ひとのわにっきBlog

カテゴリー:創業支援

70歳雇用の努力義務と起業支援

日本経済新聞朝刊のトップ記事は
70歳雇用、企業に努力義務

現行法では、希望者は65歳まで雇用義務があり、
法改正されると、70歳までの希望者への努力義務として、
再就職支援、独立や起業支援などが挙げられています。

経営者にとっては、
社内や他社への再就職支援は経験があっても、
独立支援や起業支援は未知の世界ではないでしょうか。

私は中小企業診断士として、
商工会議所などで創業相談、創業塾などの講座を
長年担当しています。
事業を立ち上げ、形にして、継続していくには、
資金面以外にもさまざまな課題があるので、
各企業内で社員の独立や起業支援を行うのは、
あまり現実的ではないように感じます。

65歳になって初めて考えるのではなく、
もっと早い年齢で、
これまで培った知識や経験、希望する働き方をふまえて、
キャリア研修の一環として、
外部講師を招いた独立や起業の研修を取り入れたり、
商工会議所などが開催する創業塾への参加支援も
視野に入れる必要が出てくるかもしれません。

どんな形で社員の雇用を考えていくのか、
早めに想定しておかれることをおすすめします。

<お知らせ>池田商工会議所創業スクール

今年度も池田商工会議所創業スクールを担当します。
  https://www.ikedacci.or.jp/seminar30

日程:6/15(土)、6/29(土)、7/27(土)、
   8/17(土)、8/31(土)、9/21(土)
時間:13:30-16:30
場所:池田商工会議所

楽しく演習やディスカッションを行いながら、
自分がやりたいこと、叶えたい夢を形にするために、
ビジネスプランを練っていきます。

少人数制でお互い仲良くなって、
開業までの道のりも開業後も、
切磋琢磨して一生つきあえる経営者仲間ができます。

自分で事業をすることに少しでも興味をお持ちの方は、
ぜひ一緒に学び合いましょう。

詳しい内容やお申し込みは、「こちら」からどうぞ。

5月25日(土)には、
昨年の創業スクール卒業生の
ヨネマル商事株式会社 米谷まどかさんがお話しされる
創業プレセミナーも開かれます。
こちらも、ぜひご参加ください。

創業ゼミ卒業生の日本料理店「鯛はな」

2016年に堺商工会議所創業ゼミにご夫婦で参加された
花島宏さん、ちかよさんの日本料理店「鯛はな」で
おいしい懐石料理をいただきました。

 鯛はな
  大阪市中央区瓦町4-4-14 日宝ニュー本町ビル2階
  TEL:050-5595-9793(完全予約制) 日曜定休
  https://tabelog.com/osaka/A2701/A270106/27105741/

大阪有数の名店で修業され、日本料理一筋30年以上の
オーナーの花島宏さんが腕をふるわれるお料理は
どれも見た目も味も美しく繊細で、
目も舌もおなかも幸せで満たされます。

奥さまは常に優しい笑顔で、気さくに話してくださって、
おもてなしも心地いいお店です。

名物の鯛めしは、
オーナー自ら目の前で取り分けてくださって、
あまりのおいしさに、おなかはいっぱいだったのに、
おかわりまで楽しみました。

完全予約制で、
大事なお客さまのおもてなしや歓送迎会、
少人数でゆっくりお食事を楽しみたいときなどに
おすすめです。

移転オープンした「YYラジコン倶楽部」を訪問

2010年堺商工会議所創業ゼミ卒業生の難波裕文さんの
「YYラジコン倶楽部」が日本橋から堺に移転されたので、
商工会議所の課長さんに同乗させていただいて、
訪問してきました。

 YYラジコン倶楽部
  堺市中区八田寺町481-9 2F
  https://yy-rcclub.com/


サーキットも2面になって、
ラジコンファンのお客さまがますます便利に楽しめる
お店になっています。

開業から約8年、着実に事業を拡大されて、
頼もしい経営者さんになられてお会いできるのは、
創業支援の喜びの1つです。

これからさらにファンが増えて、発展されますように。

年収の壁と創業支援

女性の創業支援をしていると、
「ご主人の扶養の範囲内で」などと収入の上限を
気にする方がいらっしゃいます。

創業支援を始めたころは、
せっかく自分で事業を起こすのだから、と
大きくチャレンジすることを提案していましたが、
今では、フリマアプリや週末のマルシェなどに
不定期に出品や出展される方も増えてきたので、
自分らしい働き方も得たい収入も自分で決めて、
そのゴールに向かって計画を進めていけるよう、
私の考えも変化してきました。

3月9日付の日本経済新聞プラス1に
「複雑化する年収の壁」と題して、
税金や社会保険料と収入との関係がまとめられています。

創業ゼミや創業スクールを担当していると、
「平日、子どもが学校に行っている時間帯だけ」
「月5-6万円まで」と強く主張されていた方に限って、
実際にビジネスプランを立ててみたり、
店舗を見に行って理想的な物件を見つけたりすると、
一気にテンションが上がって、
スタッフを雇い、長時間営業している方も多いので、
当初のプチ起業のご希望を頭の片隅に入れつつも、
理想的な形を一緒に探り、伴走します。

堺創業ゼミ卒業生のバーを訪問する

2年前の堺商工会議所創業ゼミ卒業生の吉久香さんが
開業された洋酒中心のバー「aoi」を訪問しました。

  aoi
   大阪市阿倍野区松崎町2-1-41-101
   TEL:050-5436-7059
   営業時間:17:00-24:00 年内無休

おばあちゃんになっても
自分のお店に立ちたいと
ステキな夢を語られていた吉久さんは、
男装の麗人のようなバーテン姿も
かっこよくきまっていて
ファンもいっぱいつきそうです。

調理師さんの腕をふるって、
年明けからは洋酒に合うお料理も出されるそうです。

朗らかに接客してくださる居心地のいいお店で、
女性1人でも、軽く一杯だけも気軽に入れる雰囲気です。
ぜひ訪れてみてください。

創業経営者の覚悟を聴く

長年会社や店舗を経営していると、
様々な決断の局面に直面し、覚悟を問われます。

池田商工会議所創業セミナーで、
創業から15年近く経営されているお2人から、
そんな体験談を語っていただきました。

・リリーアンドデイジー株式会社
 代表取締役 麻生満美子さん
   https://www.rakuten.co.jp/lilyanddaisy/

・株式会社ロッソジャパン
 代表取締役 加藤健一さん
   https://www.rossobeanscaffe.com/

お2人とも、
プロとしての知識は自分の方が豊富でも、
お客さまのご意見を否定せずに聴き、
上手におつきあいされています。

やらないことを決め、
うまくいかないことは熟考し、やめる決断も下し、
周りの人に相談して素直に聞くと同時に、
最後は自分で選択されています。

経験を積まれているからこその重みのあることばを
私も一緒にかみしめました。

女性起業家がはばたくのを応援する

女性起業家のスタート時には、
必要な知識を学ぶこと以上に、
やりたいことを思うままに賑やかに語り合い、
イメージを膨らませていくことが効果的です。

女性起業家の支援の場では、
ビジネス経験やリーダー経験が少ない女性の場合、
自分にできるかな?と自己肯定感が低いことも多く、
いきなり資金や収支、市場のお話を検討するよりも、
できそう、がんばれそう、と
前に進むための心の準備を整えることを優先します。

甘いと思われるかもしれませんが、
少し自信をつけた女性は、
びっくりするほど大胆に一歩を踏み出す方も多いので、
そこで、必要な細かい知識や考え方を支援します。

堺市の女性起業家メンターミーティング最終日は
そんな女性たちが思い思いに現状のアイデアを発表し、
晴れやかな笑顔で締めくくりました。

これから、起業家として大きく踏み出せますように。

創業スクール最終日に思いがつながる

自分のことばで率直に思いを語ると、
たとえすらすらと話せなくても、
聴く人に伝わり、応援したい気持ちが強くなります。

8月に始まった池田商工会議所創業スクールの最終日は、
現時点での創業プランをお1人ずつ発表します。
発表に向けて、本当にやりたいことをもう一度見つめ、
どのように進めていくのか真剣に考えるので、
熱意がこもったプレゼンテーションが続きます。

全員に投票したい気持ちをぐっと抑えて、
第1位、第2位を決めますが、
お互いがお互いを応援する気持ちが高まっていて
一体感があふれます。

最終日までがんばった達成感とさびしさもあり、
早速忘年会で語り合う相談が始まり、
これからもみなさまがつながっていく様子を感じて
講師としてとてもうれしい気持ちで満たされます。

創業するまでの日々も、開業後も、
不調な日も不安なこともありますが、
心を開いて話せる仲間がいれば、がんばれます。
支援する専門家や公的機関も応援しています。

安心して思い切って羽ばたいてください。

成長イメージを描いてから事業を始める

事業を始めるときには、
事業が大きく成長している姿をイメージして、
早めに早めに打ち手を考えることが大切です。

起業前は目の前のことでいっぱいになりますが、
いずれ、もしオーダーがいくつも重なったら?
1人で手が足りなくなったら?と
あらかじめ贅沢な悲鳴を上げる自分を想定しておくのと
その時期が来てから考えるのでは、
大きな違いが生まれます。

コーディネータとして関わっている
堺市の「女性起業家メンターミーティング」の会合で、
成長意欲が目覚ましいメンティさんたちに、
そんな将来の自分を想像していただきました。

まだそこまでは・・・と
具体的に想像できなくてもいいのです。
わからないからこそ、
自由に妄想を膨らませることができます。

女性は目の前の現実に対応するのが得意な一方、
大きな枠組みで考えることが苦手だと言われます。
あえて夢物語を大きく描いて、
そのために今できること、今取り組むことを考えて、
笑顔で夢を現実にしていきましょう。

次回の会合はどんなふうに膨らんでいくのか、楽しみです。