コミュニケーションセミナーで、聴けることに気づいてもらう
京都府よろず支援拠点で
「女性スタッフの力を引き出すコミュニケーション」
セミナーを開催しました。
参加の動機を話していただくと、
・男性オーナーが女性への声のかけ方に気を遣う、
・ほめなければいけないのか、
・どう注意すればよいのか、
・すぐに辞めてしまう対策は?
などのお困りごとが挙げられました。
そこで、
できるだけ関心に合うようにアレンジしながら、
日ごろのがんばりをねぎらうこと、
最後まで聴き、一緒に考えることなどを伝え、
実践練習をしていただきました。
セミナー参加者どうしなら、
「え、そうなんですか?」「へぇ~」と
好奇心全開で聴くことができ、
「すごいですね。」「それはおもしろい。」と
承認のフィードバックも自然にできています。
つまり、
職場では、聴けない状況や聴きたくないことは
あるとしても、
「人の話を聴けない人」はいないのです。
最後に、
演習で「聴けた」という事実を持ち帰って、
自社やお店のために日々働いてくれるスタッフのために、
・出社時や退社時に、顔を見て声をかけること
・まずは少し気持ちに余裕があるときに
〇分だけと区切っていいので、「聴こう」と意識して
耳を傾けてみること
から始めてください。と締めくくりました。
決して、無理にがんばろうとせず、
ちょっとした工夫や意識づけで、
もっともっと働きやすい職場になることを願います。
短時間のセミナーでもお伝えできることは多いので、
私もこういう機会を増やしたいです。