ひとのわにっきBlog

カテゴリー:組織活性化

セミナーで共感力のパワフルさを体感する

堺商工会議所で女性限定セミナー
「共感力を活かすコミュニケーション力UP」を
開催しました。

働き方改革、生産性向上が叫ばれる今、
女性(女性性)が持つ共感力が「ひとのわ」をつなぎ、
働きやすい職場をつくるために求められていることを
力説し、あとは、演習三昧で聴く力を磨きます。

Points of Youの写真カードを選んで、
どう感じたか、どう見えたかを自由に語ります。

思いもよらない見方や発想で語る相手に好奇心を向け、
おもしろがって聴いてみると、
初対面の人とこんなに話せるの?という声が出るくらい、
心を開いて本音や夢が語られます。

中には、友人にも話していないお悩みを打ち明けたり、
私、こんなこと考えてたんだ、と驚いていたり、
笑顔があふれ、そのエネルギーに圧倒されます。

職場でもこんなふうに聴けるの?話せるの?と
思われるかもしれませんが、
1回あたり、1人が話した時間は3~5分です。

お仕事中におしゃべりに興じるのではなく、
短い休憩時間やちょっとした空き時間、
立ち話でも歩きながらでも話せる時間です。

「そうじゃなくて、」と遮る代わりに、
「へ~、それで?」とおもしろがって
ほんの数分耳を傾けるだけで、
人と人がつながり、職場の雰囲気がよくなります。

だからといって、
毎回毎回、聴かなくてもいいんです。
余裕がないときに、無理に聴かなくていいんです。

あー、聴いてあげればよかったなぁと思った後や、
気持ちに余裕ができたとき、
何かあったのかな?と気になったとき、
今日のセミナーで好奇心全開で聴き合った体験を
思い出して、
職場の居心地がよくなりますように。

今月は女性向けのコミュニケーションのセミナーが
続きましたが、
男性にも身につけていただきたいなぁと思います。

システムコーチング体験セミナーで見えない関係性を見る

公益財団法人関西生産性本部で
「システムコーチングの体験」セミナーを行いました。

システムコーチング
(ORSC:Organization & Relationship Systems Coaching)は
組織やチーム、家族などの関係性を扱うコーチングです。

私が強調したのは、
目に見えない関係性の問題は、
誰かが特定の制度や部署や人が悪いのではなく、
「システムの声」としてどこかに表れていると
とらえてください、ということです。

「○○が悪い」と定義づけたくなりますが、
仮に、見ないふりをして目を背けても、
チェックリストなどを作って表面的に管理しても、
仲が悪い人どうしを切り離しても、
問題は、別の形で現れることが多いですよね。

目に見えない関係性を紐解くということを
イメージしやすくするために、
コンステレーション(星座)のワークを体験して
いただくと、
意識していなかった課題に気づいた方も多く、
グループで意見交換が尽きませんでした。

特定の組織に対してシステムコーチングを提供するのが
一般的な形ですが、
経営者や管理職の方々に、自分の組織を客観的に眺め、
思わぬ解決策を発見する機会として、
体験セミナーも意義があるなぁと感じました。

組織の中のアサーション

アサーション、アサーティブネスについて
学んだことや聞かれたことはありますか?

一言で言うと、
関係性の中で、自分も相手も尊重する自己表現です。

私はこれまでにも何度か
日本のアサーションの第一人者、平木典子先生から
学ぶ機会を得ていますが、この連休中の2日間は、
「協働のためのアサーショントレーニング」を
学んできました。

組織の中で、自分らしさも相手らしさも活かすには、
1人1人がアサーティブでいられるか、
組織自体がアサーティブであるか、が問われます。

・人と違う考えや価値観を持ってもOK、
・人と違う行動をとってもOK、
・意見を伝える権利も、伝えない権利もある
という
基本的な人権であるアサーション権を尊重しつつ、

・組織の課題達成
・関係性の形成・維持
・個人の要望
の3つの機能を満たすように関わっていくのは、
そう簡単なことではありません。

今回、演習に参加する側、オブザーブする側の
両面を体験してみて、
会議運営のファシリテーターとして、
第三者が存在することの意味も実感しました。

会議運営をサポートする場面、
研修で伝える機会に、
今回学んだことを盛り込んで伝えていきます。

心理的安全とは

大学時代から臨床心理学を学び、
カウンセリングやコーチングと長年つきあっていると、
最近、マインドフルネス、1 on 1などのテーマで
研修や講演を依頼される機会が増えているのは、
とてもうれしく思います。

かっこいい横文字名称がつき、
グーグルやヤフーの成功事例が話題になっていますが、
「今ここに集中すること」「相手の話を傾聴すること」
などは、昔から大事だと言われ続けているので、
ここ数年ブームのように話題になっている現象は
不思議に思っていました。

中原淳先生のブログを読んで、
もやもやしていたことが見事にことばにされていて、
納得しました。
 →「心理的安全バブル」にご注意を!!

心理的安全とは、
ハーバード大学のエドモンドソン教授が1999年に
論文に書かれた概念で、
「このチームで、もしリスクをとったとしても、
 対人関係上(亀裂や破壊がおこらない)であろう」
という(チームに)共有された信念」だそうです。

中原先生は、「仲良くすること」とはちょっと違うと
警鐘を鳴らされています。

詳しくは上記のURLを読んでいただくとして、
私がとらえたことばで説明すると、
根っこにあるゆるぎない信頼関係のことで、
安心してリスクをとれる関係、
耳の痛いことや反論を言い合っても大丈夫な関係、
という言い方が通じやすいかなと思います。

心理的安全ということばは美しい響きですが、
なれあいや、甘やかすことではなく、
組織にとって必要な選択ができる愛情と覚悟を
求められているのだと思います。

Points of Youを使った研修で好奇心全開の傾聴力を養う

研修で、対話の力を実感していただきたくて、
Points of Youのカードを使用したところ、
驚くほどの傾聴の実践練習ができました。

気になる写真を選び、
数年後になりたい自分について語り合うと、
「えー? そう見えるんだ。」
「へー、そこに注目する?」などと、
相手の着眼点やストーリーに好奇心を向け、
相手の世界を探り、
自分の視点との違いを楽しむ聴き方ができています。

会場のあちこちで、
もっと聴かせて、と前のめりに話を聴き合い、
休憩時間になっても対話が続きました。
お仕事では、特に利害や思い入れのある話題では、
毎回毎回このように傾聴できるとは限りません。
それでも、
相手の意見を好奇心全開で最後まで聴く体験、
自分のアイデアを尊重して聴いてもらう体験を
一度でも味わったことは、
これからのお仕事でも役に立つことでしょう。

コミュニケーション研修で本気で聴くと話したくなることを実感する

人は、好奇心を向けて真剣に聴いてくれる人がいると、
どんどん話したくなり、前向きな気持ちになることを、
研修で改めて実感しました。

毎年呼んでくださっている金融機関さまで
「職場のコミュニケーション」の研修を行いました。

開始前には私語1つ聞こえないほど静かな会場が、
短い時間で身につく演習を重ねるうちに
笑い声があふれ、感想を口々に語る場になります。

お互いに話を聴きあう演習では、
「えー、3分?長くない?」と言っていた人たちが
「はい、そこまででーす。」と時間を知らせると
「えー、短いー」と話が止まりません。

これが職場の日常の光景になれば、
なんてステキな会社、職場になるのだろうと
わくわくしませんか?

うれしいことがあれば、一緒に喜んでもらえるし、
困ったことがあっても、会社に戻れば聞いてもらえて、
一緒に考えてもらえばアイデアも浮かびます。

そんな会社は夢物語・・・なのでばなく、
コミュニケーションの楽しさや奥深さを知って、
実践を続ければ、本当に実現します。

帰りに、事務局の方に、
「外まで笑い声が聞こえてきましたよ。
 毎年この研修で仲良くなるんですよね。」と
言っていただいて、
うれしい気持ちで明日の研修会場に向かいました。

コミュニケーションの研修はやったことがあるよ、
研修ではできても、職場では難しいよね、
などと思っている方がいらっしゃったら、
一度、試してみませんか?

コーチング:即時フィードバックで人間関係が変わる

コーチや研修講師として、
クライアントさんや研修参加者のよいところに
気づいたときに、
すかさずフィードバックすることを心がけています。

長年このお仕事をしていると、いつのまにか、
コーチングや研修のとき以外にも、
習慣になっていることに気づく出来事がありました。

先日、久しぶりに会った友人と食事に行ったときに、
バーニャカウダを持ってきてくれた店員さんが
珍しいお野菜を1つ1つ丁寧に説明してくれたので、
「これ全部覚えてるんですね。
 聞いたことない名前がすらすら出るんですね。」と
話しかけました。

店員さんがテーブルを離れた後で、
「ふだんの会話の中でもフィードバックするんだね。
 さすがコーチだね。」
と、友人からもすかさずフィードバックをもらって、
無意識にとっていた行動に気づかされました。

フィードバックされると、
自分では気づかずにとっている行動を自覚できる
という体験ができました。

その店員さんはうれしそうな笑顔になって、
私たちのテーブルへのサービスがよくなったような
気がします。
ちょっとした一言でモチベーションが上がるなら、
ふだんから意識してさりげなく声をかけたいなぁと
感じた出来事でした。

この記事を読んでくださったみなさまも、
上司や同僚、後輩、ご家族などの身近な方に、
ぜひさりげなく気づいたことを伝えてみませんか?

ほめよう、かっこいい言い方をしようと気負わずに、
感想をつぶやくような感覚で、
気づいたことを口にしてみてください。

上司は連休明けにお楽しみをつくろう

まもなく10連休ですね。
長いお休みがとれる方は、
連休中ではなく、連休明けの過ごし方は、
考えていらっしゃいますか?

この時期、
上司、先輩のみなさまには、
連休前に、新入社員や若手社員への簡単な面談、
連休明けに、楽しみなお仕事やイベントなどの設定を
おすすめしています。

10日間もお仕事を離れて復帰すると、
連休前は何をしていたのか、
何から手をつけてよいのか、
なかなかエンジンがかからない方も多いでしょう。

まして、新入社員さんや転職、転勤、異動された方は、
ペースをつかみにくいと思います。

なので、上司、先輩が
連休明けには、こんなお仕事を一緒にがんばろう、
こんなお楽しみが待ってるよ、と
出社を楽しみにできる工夫をしてみてください。

少し先にお楽しみが待っていると、がんばれます。
間違っても、
GWが終わったら、しばらくお休みがないよ。
疲れたなぁ、
次の楽しみはお盆休みくらいだよ、などと
暗い未来を描かないでくださいね。

段取り力を鍛える研修

2日間、若手社員さまを対象に、
「段取り力とチームワーク」研修を実施しました。

私が強調したことは、
行動の質と量を高めるために、
目標やビジョンを意識したうえで、
軸を持って行動することの大切さです。

参加者のみなさまはとても素直に学んでくださって、
覚えたばかりのフレームワークや用語をすぐに使って、
ご自分の仕事の進め方や時間の使い方を見直し、
グループディスカッションの質も高くなり、
プレゼンテーションも発表資料のまとめ方も
見事に上達していく姿を見せていただきました。

職場の上司や先輩方に、
彼らの成長ぶりを感じていただけたらうれしいです。

経営資源は人・人・人

経営者が大切にすべき経営資源として、
ヒト、モノ、カネ、情報、ノウハウなどが
よく挙げられます。

私が「ひとのわ」として人と組織の分野で
お仕事をしているせいか、
商品や技術、情報を扱うのも全てヒトなので、
人が一番大事だと思ってしまうのですが、

がんこフードサービスの小嶋淳司会長は、
TV番組のカンブリア宮殿で
「人・人・人」とおっしゃっていました。

かつて、現場の過酷さを目の当たりにした反省から、
調理の技も接客の技も、背中を見て盗むのではなく、
ベテランが新人に細かく教える仕組みをつくられ、
人を育てて生産性の向上に取り組んでいるそうです。

創業者として1代で会社を成長させ、
80代の今もなお工夫を重ね続けていらっしゃるお姿に、
圧倒されました。

私も「人・人・人」の精神で、
さらに人材育成、組織活性化のお仕事に注力します。