ひとのわにっきBlog

カテゴリー:リーダーシップ

リーダーシップ研修で力強いリーダー宣言を聞く

今年も会社の今後を担うリーダー向けに
リーダーシップ研修を担当しました

経営陣と若手社員の間をつなぐ役割を
強く自覚されていて
講義の内容も大事なポイントを吸収され、
気づいたことをことばにされて、
演習で真剣に意見交換され、と
本当に真摯に学んでいただけました。

最後の1分間リーダー宣言では
職場やメンバーの特性を考えつつ
自分らしさを活かす形で
めざす姿を力強く宣言されました

こういうリーダーのチームにいられたら
大きく成長できそうだなぁと感じました
講師冥利に尽きる研修でした。

「ソウル・クリーチャーズ・ランド」を企業に届けたい

自分が持っている「魔法の力」に気づいたり
とらわれている課題や思い込みに気づいて
対処する方法を考えたりするときに有効な、
「ソウル・クリーチャーズ・ランド」を
学んできました。

3日間、イスラエルで開発されたカードです。
ユニークなイラストが描かれていて
カードを選んで語っているうちに
アイデアがひらめきます。

イスラエルでは、小学校にも導入されていて
小さな子どもから大人まで使えるので、
私はこれを、ぜひ企業研修で使いたいです。

ツールがあると、
日ごろ自分のことを語るのが苦手な方も
ステレオタイプな発想にとらわれやすい方も
カードに誘われてことばが出やすくなりますし、

聴く側も、他の人の発想がおもしろくて
自然に深く傾聴したり質問したりできます。

なので、
自分らしいリーダーシップにも、
組織内の絆を深めるチームビルディングにも、
自分自身の今後を考えるキャリア研修にも、
多様なアレンジができそうです。

自分が持っている力、
自分の中に眠っている力に焦点を当てるので、
自分らしいリーダーシップや
自分らしくチームに貢献できることが
目に見えて、ことばになりやすいところが
大きな魅力です。

社員たちの考える力を磨いたり、
主体性や行動を引き出したりしたいと
思われている企業さまに届けたいです。

ソウル・クリーチャーズ・ランドを開発された
エフラット・マーヤン博士、
カードの日本語化と今回のワークショップの
開催に尽力された岡田太陽さんと
記念写真を撮っていただきました。

リーダー研修で役割意識を磨く

土曜日に2週連続で
企業さまで中堅社員向けのリーダー研修を
開催しました。

日ごろ現場で忙しく動いているみなさまに
座学でも集中していただけるように
できるだけグループで意見交換していただき、

オブザーブしてくださった部長、課長にも
コメントをいただくという緊張感の中で、
・求められている役割
・めざしたいリーダー像
・部下育成のポイント
などを考えていただきました。

私の想像を超えるユニークなアイデアが出たり、
休憩時間にも楽しく議論が続いていたり、
廊下ですれ違ったときに
「気づかされることが多いですね~」と
話しかけてくださったり、
頼もしい姿をたくさん目撃しました。

この会社の将来がとっても楽しみです。

上層部のみなさまの肝煎りの研修で、
研修しやすい環境を整えていただいて、
豪華なお弁当もご用意いただきました。

おべんとうグランプリ優秀賞のお弁当、
お品書きがついているようなお弁当、
おいしくて、研修の活力になりました。

リーダーシップ研修で力強いリーダー宣言を聴く

数年ぶりにご縁をいただいた企業さまで
リーダー研修を担当しました。

希望者の手上げ式の研修で、
冒頭からグループ内で積極的に発言されて
個性全開のディスカッションが弾みます。

リアルタイムで職場で活用する際の疑問点や意見を
出していただけるので、
みんなで一緒に考えたり解説を加えたりできるのは
実践的な学びにつながって、研修の効果が高まります。

イマドキのリーダーシップのあり方、
自分らしいリーダーシップのあり方を探って、
最後には、自分がめざすリーダー像を描いて
お1人ずつ宣言していただきました。

学んだことを取り入れて、
自分の価値観や強みも盛り込んで、
思い思いの力強い宣言に引きつけられました。

終了後は、久しぶりのスタバで1人ふりかえり。
講師にとって、このふりかえりタイムが大事です。

自分らしいリーダーシップを探る

今の時代に求められるリーダー像は、
自分らしい特長を活かしながら
メンバーの成長を支援できるリーダーです。

教育委員会さま主催の
管理職候補のミドルリーダー対象の
リーダーシップ研修で、
自分らしいカラーを活かしながら
メンバーの成長を支援できるリーダー像を
描いていただきました。

研修会場に向かう途中、
気持ちがいい風が吹く川べりを歩いて、
鮮やかな赤紫のあじさいを見つけました。
今年のあじさいは大輪が目立つ気がします。

密で距離が近いのは

「密」「距離が近い」ということばは
この1-2年は避けるべき状態を表していますが、
本来は、ステキな関係性を表す表現ですよね?

先日、大手企業の部長さまとのコーチングで、
来期のビジョンや方針をテーマにセッションを
していたときに、
数年前の新任部長研修で書かれたシートを
久しぶりに見つけたとおっしゃって、

・メンバーと密にコミュニケーションをとる
・距離が近いと思ってもらえる上司になる
と書いていたと教えてくださいました。

とても温かいお人柄の部長さんで、
「目標を達成されていますね」とお伝えすると、
「今はこういう表現できないですよね~」と
しみじみおっしゃるので、せつなくなりました。

本来、密な関係、距離が近いというのは
理想的な上司像であることは変わりありませんが、
表面的な単語、ことばの使い方としては、
この1-2年ですっかり意味づけが変わっていることに
私も気づかされて愕然としました。

コーチングセッションではその驚きを共有したあと、
気持ちを切り替えて、
・部として何を成し遂げるのか
・テレワークで直接会えなくてもどんな部にしたいのか
・部として何を大事にしたいのか
などなど、たっぷり語っていただきました。

ことばの選び方も繊細なステキな部長さん、
ますます応援したくなっています。

笑顔はレジェンドの証

出張先のホテルで見た「カンブリア宮殿」で、
村上龍さんが
キッコーマン名誉会長の茂木友三郎さんについて
まとめたことば、
「笑顔は温厚で、人を安心させる。
 実は、それこそが、
 正真正銘の「レジェンド」の証である。」に
心を打たれました。

番組の中でも、
堺のこんにゃくの製造会社、中尾食品工業の
30代の4代め社長に対して、
柔和な表情で温かいアドバイスをされていたのが
印象的でした。

名高い経営者さんだけに、
おそらくご自身には厳しい方なのでしょう。
それだけに、
後進のチャレンジに温かいことばをかけながら
甘さを指摘されるお姿に感銘を受けました。

誰もができることではないからこそ、
「レジェンドの証」なのでしょう。

形だけ真似しても意味はないかもしれません。
それでも、せめて、あり方から学び、
少しでも真似したいと思います。

初めてリーダーになる人にお薦めの「0から1をつくる」

私はスポーツ音痴ですが、
一流のアスリートの発言や考え方に、
コーチングや経営、リーダーシップなど
ビジネスのヒントをいただくことが多いです。

そだねー、もぐもぐタイムなどで注目を集めた
女子カーリングチームを率いた本橋麻里さんの著書、
「0から1をつくる」にも、
会社の組織づくりやチームづくりに通じる考え方が
詰まっています。

例えば、
前向きな気持ちで取り組むこと、全力を尽くす楽しさは
勉強やお仕事にも通じます。

1つのカラーにまとめるのではなく、
メンバーのキャラクターを活かして、
一色に染まらずに同じ方向を向くことの大切さも、
会社の組織やチームづくりでも同じです。

初めてプロジェクトやチームを任されたリーダーや、
チームの中からリーダーや管理職として抜擢され、
これまでの役割や立場の違いに戸惑っている方などに
お薦めします。