ひとのわにっきBlog

オンライン研修で自宅スタジオ化

オンライン研修で使う機材が自宅に増えていきます。

先週は、背景を変更するためのグリーンバックと
投影資料とは別に、手元の物や図をを映すための
セカンドカメラを導入しました。

緊急事態宣言が解除され、
研修のお打ち合わせが少しずつ進み始めましたが、
夏以降の研修でも、オンライン研修のお問い合わせも
多いのです。

仮想背景は不自然な映像になるので良し悪しですが、
ある研修会社さま経由の研修では、
指定のロゴ入り背景を表示して講義を進めるため、
背景スタンドが必要になりました。

これまで、研修でもコーチングや経営相談でも、
お客さまのオフィスや研修会場や会議室などに
出向くことが多かったので、
狭い自宅でもモノは少なかったのですが、
ここ数ヶ月でどんどんデジタルものがあふれて、
自宅がオフィス化していきます。

こんな生活は長くは続かないのかもしれませんが、
気持ちを切り替えてくつろぐスペースがほしいので、
オフィスかセミナールームがほしいなぁと思います。

世間では、テレワークに慣れて、
「もうオフィスいらないんじゃない?」という流れに
なりつつありますが、
逆行して、専用スペースがほしくなっています。

2月半ばから研修が全て中止になって、
大きな投資ができる状況ではありませんが、
オフィスを持つことも頭の片隅に置きながら、
研修準備を進めます。

経営者こそ弱音を吐いてください

経営相談窓口で経営者さんのお話をうかがいました。

今後に向けた前向きな取り組みへのご相談ですが、
その動機やきっかけとして、
現状の新型ウイルスの影響について触れることになり、
苦しい胸の内をお聴きすることになります。

日ごろ、社員さんの前では明るく振舞って、
苦しい中でも社員さんのお給料を精いっぱい確保し、
不安を与えないように努めて明るく振舞いつつ、
内心では、当面の資金繰りと今後の売上や利益確保に
大きな不安を抱える経営者さんの心の中は、
限界を超えそうなくらい張りつめています。

事業計画書の作成をお手伝いすることも
中小企業診断士の私にとって大事なお仕事ですが、
それ以上に、コーチとしてというより、人として、
第三者だからこそ話せることを吐き出していただいて、
少しでも心を軽くして帰っていただきたいなぁと
心から願います。

今の状況で、経営者が事業資金を確保するために
数々の施策を頼りになりふり構わず走り回るのは、
全然恥ずかしいことではありません。
会社と社員を守るための、立派な経営者の行動です。

経営者にとって、会社、社員、事業は命です。
命を守ることよりも大切なことなんてありますか?

お会いした経営者さんが、
涙を流して会社や社員さんへの思いを語られた後、
「心のケアまでしてもらってありがとう」と
すっきりしたお顔で帰っていかれました。

心のケア……
それを意識して聴いていたわけではないのですが、
コーチングやカウンセリングを学んできたので
そう受けとっていただけたことがうれしく、
私も元気をいただきました。

平常時も、1人で悩まずに話しに来てくださいと
いつもお伝えするのですが、
こんなときだからこそ、声を大にして言いたいです。

状況は変わらなくても、吐き出すだけで楽になります。
心に余裕が生まれたら、元気も知恵も出てきます。

名目は、経営相談、コーチング、カウンセリング、
何でもかまいません。
私もいつでもお話をお聴きして受け止めますし、
話を聴いてくれる方がいれば、ぜひ頼って下さい。

Zoom講座で気を配ること

企業研修の講師や大学講師の方を対象に、
Zoom研修を行いました。

オンラインでの研修や講義を控えた方々に
基本の画面操作やブレイクアウト(グループ分け)、
資料の共有やチャットでのやりとりなど、
講義を進めるために必要な経験を積むのが目的です。

冒頭から話しやすい雰囲気をつくることを心がけて
苦手意識をお持ちの方にも払拭していただき、
順番に操作して、初めて使う機能にもチャレンジ
していただくことができました。

講師のお仕事は、
コンテンツを伝えることが中心と思われがちですが、

実際に登壇するときは、
常に参加者の反応をみながら場づくりを行い、
準備したコンテンツをアレンジして伝えるという、
感覚を研ぎ澄ませて状況対応するお仕事です。

オンラインではそこに、
超現実的なPC操作に気を配り、
回線などのトラブル対応にも神経を配り続けるので、
右脳と左脳、感覚と頭脳、全身がフル稼働します。

全身運動のような集中力を要するのですが、
この感覚、なぜか私には心地いいのです。

画面越しだからこそ、
私も笑顔で大きく反応することを意識しながら、
1人1人のお顔をみて進めていくと、
参加者LOVE~な気持ちがとまらなくなります。

同時に、オンラインの研修では、
予期せぬ機材や回線のトラブルも起きやすいので、
研修のファシリテーションを行う講師と、
テクニカルな操作やサポートを引き受ける方と、
2人体制で進めることができれば安心です。

講師も参加者のみなさまも学びに集中でき、
研修の効果も高まります。

私は個人事業主で、スタッフはいませんが、
これからはますます研修事務局の方や
同業の仲間と連携することが大事だと実感しました。

準備や打ち合わせに時間と労力がかかりますが、
みんなで1つの場をつくることは大好きですし、
私の組織づくりのテーマでもあるので、
私もこれからチャレンジしていきます。

医療従事者のご家族のお話を聴く ~お話聴きます~

私ができる活動として、
「~お話聴きます~」を行っています。
  https://ws.formzu.net/fgen/S79215156/

お医者さまのご家族のお話をお聴きして、
過酷なお仕事でストレスを抱える方だけでなく、
後ろで支えているご家族の方にも、
ちょっと聴いてもらって気持ちが軽くなる体験を
してもらいたいなぁと思いました。

聴かせていただいて私が感じたことを、
個人的な状況を避けて、少しご紹介します。

本音は「家にいてほしい」と不安を感じながらも、
大切なお仕事をされるご家族を笑顔で送り出し、

不規則な時間帯に帰宅されるのを温かく迎えて
お食事や寝室の遮光や空間を確保して、
少しでも疲れが癒せるように愛情を注がれていて、

過酷な現場を支える方は、
その周辺にも大勢いらっしゃることを痛感します。

その方はお子さんがいらっしゃるので、
一緒に遊んだり、食卓を囲んだり、入浴したり、
ふだんは家族の楽しみであるはずのことも、
注意を払って、心の健康のために続けてよいのか、
万が一を考えて、別々にしたほうがいいのか、
悩みは尽きません。

私はひたすら耳を傾けるだけですが、
それでも、ふだんはなかなか口にできずに
1人でも悶々としていたことを吐き出せたと、
すっきりしたお声で、
優しい気持ちでご家族と過ごせそうだと
おっしゃってくださって、ほっとしました。

医療現場に限らず、
福祉や介護、保育などはもちろん、
営業中の店舗やサービス、お役所や金融機関など、
出勤が必要な方とそのご家族のみなさまは
同じような状況や気持ちなのでしょう。

今だけでなく、ふだんからそうやって、
私たちの生活が守られているのですね

職場やご家庭で悶々とされている方、
何か問題が起こっているわけではなくても
なんとなくもやもやする方、
ご家族の負担が心配な方、

30分程度、無料でお話を聴きますので、
ご遠慮なくご活用ください。
 https://ws.formzu.net/fgen/S79215156/

創業ゼミ卒業生のオンライン対話会を開催

2016年に堺商工会議所創業ゼミに参加された方の
LINEグループで、ここ数日、
緊急事態宣言を受けて、
 休業することにした、
 今はまだお店を開けているけれど……
 テイクアウトの準備をしている
 うちは対象業種ではないけれど……
などなど
迷いや決意の声が飛び交っていたので、

これは一度、お顔を見てお話しできたほうが
安心できるのではないかと思って、
Zoomでの対話会を設定しました。

私が何かを教えるのではなく、
最近どう? 何を思ってる? と口にするうちに、

一緒に学んで気心が知れた仲間どうし、
自分で事業をしたいと志を持つ者どうし、

ちょっとした仲間の発言をヒントに、
今だからできること、
今のうちに仕込んでおきたいことなど
妄想がどんどんふくらみ、
またお互いに好き勝手にコメントし合って、
元気が出てきます。

どこかに集まらなくても、自宅でZoomをつないだら、
画面上でお顔がはっきり見えるので、
リアルに会う以上に距離が近く感じられ、
瞬時に気持ちがつながります。

創業ゼミを卒業されて開業すると、
お店を訪問する以外の支援は難しかったのですが、
講師も創業者も在宅時間が増えたおかげで、
新たな形で交流を試すことができました。

これなら、営業が戻ってからもできますね。

創業支援、主催、と銘打たなくても、
都合がいい人が参加して、
情報交換や気分転換できるオンラインの場を
気まぐれにゆるゆる開催しようと思います。

在宅勤務と身だしなみ

在宅勤務をされるとき、
どんなスタイルでお仕事をされていますか?

7都府県で緊急事態宣言が発令され、
最近、ご自宅でお仕事をしはじめた方は、
 食卓やリビングなど仕事スペースの確保、
 上司や同僚とのちょっとした相談や会話、
 ご家族との距離感や時間の使い方、
などなど、急な環境変化にとまどっている方も
多いと思います。

外出もWeb会議もなく、誰とも会わない日は、
服装や身だしなみはどうされていますか?

知人がメイン講師を務める研修が
急遽、オンラインで開催されることになり、
私もグループワークの運営などを担当しました。

研修なので当たり前のようにスーツを着て、
30分前からパソコンの前でスタンバイしていたとき、
ふと、自宅でスーツを着るのは珍しいなぁと
不思議な感覚になりました。

ネットや新聞の記事によると、
Web会議や研修の画面に映るのは上半身だけなので、
この春はスーツの売れ行きが芳しくなく、
ジャケットだけがよく売れたそうです。

それも合理的だと思いますが、
スーツを着て身だしなみを整えると、
やはり、気持ちもピリッと引き締まり、
仕事のスイッチが入ります。

ご自宅から研修に参加されたみなさまも、
外出できる服装で映られていたようです。
少人数グループに分かれたディスカッションでも、
Zoomではお互いの顔がはっきり見えるので
「着替えるとメリハリが出ますね」
「こうやって顔を見て話せるのはいいですね」と
在宅勤務の生産性を上げる情報交換が進み、
投票機能やチャットも使いこなされて、
あっというまに時間が過ぎました。

私も自宅で過ごす日々が続いています。
Zoomでの会議やWebセミナーも多いですが、
時間のお約束がない作業をしているときは、
つい、だらだらと時間を費やしてしまいます。

私自身も、時間を区切って行動したり、
ジャケットまで着なくても外出着に着替えたり、
自分でメリハリをつけて過ごそうと、
改めて感じた1日でした。

上手に気分転換しながら、
オンラインで雑談会や飲み会?も開きながら、
仕事を進める工夫も、
職場のつながりを感じる工夫も、続けてください。

初めてのことでどうすればいいかお困りの方は、
簡単なご相談には料金はいただきませんので、
このページの右上の「CONTACT」から
お気軽にお問い合わせください。

デマを拡散しないためのヒント

連日、SNSやメールなどで、
「拡散してください」と呼びかけるメッセージが
届きませんか?

それを広めるのは、ちょっと待ってください!

伝える前に、確認してほしいことがあります。

(1)その情報は、本当に正しいのか
(2)誰に伝えるのか
(3)伝えた相手の役に立つのか

この3点を落ち着いて考えて、
それでも伝えたほうがいいと思ったら、
相手や内容を選んで発信しましょう。

(1)その情報は、本当に正しいのか

デマかどうかを見分けるポイントの1つは、
「一次情報」かどうかです。

つまり、直接自分が見聞きした情報かどうか、
少なくとも、
直接の知人が見聞きした情報かどうかです。

・医療関係者が、〇〇大学の先生が……などと
 権威のあるお役職やお名前が使われていたり、
・誰かが困っている、行方不明、などの
 人の善意や優しさにつけこんだり、
・話題になったできごとを真似て便乗したり、
・~らしい、~と聞いたと曖昧な伝聞だったり、
そんな特徴があれば、
信憑性が低い可能性があります。

誰が何の目的で流すのかわかりませんが、
昔から、事件や災害、危機などが発生すると、
このようなデマが増えます。

多くの方が気づいて、
このようなデマが流れなくなることを願います。

(2)誰に伝えるのか

それが正しい情報でも、
自分が流す必要があるのか、目的も考えましょう。

不特定多数が目にするSNSに書き込んで、
読んだ方が次々とシェアされていくと、
知り合いの知り合いの……と時間がたつうちに
最新情報ではなくなってしまいます。

お友達限定の設定にして書き込むか、
届けたい相手、必要な相手に直接伝えるほうが
望ましいと思います。

(3)伝えた相手の役に立つのか

人によって情報のとらえ方や考え方は違いますし、
不安や恐怖の感じ方も違います。

自分にとって大事な情報でも、
知らないほうがいいこともあるかもしれません。

予備知識や興味などによっても、
伝える順番や一度に伝える量に工夫が必要です。

と、偉そうに書いていますが、
私自身も、新型ウイルスに関する情報や支援策が
刻々と変わっていく中で、

 私自身が情報を見極めて整理できているのか、

 お声がけしてお話を聴くほうが安心されるのか、
 今はそっと様子を見ておくほうがいいのか、

 アイデアや提案を伝えたほうがいいのか、
 不要な売り込みに見えてしまうのか、

伝える内容やお声がけするタイミングを、
あれこれ試行錯誤している毎日です。

どんなに考えて伝えても、正解はないのだと思います。
ただ、流れてくる情報をむやみに鵜呑みにして、
不安をあおることだけは避けようと思います。

自分を主語にして考える~お話聴きます

不安や不満を口にすると、最初は楽になりますが、
あまり言い続けると、感情がさらに増幅されて、
かえって疲れることがありませんか?

そんなときにおすすめの方法の1つをご紹介します。

「自分を主語にして」語ること。

日本では
「私は~」とあまり主語を明確に主張しないので、
ピンとこないかもしれませんね。

別の言い方をすると、
「○○に~してほしい」「○○は間違っている」と
国や会社、他の誰かのせいにするのではなく、

「私は~が悲しい」「私は~が許せない」
などと自分事にして、
「だから~する」「~したい」と考えることです。

自粛が続いてストレスがたまっているせいか、
政府や政策を攻撃的に批判や揶揄する書き込みを
TwitterやFacebookなどでたくさん見かけます。

言いたくなる気持ちは、よくわかります。

私も最初にネットでマスクの記事を見たときは、
エイプリルフールの風刺だと本気で思いました。

それでもやはり、
攻撃的な書き込みや暴言をあまり見ていると、
なんだか気持ちが疲れてきます。
おそらく、書き込んでいる方も、
気持ちは晴れないのではないでしょうか?

私は決して、
ネガティブな感情や発言を否定しているわけでは
ありません。

感情を我慢してため込むより、
吐き出すほうが健康によいと思います。

ただ、その吐き出し方を工夫してみませんか?

コーチングでは、
不満や怒りを感じるときは、
まずその感情を尊重し、吐き出してもらいます。

話すことですっきりする効果は絶大ですし、
気が済むまで不安や不満を話していただいて、
感情が底を打つまで待ちます。

ひととおり気持ちが落ち着いてくると、
コーチは、
 「自分は」どう思うのか、どうしたいのか、
 「自分は」何に不満や怒りを感じるのか、
に焦点を当てて聴きます。

怒りや不満を感じるポイントは人それぞれなので、
クライアントさんの感情を紐解いていくことで、
大事にしたい価値観や考え方が見えてくるのです。

そして、思い通りにならない状況の中でも、
「自分は」どう過ごしたいのか、何をするのかを
引き出します。

国であれ会社であれ、
決定されたことは簡単には覆らないでしょうし、
まして、SNSに書いても何も変わらないでしょう。
見聞きした情報も、
もしかしたら断片的で不確かなものかもしれません。

なので、
コントロールできないことに振り回されるより、
予期せぬ状況の中でも、
 自分が決められること
 自分らしくいられるしくみ、
 自分が望むこと
と「自分」を主語にして考えていくと、
不思議なくらい気持ちがすっきりします。

身体の中から力がみなぎるのを感じることが
できるのです。

とはいえ、
これは頭でわかっていても、
自分1人で切り替えるのはなかなか難しいです。

そこで、
この状況で、私も、私ができることを考えました。

幸か不幸か、お仕事のキャンセルが相次いで、
私には今、たっぷり時間があります。

なので、
お1人あたり30分程度、お話を聴きます。
無料です。
不安や不満を吐き出して、少しすっきりして、
自分らしさを取り戻してもらえたらうれしいです。

時節柄、お会いするのは難しそうなので、
Zoomか電話を使ってお話ししましょう。

ちょっと話してみようかなと思われた方は、
ご遠慮なく、
こちらのフォーム」からお問い合わせください。

新人の学ぶ姿勢から学ぶこと

「新人さんですか?」

おつかいもののお菓子を買いに行くと、
大きな名札をつけた店員さんが緊張しながら
一生懸命に接客してくださって、
思わず、がんばって!と応援したくなり、

「〇〇お1つですね?」と復唱し、
斜め後ろを振り返って先輩の顔を見てから
商品を手に取り、
電卓で計算した金額を先輩に見せ……

一言話す前に、
1つ動作をする前に、
毎回先輩がうなずくのを見てから動いています。

すっかり忘れていたフレッシュが姿勢に触れて、
見ている私の気持ちも柔らかくほぐれていきます。

ポイントカードの説明やクレジットカードの扱いは
まだ手順を覚えていないようで、
先輩店員さんが
「すみません。お待たせしてしまいますね」と
気を遣って交代しようとされたので、

「大丈夫ですよ。
 急いでいないので、どうぞごゆっくり。
 一生懸命接客してもらえてうれしいです」と
マスク越しに笑顔を向けました。

「ありがとうございました」
教科書どおりの美しいお辞儀で見送ってくださり、
いい教育を受けているんだなぁとうれしくなりました。

毎年、新入社員研修の講師をするときには、
「お仕事は先輩から学ぶことばかりですが、
 先輩方は、みなさんの一生懸命な態度をみて
 初心を思い出し、気持ちが引き締まるので、
 それだけで先輩方のお役に立つのです」と
エールを贈って、職場に送り出します。

今年も、来週からいくつかの新入社員研修で
社会人としての心構えや立ち振る舞いを伝える機会が
あるはずでした。
新型ウイルスの影響で全てキャンセルになり、
職場ごとに先輩から習うようです。

急に教えることになった先輩方も大変でしょうが、
1つ1つ教えたとおりに行動しようとする姿に、
しっかりしなければ!と先輩の自覚が生まれ、
後輩の成長を願う気持ちが生まれることでしょう。

全体の集合研修にもメリットはあるのですが、
この状況を新しいことを試すチャンスに変えて、
新人さんも先輩も、相乗効果を最大限に生み出して、
働きやすい職場風土が育つことを願っています。

春分のお詣りでアフターコロナを考える

「穏やかな生活が戻り、経済が回復しますように」

春分の日に、今年の恵方にある神社にお詣りし、
この国と世界の幸せを、心から願いました。

SDGsを伝え始めて、
世界や地球のことを考える機会は増えましたが、
神社で、こんなにも国や世界の幸せを願ったのは
初めてです。

私は神社が好きで、1年に何度もお詣りしますが、
いつもは自分のビジネスの発展を考えます。

新型コロナウイルスでお仕事や生活が変わり、
自然に世界に意識が向いているのでしょう。

ネットで、
「地球から見ると、私たち人間がウイルスで、
 コロナは地球を浄化するワクチンなのでは?」
というジョークを見ました。

人の移動や経済活動が停滞している国々の大気が
きれいになっていると報道されているからです。
ブラックジョークとはいえ、
真を突いているようにも思えます。

状況が落ち着くと、
個々の企業は経済活動を取り戻すことに懸命になり、
今ほどの痛みは薄れていくのでしょうが、
SDGsに真剣に取り組む動きを加速するチャンスにも
なるのではないでしょうか。

今が苦しいと、
つい、今をどう乗り切るかに意識が向きますが、
そろそろアフターコロナの働き方、過ごし方を
考えていきたいと、
春分のお詣りで心と頭が動き始めました。

経営と心を切り口にしている私にとって、
クライアントさんやこれから出会うお客さまが
・多かれ少なかれダメージを受けた気持ちを回復し、
・自宅待機や在宅勤務でリアルな交流が少なくなった
 社員さんたちとのどうつながっていくのか
・社会とどう関わりながらビジネスを展開するのか
スピード感を持ちつつも、
丁寧に関わっていきたいと思います。