ひとのわにっきBlog

カテゴリー:コミュニケーション

若手社員研修で真剣に成長を考える

設備工事などをされている企業さまで
2日間、若手社員研修を担当しました。

自分で考えて行動できる力を養うために、
グループワークをたくさん入れながら
Points of You®のFACESのカードも使って、

・成長のふりかえり
・チームでの仕事の進め方
・チームのコミュニケーション
・成長のための目標と行動
を、考えて、話していただきました。

講義内容をたくさんメモをとってくださって、
個人ワークでもたくさん書いていただいて、
グループでは楽しそうにたくさん話していただいて、
とってもうれしかったです。

それぞれに立てた目標と行動計画を実践して
働きやすい職場になっていくことを願っています。

事務局のみなさまに至れり尽くせりで
運営をサポートしていただいて、
今年最初の登壇がスムーズに進みました。

今年出会った男性のネイル

最近、きれいなネイルをされている若手の男性に
立て続けに出会ったのですが、
メンズネイルが増えているという記事を見つけました。
  メンズネイル増加中 「身だしなみ新常識」そのわけは

私の周りでは、
お1人は美容師のアシスタントの方。

シャンプーの後、乾かしてくれていたときに
髪も赤と黒、ネイルも赤と黒なのが目に入って
おしゃれですね~と話しかけました。

そのときは、職業柄だと思っていました。

その後、研修先の現場工事系の企業さまで
模造紙を書いていた方の手が指も長くて美しくて、
色白の手にピンク系のネイルが施されていました。

お顔も腕も美白を心がけていらっしゃって、
合コンでは美容の話題で盛り上がるそうです。

このときは、職業とのギャップに驚きました。

いろんな業種、世代の方と接する機会が多いと
世相に触れられるのもおもしろいです。
来年もどんな方々と出会えるのか楽しみです。

今月も「自分らしさが企業に伝わる"らしさ"交流会」

今月もOSAKAしごとフィールドさま主催の
「自分らしさが企業に伝わる"らしさ"交流会」で
ファシリテータを務めています。

企業の採用担当者と求職者のみなさまが、
同じ立場でゲーム感覚で架空の自己紹介ワークを
楽しんでいるうちに、
自然に「自分らしさ」が伝わるという試みです。

お互いに笑い合ってすっかり打ち解けた後、
企業から求人説明を聞いたり、
求職者からも質問したりできるので、
和やかな雰囲気でお話が進みました。

来週、10月27日にも開催します。
ご興味がある方はぜひ、
OSAKAしごとフィールドにお問い合わせください。
 https://shigotofield.jp/seminar/

行政のクレーム対応研修でお伝えしたこと

例年ご縁をいただいている区役所さまで
接遇研修とクレーム対応研修を実施しました。

若手のみなさまの接遇マナーは
春に覚えた接遇の基本を習得されていたので、
さらにワンランク上の応対ができるよう、
行政の窓口や電話応対でよくある場面の
ロールプレイやグループ討議を行いました

中堅のみなさま向けのクレーム対応編で
お伝えしたポイントは
・情:まず気持ちを受け止める
・理:事実を正確に把握する
・質問で対話の流れをつくる

私が行政機関や公的機関で対応した事例も
いくつか紹介しながら説明すると
ぶんぶんと首を大きく振って
メモもたくさんとられて
食い入るように反応していただけました。

終了後もお困りごとをご相談いただきました。

行政には多種多様なお問い合わせがあるので、
日々、苦心しながら対応されていることが
垣間見えました。

グループで情報交換したことや
私からお伝えしたことをご活用いただいて、
相談する側も相談される側も
安心してお話しできるよう、願っています。

自分らしさを企業に伝える

OSAKAしごとフィールドさまで
「自分らしさが企業に伝わる"らしさ"交流会」の
ファシリテータを務めました。

企業の採用担当者と求職者のみなさまが、
同じ立場でゲーム感覚の演習を楽しみながら、
いつのまにかお互いの人柄や価値観が伝わって、
お互いに深く知り合える自己紹介ワークです。

自己紹介が苦手でも大丈夫。
ふつうの自己紹介は緊張してしまう方でも
笑顔や笑い声があふれていきます。

求職者のみなさまからは
 ・やってみたいことが増えた
 ・仕事を探す幅が広がった
採用担当者のみなさまからも、
 ・改めて自分の仕事に対する考え方に気づいた
 ・求職者の人柄がわかった
というお声をいただき、
名刺交換や質疑も弾んでいました。

同じ企画で4回実施させていただきます。
企業にも求職者にも実りある時間になるよう
残り3回もがんばります。

9月30日、10月21日、10月27日にも開催します。
オンライン開催と会場開催の2本立てです。
お申込みは、OSAKAしごとフィールドへ。
  https://shigotofield.jp/seminar/

価値観を知ってパフォーマンスアップ

自分が大事にしている価値観がわかると、
自分の判断基準が決まり、
迷いが減って、ぶれにくくなります。

OSAKAしごとフィールドさま主催
「セルフコーチングのすすめ」セミナーで
「価値観」を探っていただきました。

何かを決断するとき、
特に、お断りするとき、辞めるとき、
今までにない大きな一歩を踏み出すとき、

本当にいいのかなぁ、大丈夫かなぁと
不安になりますよね?

そんなときに、
「〇〇を大事にしている私なら?」と
価値観を基準に考えると、
勇気のいる決断でも、迷いが減ります。

悩む時間が減って、
質の高い決断ができるようになり、
パフォーマンス(生産性)が上がります。

そんなお話を、事例をご紹介したり、
ペアワークやセルフワークをしたりして、
求職中のみなさまが一歩踏み出せるよう、
お伝えしてきました。

チャットでアイデアを書いていただいたり、
ご質問をいただいたり、やりとりできたのも
私にはとってもうれしい時間でした。

4回連続セミナーの残り3回も楽しみです。

Points of You®で高校生につながりをつくる

Points of You®の写真カードを使うと、
なかなか自分の考えをことばにできない人たちも、
人見知りで大勢の場で話すのをためらう人たちも、
自然にことばが飛び交って、つながりが生まれます。

先月と今月の2回にわたって、
奈良県の私立高校の新入生を対象に、
Points of You®のワークショップを行いました。

4月のテーマは「スキスキ自己紹介」

入学して間もないので、
クラスメイトと深く知り合うために、
「コーチングゲーム」の写真カードを通して、
照れながらも一生懸命自己紹介していただきました。

今月のテーマは「つながるワーク」

お友達が選んだ写真カードを見て
感じたことを口々に話していただくと、
感じ方の違い、考え方の違いが浮き彫りになります。

「自分から一歩踏み出して話しかける」
「強引に踏み込まない」
と真逆の考えが出るとお互いに驚きつつも、
「それもあり!」と素直に受け入れたり、

「〇〇に見えた」
「え~、どうやったらそう見えるの?」と
身を乗り出してお友達のカードをのぞきこんだり、

好奇心いっぱいに楽しんでいただけて、
ファシリテータ冥利に尽きました。

お仲間のご縁で成立したプロジェクトで、
企画から細やかな準備まで進めてくださって、
チームでステキな体験ができたことに感謝しています。

セミナーでステキ体験とヒヤリ体験

久しぶりのリアル登壇のセミナーで、
史上最速スピードで行動に移してくださった、
すばらしい体験をしました。

今年で7年めになる企業さまが主催される講座で、
経営者や管理職のみなさまを対象に、
今年も「職場のコミュニケーション」のセミナーを
開催しました。

私自身がこの仕事をしている原点として、
仕事ができるからこそ管理職やリーダーになったのに、
未経験のマネジメントを担うことになった瞬間から
人間関係や自分と異なるタイプの部下育成に悩んで
疲弊する様子を見たくなくて、
そんな方にコーチングやコミュニケーションで
お役に立ちたいという思いがあります。

なので、
経営者や管理職へのコミュニケーションの講座は、
短時間でも伝えたいことがもりだくさんで、
私の熱が入ります。

今日も、
部下の話を聴いて、部下のことを知る意味、
部下の力を引き出すためのフィードバックのコツを
ミニ演習を交えながらお伝えしました。

終了後、建物から出ようとしたときのことです。

ある経営者さんが、私を追いかけて来られました。

「実は、ついさっき、部下が失敗したんです。
 いつもなら「なんでそんな失敗をしたんだ!」と
 怒っているところですが、
 ちょうど先生の話を聴いたところだったので、
 ぐっと抑えて、今できることを考えさせました。」

と教えてくださいました。

なんと素晴らしいのでしょう。
まさしく今、学んでいる真っ最中に、
学んだことを行動に移されたというのです。
史上最速スピードの実践報告です。

それを、追いかけてまで伝えてくださったことにも
感動で胸がいっぱいになり、
雨で少し肌寒い中、心がぽかぽか温かくなりました。

と、ここで終われば美しいのですが、
感動のあまり、ふわふわしながら歩いていたようで、
赤信号に気づかずに渡りかけるというヒヤリ体験が
おまけについてくるところが、私だなぁと思いました。

はい。
どんなにうれしくても、夢のような体験でも、
地に足をつけて、周りをよくみて歩きます。

接客事例:ミスへの対応

百貨店の接客でがっかり体験をしたので、
応対事例としてご紹介します。
みなさまなら、どんなふうに対応しますか?

先週末にはお直しがあがっているはずの
ジャケットとワンピースが届かないので
お店に電話したら、
「ご来店でのお渡しになります」と言われました。

伝票には、「ご来店」ではなく「お届け」に
丸がついているのに?

それを伝えると、担当の店員さんは、
「あー、ホントだ。間違ってますね。ははは」と
あっけらかんとおっしゃいました。

住所や電話番号も書いたので安心していましたが、
配送伝票は、また別なのだそうです。
素人には、何の伝票に住所を書いたのか、
そこまで把握していません。

これから配送するとさらに数日かかるうえ、
送料が引き換えでの支払いになるので、
不在がちでは受け取るのが難しいです。

結局、着用したい日が迫っているので、
取りに行くことにしました。

という実話です。

いかがでしょうか?
みなさんが店員さんなら、どう対応されますか?

私の研修では、こういう体験があると、
こうやってすぐにケーススタディに使います。
転んでもただでは起きない精神でしょうか(笑)

私は決して謝ってほしかったわけではありませんが、
私なら、まず、
「自分のミス」でお届けに丸をつけた「事実」、
「お待たせしている」という「事実」に対して
お詫びのことばを伝えます。

その後の対応は、お店のルールなどの範囲内で
「できること」を「提案」したいところです。
もし、取りに来てもらう以外の選択肢がないなら、
丁寧な態度でお願いするでしょう。

いずれにしても、口調やことばづかいは丁寧に、
心を込めて対応したいなぁと思います。

百貨店の接客に、ある程度の丁寧さや上品さを
期待してしまうのは、私の思い込みでしょうか。

コミュニケーション研修で社内コミュニケーションの様子が見える

企業研修の中のグループディスカッションでは、
発言内容だけでなく、話し合っている様子にも、
その企業さまの社風や大事にされている考え方が
あらわれます。

先月に引き続き、長いお付き合いの企業さまで
営業アシスタント研修の2回め
「タイプが違う相手との
 スムーズなコミュニケーションのコツ」を
開催しました。

若手営業アシスタントのみなさまに
ご自分のコミュニケーションの特長や癖を
探っていただいた後、
お仕事で関わる方とのコミュニケーションについて
日ごろ工夫していることを共有し、
課題に感じていることを話し合いました。

そのグループ討議の際、
今までの研修ではあまり自発的に発言されない方でも
グループの中で最年長のお立場になると、
自然な雰囲気で後輩に話を振って意見を引き出して、
発表のときも「○○さん、さっきの、話して」と
発言を促して励ましている様子を見て、
人を大事に育てようとされているこの企業さまの
社風を感じて、心が温かくなりました。

明日からすぐに実践できるヒントを見つけて
いただけたと思います。