ひとのわにっきBlog

セルフコーチングセミナーStep2「モチベーションを引き出す」

OSAKAしごとフィールドさまの
セルフコーチングセミナー2日めは
「Step2 モチベーションを引き出す」

自分の気持ちを自分で掘り下げて、
パワフルなモチベーションの源や
ちょっとした元気のスイッチを探りました

楽しい元気のスイッチを
チャットで共有していただいたので
一部紹介しています

モチベーションを高めたところで
今年にやりたいことを決めて
行動のアイデアを出し合って
まずやることをチャットで宣言しました

質問タイムは
お悩みを出してくださった方に
参加者どうしでもコメントしてくださって
ニコニコしながら話題が進んで
楽しくやりとりができました

次回は最終回は
「フィードバックで自分を育てる」

さらに自分で自分を成長させるヒントを
楽しく探っていきます

セルフコーチングセミナーStep1「なりたい自分を描く」

6月、9月に引き続き
OSAKAしごとフィールドさまの
セルフコーチングセミナー3回シリーズが始まりました

Step1は「なりたい自分を描く」

コーチングの傾聴や質問を自分に向けて
心の中にある本音に焦点を当てて
この1年の抱負ではなく
あえて3年後になりたい自分、
外の環境も自分自身も予想がつかなくて
枠を外して自由に発想していただきました

チャットで共有していただくと
前向きな人物像がたくさん並んで
読むだけで元気が出てきます

新しいことにチャレンジするときには
不安や迷いの感情がつきものなので
安心して前に進むためのアイデアも
ブレイクアウトルームで出し合いました

事務局の方からいただいたアンケートには
ご感想をたくさん書いてくださったので
一部抜粋して紹介します

来週、再来週も楽しみです

新年初読書は「コーチングのすべて」

新年初読書は「コーチングのすべて」
ジョセフ・オコナー、アンドレア・ラゲス著
英治出版

前から気になっていた本です。
あえて実家にお仕事を持ち帰らずに
ゆっくり時間をとって読みました。

原題はHow Coaching Worksで
How to コーチングではないので
これからコーチングを学ぶ方ではなく
コーチとして活動している方におすすめです。

コーチングの成り立ちや
さまざまな〇〇コーチングについて解説されていて
なじみのあるコーアクティブコーチングや
NLPコーチングなどの説明を読むのも新鮮です。

私が一番はっとしたのは最初のほうにある
「コーチの主な仕事は
 クライアントが「自分が問題を生み出す過程」を
 理解する手助けをする」

対人援助職の要として
クライアントの問題を解かないことは
学んでいたころに一番身に染みたことで、
今も常に意識していることですが、

「クライアントが問題解決する」にとどまらず
「問題を生み出す過程」にフォーカスする視点は
持っていなかったので、新鮮に感じました
確かに、問題が発生してから解決するよりも
自分が生み出しやすいプロセスを知っておくと
そもそも問題にとらわれにくくなるので
建設的ですね

この視点を持って
クライアントさんたちが問題を生み出すことなく
まっすぐに自分の道を歩いていけるよう
コーチングしていこうと思います

2025年ご挨拶

あけましておめでとうございます。

2025年
「クライアントさんたちの才能を世に解き放ち
 人生のセンターを歩くトップスターを育てる」
この思いを胸に
コーチングや企業研修で関わる人や組織を
全力で応援いたします

同時に私自身も
「自分の直感を大事に、自分の0番を歩む」

宝塚歌劇大ファンの私にとって
宝塚用語でイメージすると
自分の理念にぐっとエネルギーがわいてきます

そう思いながらSNSを眺めていたら
なんと私が初めて宝塚を観劇したときの
月組トップスターだった瀬奈じゅんさまが
今年の抱負として
「私の、私だけの道を歩む。自由に軽やかに颯爽と」
と掲げていらっしゃいました

生き方までもかっこいい瀬奈さまに
背中を押していただいた気がして
ますます2025年が楽しみになってきました

本年もひとのわと福住昌子をどうぞよろしく
お願い申し上げます

画像でふりかえる2024年

実際の業務はコーチング三昧な日々でしたが、
コーチングやコンサルティング、企業研修は
守秘義務もあってほとんど書けないので
私の発信は公的機関のお仕事や創業支援が
中心になっています。

大勢の創業者を講座から送り出したり
開業されたお店や出店イベントを訪ねたり
楽しく&おいしく交流できました。

コーチングの資格PCC
(国際コーチング連盟認定
 プロフェッショナルコーチ)の資格は
2006年に取得以来6回めの更新ができました

懐かしいクライアントさんとの再会も続き
数年ぶりのコーチングセッションや
著書に紹介していただいたことも
覚えておきたいうれしい出来事です

企業研修もご継続いただくところが多く、
効果が組織に定着してきているのを感じて
やりがいが増しています。

発信内容も
ひとのわの実際のお仕事に近づけるよう
守秘義務の範囲内で
特定されないような工夫をして
研修で聞こえてきた楽しい発見や
コーチングで感銘を受けたことなども
発信できたらいいなぁと思います。

本年もひとのわとおつきあいいただいて
誠にありがとうございました。
新しい年もどうぞよろしくお願いいたします。

メンター研修であたたかい職場をつくる

3年のおつきあいの企業さまで
中堅社員研修を行いました。

現場仕事が多い建設業で
誰かが必ず見守ってくれるあたたかい職場を
めざされていて、
現場リーダー対象に毎年研修を実施しています。

数年前にメンター制度を導入されて
(この会社では別の呼び方をしていますが
 会社名がわからないよう一般名称で表現します)
離職率低下の効果もみられてきたため、

より1人1人の成長をサポートできるように
バージョンアップした内容を準備しました。

1年ぶりにお会いしたみなさまは
冒頭からリラックスした雰囲気で
自分のことを話すときは謙遜されていても
グループやペアで仲間の話をきくときには
スイッチが入ったように相手を盛り上げ、
良いところを見て伝える勢いが止まりません。

日ごろから後輩にもこんなふうにあたたかく
関わられているのだろうなぁと想像できて
うれしくなります。

昨年の研修内容も覚えていてくださって
関連する質問をしてくださったり、
仲間からフィードバックをもらったのが
うれしかったとおっしゃって
「これ、後輩にもっとやったらいいんやな」と
自分で気づいてくださったり、
学んだことを吸収して実践されているのが
講師冥利に尽きます。

事務局の方から来年の内容もご相談いただいて
継続してくださるのね!と喜んでいます。

先輩たちが自分らしく活き活き働いて
後輩たちを熱心にサポートして
こんな素敵な職場はないと誇れるように
引き続き応援しています

出していただいたお茶のボトルがかわいくて
研修中も癒されました。

参加者募集:堺商工会議所創業者交流会

昨年に引き続き
1月25日(土)午後
堺商工会議所で創業者交流会を開催します

希望者のみ自己PRタイム
創業者あるあるテーマでグループトーク
お悩みQ&A などなど
堺市や近くで創業されている方や
これから創業したい方にとって
つながりをつくるチャンスです

名刺やショップカード、チラシなどを
ご持参いただいて
見せ合ってアドバイスをもらったり
同業者や異業種との交流を深めたり
楽しくご参加いただける3時間です

日時:2025年1月25日(土)14-17時
場所:堺商工会議所
費用:無料
講師:ひとのわ 福住昌子

ご案内や申し込みは
https://sakaicci.or.jp/sougyoukouryu-kai/

昨年もここでお仕事のつながりが生まれた方も
いらっしゃいます

ご参加をお待ちしています

人生の時間軸で成長を考える

今年もこの季節に
若手社員対象に人間力向上研修を行いました。

大きな建設業で、
ある支店方針に「人間力向上」が掲げられ、
4年前に研修のご相談をいただいたときには
単年度研修の予定でしたが
後方席で誰よりも熱心に参加してくださった
部・課長からの「継続が大事」というお声で
4年間続いています。

これまで翌年の目標を設定して行動する習慣を
少しずつ身につけることができてきて、
昨年からの成長のふりかえりを行うと、
「意識して〇〇できた」
「積極的に挑戦した」
「計画的に行動した」
と頼もしいことばが次々に出てきます。

今年は、成長という時間軸をぐーんと伸ばして
長期の視点で人生を描きました。

現場仕事が多い18歳から20代の方々にとって
65歳、70歳まで働く、100年生きるなんて
ふだんはなかなか想像しない遠い未来のこと。

だからでしょうか。
グループワークに取り組みながら、
「この仕事、50とか60になってもできるか?」
「60のよぼよぼになって働いている想像つかない」
などと聞こえてきて

60のよぼよぼ?
四捨五入すると60の私も
後方席の管理職の方々も笑いをこらえていました

にぎやかに長い目で将来を描いて
そこから今やるべきこと、やりたいことを
思い思いに導きだしていくと
単に1年先、3年先の目標を考えるときよりも
1人1人の人生がカラフルで味わい深いものに
なっているように感じます。

ここで立てた来年のアクションプランも
例年のように実践、挑戦されて
彼らの人生が
きらきら輝くスターへの道になるよう
応援しています。

終了後は、私自身のキラキラ補給のために
灯りがともり始めたオフィス街を見下ろして
甘いものでリフレッシュしました。

コーチング:「背中を押してもらいに来ました!」

4年半ぶりにご連絡いただいて
クライアントさんが大阪まで来てくださって
対面コーチングができました

「背中を押してもらいに来ました!」

第一声でこんなことを言っていただくと
コーチの私の気持ちも一層引き締まります。

コワーキングスペースをコロナ期に解約したので
ホテルのラウンジでコーチングしていると
私自身もコーチになりたてのころのような
初心に戻ったような感覚になりますが

クライアントさんが鞄から取り出したのは
何年も前に彼のお話を整理しながら書いた
落書きのようなメモ。
「時々見返しているんですよ」

うれしくてじーんとしてしまいます

クライアントさんのお話をうかがうにつれて
ますます大きく飛躍されているイメージが
私たちの間に未来のスクリーンがあるかのように、
映画のように、くっきりと浮かびあがります。

「これはもうチャレンジなんかじゃなくて
 未来の事実なんだよ」
と未来からのメッセージのように。

「勇気出ました」と
自信に満ちた笑顔でラウンジを出るときの
クライアントさんは
1時間前より大きな大きなヒーローに見えました。

21年前、経営者や管理職の方々の
人についてのお悩みを軽くして
本業にどっぷり注力してほしいと願って
コーチへの道に舵を切り、
今、その通りに大勢コーチングできているのも
私の毎日の喜びにつながっていますが、

最近、懐かしいクライアントさんたちと
再会する機会が続いて、
大きく成長されているのをまのあたりにして、

ここからの私の人生で、
大きな羽根を背負ってセンターに立つ
宝塚のトップスターさんのように
クライアントさんが夢と希望を背負って
センターを歩んでいく姿が見たい!
という私の次の夢が浮かんできました

「クライアントさんたちの才能を世に解き放ち
 トップスターを育てる」

まずは私のビジョンを強化するために
私が大好きな宝塚歌劇を観劇に行くたびに、
今まで以上に意味を感じながら
スターさんの晴れやかな姿を焼き付けて
そこに至る道に思いを馳せましょう。

コーチングの書籍に紹介される

長いおつきあいのあべき光司さんの新著
「コーチングがイチからわかる本」が届きました。
ゴールドの表紙が輝いています。

あべきさんは税理士さんとしてだけでなく
多くの事業も経営されて大活躍されている
尊敬する経営者さんです。

そんなあべきさんが、
第1章のコラム「私とコーチングとの出会い」に
私を登場させてくださっています。

あべきさんが私のコーチングを受けられたのは
私が独立した翌年2004年から約5年間、
まだ駆け出しのコーチだったころ、
あべきさんも会社員だったころのことです。

20年近く前の懐かしいエピソードが書かれていて
当時の感覚がありありとよみがえって
涙があふれてきて続きが読めません。

あべきさんがすごい方だということは
今や周知の事実だと思いますが、
こんなふうに書いてくださったお返し?に
当時からあべきさんが只者じゃなかったことを
コーチの守秘義務に反しない範囲で
エピソードを紹介してみます。

コラムにも書かれている「5年後の自分」は
それ以降のコーチングでも、ことあるごとに
「5年後の彼ならどう判断すると思いますか?」
「5年後の僕なら何と言いますか?」などと
何度も問いかけていました。

私が驚いたあべきさんのセリフは
「彼、どんどん成長してるんですよ。
 彼はもうそんな次元にはいませんね」

5年後の自分はすごい勢いで成長しているので
このままでは彼の背中が見えなくなると言って
今の自分の目標を次々と上書きして
めざましい勢いで行動して叶えていかれました。

一度将来像を描くと、
「追いつくように」とがんばる人は大勢います。
が、「彼も成長し続けている」という発想は
それまであまり聞いたことがなくて、

どこまで大きな人なんだろう、と
あべきさんの世界が果てしなく広がる予感に
心が震えたことを今でもはっきりと覚えています。

他にもステキなエピソードは多々ありますが
そこはコーチとクライアントの秘密ですね(笑)

あべきさんにとっても
「コーチングとの出会い」と書かれていますが
私にとっても、コーチとしての筋力や胆力を
鍛えていただいた恩人です。

そして、当時の駆け出しコーチの私の夢は
「クライアントさんが
 いつのまにか手の届かない雲の上の世界で
 大きな事業を成し遂げたり取材されたりして
 それをコーヒー片手にのんびり見上げて
 にこにこ笑っている私」
というイメージでした(今も同じですが)

あべきさん、
出版&ベストセラー、おめでとうございます!
そして
私の夢を叶えてくださってありがとうございます。