集中してお話を聴き合い、、
メインルームに戻ってこられるたびに、
すっきりしたお顔がキラキラと輝いていくのが
手に取るようにわかります。

このメンバーでよかった、昔から知り合いの気がする、
などとうれしい感想が聞かれ、
深い世界を探求されたことが伝わってきます。

ファシリテータとして、オンラインでの場づくりにも
こだわりました。

実際に輪になって座るイメージで、
初対面の参加者どうしもつながってもらいたくて、、
キャンドル、カードなどでセンターピースをつくり、
先輩トレーナーと一緒に、
イメージカラーのグリーンを服装に取り入れて、
心を込めてみなさまをお迎えしました。

準備は大変ですが、そのプロセスも楽しくて、
Points of You®︎の世界をご案内する喜びも
味わうことができました。

部活動指導の先生方にコーチングの問いかけと声かけを伝える

教育委員会主催の中学校、高校の先生向けの研修で
日常の「問いかけと声かけ」に絞って
コーチングのエッセンスをお伝えしました。

聴くこと、受け止めることを練習するよりも
発信の仕方を変えることを優先したのです。

これは部活動指導における体罰防止が目的の研修で、
ご依頼をいただいたとき、

熱血漢だからこそ指導に熱が入り、
生徒のことを思う気持ちが強いあまり、
ときには勢い余ってしまう先生像が浮かびました。

そこで、そのエネルギーをうまく使って、
パワフルな問いかけや激励の声かけに変換するほうが
生徒たちとよい関係を築くのに役にたつのでは?と
思ったのです。

そして、研修の目玉として、秘策を用意しました。

私のお仕事の恩師の本間正人先生のオンライン講座を
ステイホーム期間に受講したときに、
偶然ご一緒しただけの面識のない現役の高校の先生が、
「インタビュー動画を撮らせてください!」と
お願いしたのです。

Tさん(ニックネーム)は快諾してくださって、
過去のご経験を赤裸々にオープンに話してくださり、
胸を打つステキな動画ができました。

研修に参加された先生方は前のめりで視聴され、
その後のグループ討議では、
率直なご感想やご意見がたくさん飛び交いました。

その後、よくある場面の会話例を考えていただくと、
「こう言えばいいのでは?」
「実際にそんなふうに言えるかなぁ」
「じゃあ、こうすれば?」と、意見交換が続き、
日ごろの熱心さや生徒への思いがあふれ、
真剣に学び取ろうとされる姿勢が伝わってきます。

思春期の生徒たちが、先生方の深い愛情に気づくのは、
卒業されてからかもしれません。
就職して部下をもったとき、お子さんが生まれてから、
もしかしたらもっと年齢を重ねてから、
「あのときの先生はこんなに自分たちを信じて、
 真剣に関わってくれたんだなぁ」と
懐かしく振り返るのかもしれません。

そんな関係をつくることができるよう、
私ももっとお役にたちたいなぁという気持ちが
止まらなくなります。

現場に行って直接フォローできればいいのに、
先生方の行動にプラスのフィードバックを伝えて
応援したい、と思いながら研修を終えました。

Points of You プラクティショナー取得

写真カードを使ったコーチングPoints of You(r)の
プラクティショナー(認定トレーナー)になりました。

これまでも講座は何度も受講していますし、
企業研修の中の演習でこの写真カードを使うと、
「え?そこに注目する?」
「あ、その部分、見えてなかった」などと
相手の視点や発想に好奇心全開で耳を傾けることができ、
傾聴の練習がスムーズにできたり、
思わぬアイデアが生まれて元気が出たりするので、
自由度が高い研修ではときどき使っています。

今回取得したプラクティショナーの資格は、
Hello Points Workshop(L1)という資格講座を
開催することができます。

受講料は55,000円(税込)で一見お高いですが、
合計35,200円(税込)の2種類のカードが含まれていて、
講座の中でカード使い方をじっくりと体験して、
セルフコーチングのようにご自分で活用したり、
職場の面談や朝礼、会議の中で活用したり、
思い思いに幅広く使っていただけるようになります。

自分で使っても、何度も同じカードを見ていても、
使えば使うほど、毎回毎回新しい発見があり、
これは大勢の方に知っていただき、
どんどん使ってもらいたいなぁと思って、
ステイホーム期間中に、トレーニングを積みました。

直近では、8月1日-2日に
オンラインでHello Points Workshop(L1)を
開催します。
 ご案内とお申込みは「こちら

オンラインでは4名、会場開催では6名以上集まれば
いつでも開催できますので、
ご興味があればいつでもお問い合わせください。

一度、簡単に体験してみたいというご希望も大歓迎です。

経営者こそ弱音を吐いてください

経営相談窓口で経営者さんのお話をうかがいました。

今後に向けた前向きな取り組みへのご相談ですが、
その動機やきっかけとして、
現状の新型ウイルスの影響について触れることになり、
苦しい胸の内をお聴きすることになります。

日ごろ、社員さんの前では明るく振舞って、
苦しい中でも社員さんのお給料を精いっぱい確保し、
不安を与えないように努めて明るく振舞いつつ、
内心では、当面の資金繰りと今後の売上や利益確保に
大きな不安を抱える経営者さんの心の中は、
限界を超えそうなくらい張りつめています。

事業計画書の作成をお手伝いすることも
中小企業診断士の私にとって大事なお仕事ですが、
それ以上に、コーチとしてというより、人として、
第三者だからこそ話せることを吐き出していただいて、
少しでも心を軽くして帰っていただきたいなぁと
心から願います。

今の状況で、経営者が事業資金を確保するために
数々の施策を頼りになりふり構わず走り回るのは、
全然恥ずかしいことではありません。
会社と社員を守るための、立派な経営者の行動です。

経営者にとって、会社、社員、事業は命です。
命を守ることよりも大切なことなんてありますか?

お会いした経営者さんが、
涙を流して会社や社員さんへの思いを語られた後、
「心のケアまでしてもらってありがとう」と
すっきりしたお顔で帰っていかれました。

心のケア……
それを意識して聴いていたわけではないのですが、
コーチングやカウンセリングを学んできたので
そう受けとっていただけたことがうれしく、
私も元気をいただきました。

平常時も、1人で悩まずに話しに来てくださいと
いつもお伝えするのですが、
こんなときだからこそ、声を大にして言いたいです。

状況は変わらなくても、吐き出すだけで楽になります。
心に余裕が生まれたら、元気も知恵も出てきます。

名目は、経営相談、コーチング、カウンセリング、
何でもかまいません。
私もいつでもお話をお聴きして受け止めますし、
話を聴いてくれる方がいれば、ぜひ頼って下さい。

医療従事者のご家族のお話を聴く ~お話聴きます~

私ができる活動として、
「~お話聴きます~」を行っています。
  https://ws.formzu.net/fgen/S79215156/

お医者さまのご家族のお話をお聴きして、
過酷なお仕事でストレスを抱える方だけでなく、
後ろで支えているご家族の方にも、
ちょっと聴いてもらって気持ちが軽くなる体験を
してもらいたいなぁと思いました。

聴かせていただいて私が感じたことを、
個人的な状況を避けて、少しご紹介します。

本音は「家にいてほしい」と不安を感じながらも、
大切なお仕事をされるご家族を笑顔で送り出し、

不規則な時間帯に帰宅されるのを温かく迎えて
お食事や寝室の遮光や空間を確保して、
少しでも疲れが癒せるように愛情を注がれていて、

過酷な現場を支える方は、
その周辺にも大勢いらっしゃることを痛感します。

その方はお子さんがいらっしゃるので、
一緒に遊んだり、食卓を囲んだり、入浴したり、
ふだんは家族の楽しみであるはずのことも、
注意を払って、心の健康のために続けてよいのか、
万が一を考えて、別々にしたほうがいいのか、
悩みは尽きません。

私はひたすら耳を傾けるだけですが、
それでも、ふだんはなかなか口にできずに
1人でも悶々としていたことを吐き出せたと、
すっきりしたお声で、
優しい気持ちでご家族と過ごせそうだと
おっしゃってくださって、ほっとしました。

医療現場に限らず、
福祉や介護、保育などはもちろん、
営業中の店舗やサービス、お役所や金融機関など、
出勤が必要な方とそのご家族のみなさまは
同じような状況や気持ちなのでしょう。

今だけでなく、ふだんからそうやって、
私たちの生活が守られているのですね

職場やご家庭で悶々とされている方、
何か問題が起こっているわけではなくても
なんとなくもやもやする方、
ご家族の負担が心配な方、

30分程度、無料でお話を聴きますので、
ご遠慮なくご活用ください。
 https://ws.formzu.net/fgen/S79215156/

自分を主語にして考える~お話聴きます

不安や不満を口にすると、最初は楽になりますが、
あまり言い続けると、感情がさらに増幅されて、
かえって疲れることがありませんか?

そんなときにおすすめの方法の1つをご紹介します。

「自分を主語にして」語ること。

日本では
「私は~」とあまり主語を明確に主張しないので、
ピンとこないかもしれませんね。

別の言い方をすると、
「○○に~してほしい」「○○は間違っている」と
国や会社、他の誰かのせいにするのではなく、

「私は~が悲しい」「私は~が許せない」
などと自分事にして、
「だから~する」「~したい」と考えることです。

自粛が続いてストレスがたまっているせいか、
政府や政策を攻撃的に批判や揶揄する書き込みを
TwitterやFacebookなどでたくさん見かけます。

言いたくなる気持ちは、よくわかります。

私も最初にネットでマスクの記事を見たときは、
エイプリルフールの風刺だと本気で思いました。

それでもやはり、
攻撃的な書き込みや暴言をあまり見ていると、
なんだか気持ちが疲れてきます。
おそらく、書き込んでいる方も、
気持ちは晴れないのではないでしょうか?

私は決して、
ネガティブな感情や発言を否定しているわけでは
ありません。

感情を我慢してため込むより、
吐き出すほうが健康によいと思います。

ただ、その吐き出し方を工夫してみませんか?

コーチングでは、
不満や怒りを感じるときは、
まずその感情を尊重し、吐き出してもらいます。

話すことですっきりする効果は絶大ですし、
気が済むまで不安や不満を話していただいて、
感情が底を打つまで待ちます。

ひととおり気持ちが落ち着いてくると、
コーチは、
 「自分は」どう思うのか、どうしたいのか、
 「自分は」何に不満や怒りを感じるのか、
に焦点を当てて聴きます。

怒りや不満を感じるポイントは人それぞれなので、
クライアントさんの感情を紐解いていくことで、
大事にしたい価値観や考え方が見えてくるのです。

そして、思い通りにならない状況の中でも、
「自分は」どう過ごしたいのか、何をするのかを
引き出します。

国であれ会社であれ、
決定されたことは簡単には覆らないでしょうし、
まして、SNSに書いても何も変わらないでしょう。
見聞きした情報も、
もしかしたら断片的で不確かなものかもしれません。

なので、
コントロールできないことに振り回されるより、
予期せぬ状況の中でも、
 自分が決められること
 自分らしくいられるしくみ、
 自分が望むこと
と「自分」を主語にして考えていくと、
不思議なくらい気持ちがすっきりします。

身体の中から力がみなぎるのを感じることが
できるのです。

とはいえ、
これは頭でわかっていても、
自分1人で切り替えるのはなかなか難しいです。

そこで、
この状況で、私も、私ができることを考えました。

幸か不幸か、お仕事のキャンセルが相次いで、
私には今、たっぷり時間があります。

なので、
お1人あたり30分程度、お話を聴きます。
無料です。
不安や不満を吐き出して、少しすっきりして、
自分らしさを取り戻してもらえたらうれしいです。

時節柄、お会いするのは難しそうなので、
Zoomか電話を使ってお話ししましょう。

ちょっと話してみようかなと思われた方は、
ご遠慮なく、
こちらのフォーム」からお問い合わせください。

モチベーション曲線で価値観を探る

モチベーション曲線を描いたことがありますか?

やる気グラフ、人生曲線、ライフラインなど
他にもいろんな呼び方をされています。
横軸に年齢をとり、
モチベーションの高低を描いていくものです。

どうする?働かないおじさん

という、身も蓋もないタイトルがついた
日経ビジネス2020.03.16号でも紹介されています。

「働かないおじさん」かどうかはわかりませんが、
企業研修でも、40代、50代の節目になると、
セカンドキャリアを考えよう、
退職後の新しい生き方を考えよう、と
キャリア研修を設けられます。

その中でも、この曲線を扱うことが多いですし、
若手やリーダー層の研修でも、
成長を振り返るとき、
モチベーションの源を探るとき、などに用います。
コーチングの新しいクライアントさんとの
オリエンテーションで描いてもらうこともあります。

描くことが目的ではなく、
どう読み取るか、振り返りがポイントです。

高いときのできごとを話しながら、
自分はどんなときにモチベーションが高まるのか、
共通するキーワードは何か、

低いときのできごとを見て、
どんなことがあるとモチベーションが下がるのか、
何が損なわれると意気消沈するのか、
大事にしている価値観を探っていきます。

モチベーションが上下するきっかけは、
外からの環境やできごとの影響かもしれませんが、
同じことに直面しても影響を受けない人もいます。

つまり、影響を受けるのは自分らしさの表れです。
なので、このグラフを書いて振り返ってみることで、
自分の価値観やモチベーションの源がわかります。

それがわかれば、
気が進まないことに取り組まないといけないとき、
失敗して落ち込んだとき、
なんとなく気分が乗らないとき、などに、
ちょっとしたうれしいことを見つけて、
自分のやる気スイッチを押すことができます。

在宅勤務などで少し時間ができた方も、
年度末で面談を控えた方も、
前に書いたことがある方も、
モチベーション曲線を描いてみませんか?

思わぬ自分の取扱説明書が見つかるかもしれません。

依存症をほめて支える~「病院ラジオ」より

「がんばっていますね」とほめられたことが
退院後も支えになっていると、
アルコール依存症で入院されていた方が
TVでおっしゃっているのを見ました。

サンドイッチマンさんが病院でラジオを開設し、
患者さんやご家族のお話を聴く番組、
NHK「病院ラジオ 依存症治療病院編」です。

アルコール依存という病は一生完治することがなく、
何十年断酒できていたとしても、
一口でも飲んでしまった瞬間に戻ってしまうことを、
私も以前、アルコール依存症の方と接したときに
教えていただきました。

番組でも、入院中の方や退院後に通院されている方が
穏やかな優しい表情を浮かべながら、
お酒の誘惑との闘いについて語られていました。

冒頭の発言をされた方は、
入院中、看護師さんが「がんばってますね」などと
書いてくださった付箋をノートに貼って、
今も持ち歩いて励みにされているそうです。

コーチングでも、
よいところを見つけて伝える、
がんばったことを認める、
というポジティブフィードバック(承認)を
大事にしています。

コーチング研修に参加された方からのご報告や
コーチングのクライアントさんたちの変化で、
その効果を何度もまのあたりにしていますが、
私が知っているのは、
あくまで、ビジネスや日常生活の事例です。

医療現場も看護師さんたちが温かく声をかけ、
葛藤と闘っていらっしゃる方の支えに
なっていることを知って、胸を打たれました。

ほめことばは、人生の支えになるのですね。

最近も、芸能界やスポーツ界でご活躍された方が
薬物の再犯で捕まった報道が続きました。
そんなときによく見聞きするコメントが、
「出所して誰にも相手にされないときに、
 昔の仲間からの誘惑にのってしまった」

医療の素人の私の発想は甘いのかもしれませんが、
「今日もがんばれたね」と支えるしくみがあれば
抑止効果があるのかもしれません。

私にできることは小さいですが、
ご縁があるクライアントさんや研修参加者で
ご家族や部下に怒りをぶつけていた方や、
過去の失敗を悔いて苦しんでいる方に、
「今日もできましたね」「がんばってますね」と
励まし続けることはできそうです。

番組の最後に流れたことばが印象に残ります。
「戻ることはできないけど進むことはできますから」