コーチング:ミラクルクエスチョンで夢を描く
年明けのコーチングは、
今年の目標を描くセッションが中心です。
次回までの行動や数ヶ月単位の目標ではなく、
あえて10年後などの大きな単位で考えます
1年や数ヶ月単位で目標を考えると、
慎重なタイプの方は、
確実に達成できそうなことに意識が向き、
想像の範囲内の成果に落ち着きます。
もちろん確実さも大事ですし、
大きなことを言えばいいわけではありませんが、
「新年ですから」という断りをつけて、
時には少し枠を外すこともおすすめです。
「もしできるとしたら?」
「何か奇跡が起こるとしたら?」
「ありえないことが起こるとしたら?」などと
笑いながら、盛り上がりながら
その方なりに目いっぱい大きなことを話します。
「ありえないですけど・・・」と語られることは、
クライアントさんの価値観や可能性をたくさん
知っているコーチには、
すぐに実現できそうなタネが
いっぱい詰まっているように聴こえるのです。
そこで、
「可能性があるとしたら何%くらいですか?」
と尋ねてみると、
「ありえない」とおっしゃっていた割に、
「0」と答える方はほとんどいません。
中には、「10%くらいかなぁ」と
想像より大きな数字を言われます。
たとえ2-3%でも、
叶っているとしたらどの部分なのか、と
次々と発想を広げていくことができます。
そして、その実現のために、
今、ほんの小さなことでもいいからできること、
始めたいことを考えていくと、
最初は、夢物語と思っていたことが
現実味を帯びたわくわくする目標になることが
多いです。
うれしそうなクライアントさんたちの表情を
見るのが、コーチの私の喜びです。