「君が代」から背景を知る大切さを学ぶ
「きみがよ」は愛の歌だとご存じですか?
お知り合いが出版に関わられた絵本
「ちよにやちよに~愛のうた きみがよの旅」の
出版記念イベントをオンラインで視聴して、
「わがきみは ちよにやちよに……」と
古今和歌集に詠まれたラブレターで
わがきみ(愛しい人)の長寿を願った和歌から
とられていることを知りました。
今まで私は、君が代は歌詞が難しくて覚えられず、
行政機関の式典などで国歌斉唱があっても、
最初のワンフレーズしか歌えませんでした。
この絵本に触れて、
大切な人を想う愛の歌を国歌にするなんて、
なんてステキなことでしょう、と
この歌に対するイメージが一変しました。
君が代に限らず、
よく知らずに勝手な思い込みをするのではなく、
背景を知ることは大切だなぁと改めて感じます。
絵本はどのページも美しい絵で彩られ、
歌詞は美しい書で綴られ、
丁寧に翻訳された英語と対比されているので、
日本の方はもちろん、海外の方にもぜひお手にとって
美しい世界に触れてほしいなぁと思います。
プレゼントにもよさそうですね。
オリンピックの是非はさておき、
この歌を耳にする機会は多いかもしれないので、
日本にも、世界にも、地球にも、身近な人にも、
「わがきみ」に思いを込めて耳を傾けようと思います。