ひとのわにっきBlog

創業ゼミ卒業生訪問:「Pasta Vamos」

昨年度の堺商工会議所創業ゼミ卒業生の齋藤潤さんが、
河内長野市で無国籍パスタ店「Pasta Vamos」を
6月17日にオープンされます。

 Pasta Vamos
 河内長野市西之山町12-8

お知り合い限定で3日間プレオープンされていたので、
お邪魔してきました。

ご自分で塗られたカラフルなテーブルや椅子、
壁にたくさん飾られた海外旅行の写真など
彩り豊かで楽しい空間になっています。
 

私は「とまとくりーむソース」の
「べーこん&きのこのパスタ」をいただきました。

他のメニューも魅力的なので、
正式オープン後にもまた何度でも通いたいお店です。

価値観を知ってパフォーマンスアップ

自分が大事にしている価値観がわかると、
自分の判断基準が決まり、
迷いが減って、ぶれにくくなります。

OSAKAしごとフィールドさま主催
「セルフコーチングのすすめ」セミナーで
「価値観」を探っていただきました。

何かを決断するとき、
特に、お断りするとき、辞めるとき、
今までにない大きな一歩を踏み出すとき、

本当にいいのかなぁ、大丈夫かなぁと
不安になりますよね?

そんなときに、
「〇〇を大事にしている私なら?」と
価値観を基準に考えると、
勇気のいる決断でも、迷いが減ります。

悩む時間が減って、
質の高い決断ができるようになり、
パフォーマンス(生産性)が上がります。

そんなお話を、事例をご紹介したり、
ペアワークやセルフワークをしたりして、
求職中のみなさまが一歩踏み出せるよう、
お伝えしてきました。

チャットでアイデアを書いていただいたり、
ご質問をいただいたり、やりとりできたのも
私にはとってもうれしい時間でした。

4回連続セミナーの残り3回も楽しみです。

創業ゼミ卒業生「供養のカタチ」のクラウドファンディング

堺商工会議所創業ゼミ卒業生で、
供養のコーディネートサービス「供養のカタチ」を
主催されている石原千晶さんが、

「LGBTQフレンドリーな葬送ガイドブックをつくりたい!」
というプロジェクトでクラウドファンディングに
挑戦されています。
 https://camp-fire.jp/projects/view/591655

石原さんは、後悔しないお見送りができるようにと
依頼者に寄り添ったオリジナルの「供養のカタチ」を
提案されていて、NHKのクローズアップ現代+などにも
その事例が取り上げられました。
 関連記事:「創業ゼミ卒業生紹介:供養のカタチ」(2021.09.17)

今回もまた、これまでにない新しい供養のカタチへの
チャレンジにぜひご協力をお願いします。

 供養のカタチ https://ohaka.net/

Points of You®は「異見」を引き出す

通常の会議などでは
周りと違う意見や反対意見を言うことは
勇気がいりますよね?

Points of You®のカードをグループで使うと、
多様な意見が出やすくなり、
自分と違う意見に耳を傾けやすくなるという
効果があります。

先日も、人間関係で気をつけることについて、
 「自分から一歩踏み込んで話しかける」
 「一線を越えないように失礼なことを言わない」

同じカードを見ながら真逆の発言が出て、
「おもしろいなぁ」という声が聞かれました。

同じ写真でどこに注目したかも、
「青空」「女の子」「綿毛」とバラバラです。

それも、「そこ?」「その発想はなかった」と
自分と異なる観点、視点の人に対して、
自然に好奇心全開の素直な質問が飛び交って
相手の発言に耳を傾けています。

「研修だからでしょ。職場では難しいよ」
「仕事の話になるとそうはいかないよ」
と思われるかもしれませんが、

一度、自分もまっすぐに人の話を聴ける、
真剣に聴いてもらえるとうれしい、楽しい、
ということを体験すると、
仕事の話でもコツをつかみやすくなります。

コーチング研修、1on1研修、管理職研修に
もっともっとPoints of You®のカードを
取り入れたいです。

覚悟を決めた経営者の行動

尊敬する経営者さんで長年の友人でもある
安田勝也さんが、中小企業家同友会で
「カンボジア自転車プロジェクト」について
報告されました。

ここでも一度記事にしていますが、
2016年から毎年クラウドファンディングなどで
資金調達しながら、カンボジアの子どもたちに
自転車を届けている活動です。
 関連記事:「カンボジアに自転車を」(2020.02.11)

福住さんのことも話しますと聞いていましたが、
レジュメの見出しに「コーチの福住さん」と
登場していました。

ふだんはクライアントさんのお名前も内容も
コーチからは決して明かさないのですが、
ご本人が紹介してくださったので、
少しだけ私からもご紹介します。

彼のすごいところは、
思い切った挑戦をすると覚悟を決めると、

・「すぐに行動」すること
・周りの人に「宣言」すること
・ルールを曲げず、ずっと「継続」すること

きっかけはコーチングだとしても、
実際に行動し、継続できるのは
クライアントさんご自身のお力です。

大勢の前で話されているクライアントさんは、
コーチングセッションでお聴きするときとは
また違った輝きがありました。
貴重な機会を目撃させていただけて感謝です。

Points of You®で高校生につながりをつくる

Points of You®の写真カードを使うと、
なかなか自分の考えをことばにできない人たちも、
人見知りで大勢の場で話すのをためらう人たちも、
自然にことばが飛び交って、つながりが生まれます。

先月と今月の2回にわたって、
奈良県の私立高校の新入生を対象に、
Points of You®のワークショップを行いました。

4月のテーマは「スキスキ自己紹介」

入学して間もないので、
クラスメイトと深く知り合うために、
「コーチングゲーム」の写真カードを通して、
照れながらも一生懸命自己紹介していただきました。

今月のテーマは「つながるワーク」

お友達が選んだ写真カードを見て
感じたことを口々に話していただくと、
感じ方の違い、考え方の違いが浮き彫りになります。

「自分から一歩踏み出して話しかける」
「強引に踏み込まない」
と真逆の考えが出るとお互いに驚きつつも、
「それもあり!」と素直に受け入れたり、

「〇〇に見えた」
「え~、どうやったらそう見えるの?」と
身を乗り出してお友達のカードをのぞきこんだり、

好奇心いっぱいに楽しんでいただけて、
ファシリテータ冥利に尽きました。

お仲間のご縁で成立したプロジェクトで、
企画から細やかな準備まで進めてくださって、
チームでステキな体験ができたことに感謝しています。

セミナーでステキ体験とヒヤリ体験

久しぶりのリアル登壇のセミナーで、
史上最速スピードで行動に移してくださった、
すばらしい体験をしました。

今年で7年めになる企業さまが主催される講座で、
経営者や管理職のみなさまを対象に、
今年も「職場のコミュニケーション」のセミナーを
開催しました。

私自身がこの仕事をしている原点として、
仕事ができるからこそ管理職やリーダーになったのに、
未経験のマネジメントを担うことになった瞬間から
人間関係や自分と異なるタイプの部下育成に悩んで
疲弊する様子を見たくなくて、
そんな方にコーチングやコミュニケーションで
お役に立ちたいという思いがあります。

なので、
経営者や管理職へのコミュニケーションの講座は、
短時間でも伝えたいことがもりだくさんで、
私の熱が入ります。

今日も、
部下の話を聴いて、部下のことを知る意味、
部下の力を引き出すためのフィードバックのコツを
ミニ演習を交えながらお伝えしました。

終了後、建物から出ようとしたときのことです。

ある経営者さんが、私を追いかけて来られました。

「実は、ついさっき、部下が失敗したんです。
 いつもなら「なんでそんな失敗をしたんだ!」と
 怒っているところですが、
 ちょうど先生の話を聴いたところだったので、
 ぐっと抑えて、今できることを考えさせました。」

と教えてくださいました。

なんと素晴らしいのでしょう。
まさしく今、学んでいる真っ最中に、
学んだことを行動に移されたというのです。
史上最速スピードの実践報告です。

それを、追いかけてまで伝えてくださったことにも
感動で胸がいっぱいになり、
雨で少し肌寒い中、心がぽかぽか温かくなりました。

と、ここで終われば美しいのですが、
感動のあまり、ふわふわしながら歩いていたようで、
赤信号に気づかずに渡りかけるというヒヤリ体験が
おまけについてくるところが、私だなぁと思いました。

はい。
どんなにうれしくても、夢のような体験でも、
地に足をつけて、周りをよくみて歩きます。

新入社員さんにコーチング研修

昨年からおつきあいがある企業さまで
今年も新入社員研修の一部としてコーチング研修を
させていただきました。

新入社員の時点からコーチングを学び、
コーチングを受ける仕組みを導入して、

目標を設定して前に進むこと、
毎日深くふりかえりを行って成長を加速することを
習慣化できるのは、すばらしい仕組みだと思います。

自己紹介では初々しさを見せていたみなさまが
この1年で立派に成長されるよう、
1年間しっかり伴走します。

接客事例:ミスへの対応

百貨店の接客でがっかり体験をしたので、
応対事例としてご紹介します。
みなさまなら、どんなふうに対応しますか?

先週末にはお直しがあがっているはずの
ジャケットとワンピースが届かないので
お店に電話したら、
「ご来店でのお渡しになります」と言われました。

伝票には、「ご来店」ではなく「お届け」に
丸がついているのに?

それを伝えると、担当の店員さんは、
「あー、ホントだ。間違ってますね。ははは」と
あっけらかんとおっしゃいました。

住所や電話番号も書いたので安心していましたが、
配送伝票は、また別なのだそうです。
素人には、何の伝票に住所を書いたのか、
そこまで把握していません。

これから配送するとさらに数日かかるうえ、
送料が引き換えでの支払いになるので、
不在がちでは受け取るのが難しいです。

結局、着用したい日が迫っているので、
取りに行くことにしました。

という実話です。

いかがでしょうか?
みなさんが店員さんなら、どう対応されますか?

私の研修では、こういう体験があると、
こうやってすぐにケーススタディに使います。
転んでもただでは起きない精神でしょうか(笑)

私は決して謝ってほしかったわけではありませんが、
私なら、まず、
「自分のミス」でお届けに丸をつけた「事実」、
「お待たせしている」という「事実」に対して
お詫びのことばを伝えます。

その後の対応は、お店のルールなどの範囲内で
「できること」を「提案」したいところです。
もし、取りに来てもらう以外の選択肢がないなら、
丁寧な態度でお願いするでしょう。

いずれにしても、口調やことばづかいは丁寧に、
心を込めて対応したいなぁと思います。

百貨店の接客に、ある程度の丁寧さや上品さを
期待してしまうのは、私の思い込みでしょうか。

積極的な新入社員さんたちに目をみはる

今年の新入社員さんは、積極的で活発でした。

3日間の新入社員研修をオンラインで担当して、
私が一番驚いたのは、
ブレイクアウトルームから戻ってきて、
「では、発表して……」、
私が発言を促す前に、言い終わる前に
競うように次々と挙手ボタンが上がるのです。

私の雰囲気や声質は、話しやすい雰囲気をつくると
よく言われますが、
ここまで積極的なのは初めてなので、
今年の新入社員さんの強みだと思います。

よく言われる、イマドキの若者はおとなしい、
指示待ちだ、なんて、鵜呑みにしてはいけません。

間違ってもOK、大歓迎な雰囲気をつくって、
グループで話し合ってから発言を求めるなど、
いくつか仕掛けはしましたが、

電話応対などのロールプレイでも、
遊び心満載でシナリオにアドリブを加えたり、
例文を見ずにチャレンジされたり、
初々しい感性で素直に学び取る姿勢はすばらしいです。

年明けにフォローアップ研修が予定されているので、
彼らの成長ぶりにお会いできるのが楽しみです。