ひとのわにっきBlog

カテゴリー:経営・マネジメント

メニューを絞って成功する

飲食店のコンサルティングに行くときに
大半のお店で指摘させていただくのが、
・利益が出ないほどの低価格
・選びきれないほどのメニューの多さ です。

実際にメニューを絞って売上や利益が上がった
成功例を紹介しても、
お客さまの要望だから・・・と
なかなか首を縦に振っていただけません。

バックナンバーからたどって観た
カンブリア宮殿6月28日放送分で、
すかいらーく創業者の横川竟さんが
こんなことをおっしゃっています。

 メニューを増やして
 「どれか食べて」という商売が今は多いが、
 メニューを絞っていくほど、いい商品が出てくる

コンサルタントの意見としてではなく、
多くの店舗を展開してこられた経営者のことばなら、
オーナーさんたちにも響くでしょうか。

次にお店を訪問するときに、伝えてみましょう。

好きと唱えて人に会う

営業の達人と言われる方が共通しておっしゃるのが、
「無条件で相手を好きになること」

最初にこれを知ったのは、
営業のカリスマと言われる和田裕美さんの著書で、
仮に相手が苦手なタイプだとしても、
「好きだ~」と心の中で唱えてから会いに行くという
エピソードでした。

今日読んだ、
株式会社SHOWROOM
代表取締役の前田裕二さんの
「人生の勝算」にも
同じことが書かれていました。

私も心理学を学んでいたので、
会合がうまくいくようにイメージしてから臨むことは
時々ありますが、
会う前に「好き~」と言い聞かせるところまでは
実行したことがありません。

何かを極めている人は、
一見、よく似たことをしているように見えても、
行動のレベルが違います。
そして、その差が大きな結果の差を生みます。

やったつもりになっていないか、
もっとできることはないか、
自分の行動を振り返って、
私も「好き~」と唱えて会いに行ってみます。