ひとのわにっきBlog

取材行脚で知った「整える」ことの大切さ

あちこちで耳にされるかもしれませんが、
挨拶や清掃、整理整頓など、環境を整えることで、
職場の風土はぐっと変わります。

逆に、乱れてくると、雰囲気がギスギスしたり、
ミスやトラブルが発生したりします。
因果関係とまでは言えないかもしれませんが、
少なくとも、大きな相関関係はあると思います。

このところ、来年と再来年の研修の準備のために、
某市の数ヶ所の事業所行脚をしています。

どの事業所も清掃やお手入れが行き届いていて、
すれ違うみなさまがご挨拶をしてくださいます。
応接にご案内いただくと、
蓋つきのお湯のみでお茶が出されます。

決して新人女性のお役目ではなく、
No.2の男性や、トップ自ら入れてくださいます。

もともとは問題が多かった職場でも、
丁寧なことばづかいを心がけるようにしたら、
職場も落ち着いて、周りの評判もよくなったとか、
日ごろから、ホウレンソウをさせるのではなく、
こちらから気さくに話しかけて雰囲気をつくるとか、
録画して配信したくなるようなお話ばかりです。

人間なので、ミスやトラブルもありますが、
その対処法も、日ごろの人間関係のおかげで、
組織でチームでのりこえた事例がたくさんあります。

最初からできていたわけではなく、
こうした取り組みの背景や過去の大変なご苦労も
お聞かせいただいて、研修の大きなヒントを
たくさんいただきました。

研修テーマはコンプライアンス関連なので、
堅苦しく、頭で理解する知識勉強になりがちな分野を
できるだけ楽しく易しく、自分ごととして学べるよう、
貴重なお話を参考にして、知恵を絞ります。