ひとのわにっきBlog

カテゴリー:コーチング

実習、実習でコーチングを身につける

3日間、姫路でコーチング研修を担当しました。

使えてこそのコーチングだと思うので
実習メインで少しずつ身につけていただきました

最初は緊張されておとなしかったみなさまが
どんどん前のめりになってお話を聴き合い
思いを語っている様子がうれしかったです。

私たちは全てを言葉で語れるわけではないので
・本当は何をいいたいのかなと
 好奇心を向けること
・解決しようとせず
 一緒に考えて一緒に困ること
・どうすればよくなるのか
 明るい未来を一緒に観ること

を徹底してお伝えしました。

祖父母の家が姫路近郊だったので、
ご縁のある姫路でお仕事できてうれしいです。

祖父が大好きだった「玉椿」を買って帰って
懐かしい味を楽しみました。

コーチングで目標に向かって行動する

OSAKAしごとフィールドさま主催
「セルフコーチングのすすめ」セミナー
第4回め、最終回は「目標に向かって行動する」

通常のコーチングセッションでも大事にしている
「行動と学習」がテーマです。

目標を達成するコツは、
できているイメージを思いっきりふくらませること。

ブレイクアウトルームではペアで質問しあうと
にこにこ満面の笑顔、弾んだ声で、
とてもうれしそうにお話しされていました。

お顔や声が出せない方はメインルームで
私からいくつか問いを投げかけて、
妄想をふくらませていただきました。

イメージを描いたあとは、
具体的な行動を決めて行動する!

宣言して追い込むほうががうまくいく方も、
終わったらご褒美!を楽しみに進む方も、
自分に合うやり方で、
達成までのプロセスも楽しみましょう。

オンラインでお顔も声も出せない方が多い中で
コーチングセミナーが成立するのか、
私の4回の目標は、
ブレイクアウトルームへ行くかたはもちろん、
セルフワークの方にも気づきや満足感を
持ち帰ってもらうことでした。
そのために趣向や工夫をこらしたので、
4回ともご好評のうちに終え、ほっとしました。

私の目標達成はごほうび型。
この季節はごほうびアイスです。
みなさまの行動のコツ、継続の秘策は何ですか?

昔のお仕事のご縁がつながる

日曜日に実施した
加古川のNPOさまでのコーチング研修では
懐かしい再会がありました。

この研修自体も、
2015年に本間正人さんの講座でご一緒した方が、
私を思い出してくださった懐かしいご縁から
実現したものでしたが、
さらに昔のご縁を思い出す出来事がありました。

NPO法人の代表理事さまが
休日にがんばっているメンバーに
お菓子を差し入れてくださったのですが、
そのお店「松葉堂」の名前に見覚えが……

かなり昔、2008年に兵庫県商工会連合会さまが
「ひょうご菓子めぐり」という冊子を作成され、
私も数店舗取材に行かせていただきました。

稲美町の「松葉堂」はその中の1店舗だったのです。

今回はお店にうかがったわけではありませんが、
14年も前に訪問したお店が今も元気に営業され
お菓子を通して再会できたことに、
とっても感動してしまいました。

「ひとのわ」の私には、このようなご縁つながりは
本当にうれしい出来事です。

フルーツが入った水まんじゅうは
見た目も美しく、味も絶品のおいしさでした。

すぐに役立つコーチング研修

3連休の真ん中は、
加古川のNPO法人さまでコーチング研修。

メンバーどうしのコミュニケーション、
後輩の育成、
利用者の方々とのコミュニケーションに
すぐに役立てていただけるよう、

解説はポイントに絞って、
できるだけ演習中心に組み立てました。

日ごろの活動でも、コミュニケーションを
大事にされているみなさまなので、
コーチングのポイントもすぐにつかまれて、
元気いっぱいに演習に取り組んでくださって、
笑顔や笑い声があふれる場になりました。

フィードバックの声かけのセリフを
グループで考える演習では、
私から指示したわけではないのに
自発的にロールプレイが始まって、
すばらしい対話をされていたので、
全体発表でもご披露いただきました。

元気が出るフィードバック

OSAKAしごとフィールドさま主催
「セルフコーチングのすすめ」セミナー第3回めは
「未来につながるふりかえり」

どんなことばや問いかけを使ってふりかえると
内省が深まって、成長につながるのか、
お伝えしました。

よいところを見つけるポイントは、
・今   できていること
・いつも できていること
・変化  できるようになったこと
の3点にまとめました。

ブレイクアウトルームで
グループで意見を出し合っていただいたり、
ペアワークで今日の振り返りをしたりして、
お互いに温かいことばをかけあっていただくと、

「それ、すごいですね」「おもしろい!」
「○○を工夫されたんですね」
前向きなことばが飛び交っていて、
笑顔があふれていてうれしくなりました。

これを自分に対しても、
身近なご家族どうしでも、職場の人とも
実践していただけたらいいなぁと思います。

次回はいよいよ最終回、
「目標に向かって行動する」です。
4回セミナーの集大成として、がんばります。

コーチングの質問のコツ

OSAKAしごとフィールドさま主催
「セルフコーチングのすすめ」セミナー第2回めは
「前向きな質問」

セルフコーチングがテーマですが、
まずはコーチングの考え方を復習して、
コーチングの質問のポイントをお伝えしました。

私が強調したのは、
・コーチングする目的を意識すること
・相手のための質問をすること
・答えを待つこと

セルフコーチングのときには、
・思いつくままに書き出すこと
・書いた後で全体を眺めること

会話例も紹介した後、
お顔が出せる方はブレイクアウトルームで
ペアワークをしていただきました。

画面越しの初対面どうしで盛り上がっていて、
「きっかけは何ですか?」
「おすすめは何ですか?」など
相手に話してもらう質問が飛び交っていました。

次回は、「未来につながるふりかえり」
フィードバック、自分への声かけなどを扱います。

価値観を知ってパフォーマンスアップ

自分が大事にしている価値観がわかると、
自分の判断基準が決まり、
迷いが減って、ぶれにくくなります。

OSAKAしごとフィールドさま主催
「セルフコーチングのすすめ」セミナーで
「価値観」を探っていただきました。

何かを決断するとき、
特に、お断りするとき、辞めるとき、
今までにない大きな一歩を踏み出すとき、

本当にいいのかなぁ、大丈夫かなぁと
不安になりますよね?

そんなときに、
「〇〇を大事にしている私なら?」と
価値観を基準に考えると、
勇気のいる決断でも、迷いが減ります。

悩む時間が減って、
質の高い決断ができるようになり、
パフォーマンス(生産性)が上がります。

そんなお話を、事例をご紹介したり、
ペアワークやセルフワークをしたりして、
求職中のみなさまが一歩踏み出せるよう、
お伝えしてきました。

チャットでアイデアを書いていただいたり、
ご質問をいただいたり、やりとりできたのも
私にはとってもうれしい時間でした。

4回連続セミナーの残り3回も楽しみです。

Points of You®は「異見」を引き出す

通常の会議などでは
周りと違う意見や反対意見を言うことは
勇気がいりますよね?

Points of You®のカードをグループで使うと、
多様な意見が出やすくなり、
自分と違う意見に耳を傾けやすくなるという
効果があります。

先日も、人間関係で気をつけることについて、
 「自分から一歩踏み込んで話しかける」
 「一線を越えないように失礼なことを言わない」

同じカードを見ながら真逆の発言が出て、
「おもしろいなぁ」という声が聞かれました。

同じ写真でどこに注目したかも、
「青空」「女の子」「綿毛」とバラバラです。

それも、「そこ?」「その発想はなかった」と
自分と異なる観点、視点の人に対して、
自然に好奇心全開の素直な質問が飛び交って
相手の発言に耳を傾けています。

「研修だからでしょ。職場では難しいよ」
「仕事の話になるとそうはいかないよ」
と思われるかもしれませんが、

一度、自分もまっすぐに人の話を聴ける、
真剣に聴いてもらえるとうれしい、楽しい、
ということを体験すると、
仕事の話でもコツをつかみやすくなります。

コーチング研修、1on1研修、管理職研修に
もっともっとPoints of You®のカードを
取り入れたいです。

覚悟を決めた経営者の行動

尊敬する経営者さんで長年の友人でもある
安田勝也さんが、中小企業家同友会で
「カンボジア自転車プロジェクト」について
報告されました。

ここでも一度記事にしていますが、
2016年から毎年クラウドファンディングなどで
資金調達しながら、カンボジアの子どもたちに
自転車を届けている活動です。
 関連記事:「カンボジアに自転車を」(2020.02.11)

福住さんのことも話しますと聞いていましたが、
レジュメの見出しに「コーチの福住さん」と
登場していました。

ふだんはクライアントさんのお名前も内容も
コーチからは決して明かさないのですが、
ご本人が紹介してくださったので、
少しだけ私からもご紹介します。

彼のすごいところは、
思い切った挑戦をすると覚悟を決めると、

・「すぐに行動」すること
・周りの人に「宣言」すること
・ルールを曲げず、ずっと「継続」すること

きっかけはコーチングだとしても、
実際に行動し、継続できるのは
クライアントさんご自身のお力です。

大勢の前で話されているクライアントさんは、
コーチングセッションでお聴きするときとは
また違った輝きがありました。
貴重な機会を目撃させていただけて感謝です。

Points of You®で高校生につながりをつくる

Points of You®の写真カードを使うと、
なかなか自分の考えをことばにできない人たちも、
人見知りで大勢の場で話すのをためらう人たちも、
自然にことばが飛び交って、つながりが生まれます。

先月と今月の2回にわたって、
奈良県の私立高校の新入生を対象に、
Points of You®のワークショップを行いました。

4月のテーマは「スキスキ自己紹介」

入学して間もないので、
クラスメイトと深く知り合うために、
「コーチングゲーム」の写真カードを通して、
照れながらも一生懸命自己紹介していただきました。

今月のテーマは「つながるワーク」

お友達が選んだ写真カードを見て
感じたことを口々に話していただくと、
感じ方の違い、考え方の違いが浮き彫りになります。

「自分から一歩踏み出して話しかける」
「強引に踏み込まない」
と真逆の考えが出るとお互いに驚きつつも、
「それもあり!」と素直に受け入れたり、

「〇〇に見えた」
「え~、どうやったらそう見えるの?」と
身を乗り出してお友達のカードをのぞきこんだり、

好奇心いっぱいに楽しんでいただけて、
ファシリテータ冥利に尽きました。

お仲間のご縁で成立したプロジェクトで、
企画から細やかな準備まで進めてくださって、
チームでステキな体験ができたことに感謝しています。