小学生のプレゼンテーションから学ぶ素直な心
小学生の本気のプレゼンテーションを
聴いたことがありますか?
お世話になっている本間正人さんが主催されている
「調和塾」のオンラインイベントで、
小学6年生4名のプレゼンテーションを聴きました。
平和をテーマにした思い思いの発表で、
詩から発想を広げたり、
絵を描いて表現したり、
アンケートをとって考察したり、
膨大な資料を調べてまとめたり、
4名それぞれの個性が見事にあらわれていて、
本当に小学生?と感嘆させられる発表でした。
私は特に、
「野球が平和に役立っているのでは?」という
アンケートをとられた男の子が
「僕を知らない人たちが大勢協力してくれた」
「野球に興味がない人たちまで答えてくれた」と
感動と感謝を伝える姿に心が震えました。
大人になると、この素直な感性を忘れてしまったり、
感謝の気持ちをうまく伝えられなかったりして、
こんなに素直に表現することが難しい気がします。
また、質疑応答もすばらしいのです。
大人が大勢いる場で積極的に手を挙げて、
お互いに「ここがすごい」と良いところを見つけて
惜しみない賞賛を贈ったり、
大人からの質問にも臆することなく答えたり、
こんなすばらしい子どもたちが育っていく未来は
とっても明るくて希望にあふれた世界になりそうです。
大学生くらいの方のお話を聴く機会はあっても、
小学生のお話を聴く機会はめったにないので、
小学生から学ぶことができる貴重な機会をいただいて、
心から感謝します。