ひとのわにっきBlog

カテゴリー:研修・講演

元気が出るフィードバック

OSAKAしごとフィールドさま主催
「セルフコーチングのすすめ」セミナー第3回めは
「未来につながるふりかえり」

どんなことばや問いかけを使ってふりかえると
内省が深まって、成長につながるのか、
お伝えしました。

よいところを見つけるポイントは、
・今   できていること
・いつも できていること
・変化  できるようになったこと
の3点にまとめました。

ブレイクアウトルームで
グループで意見を出し合っていただいたり、
ペアワークで今日の振り返りをしたりして、
お互いに温かいことばをかけあっていただくと、

「それ、すごいですね」「おもしろい!」
「○○を工夫されたんですね」
前向きなことばが飛び交っていて、
笑顔があふれていてうれしくなりました。

これを自分に対しても、
身近なご家族どうしでも、職場の人とも
実践していただけたらいいなぁと思います。

次回はいよいよ最終回、
「目標に向かって行動する」です。
4回セミナーの集大成として、がんばります。

人事の研修担当者に感動

研修担当の課長さまがすばらしくて
感動してしまいました。

何がすばらしいかというと、
それは、課長ご自身が学ぶ姿勢 です。

・ノートをとる
・自分のことばでアウトプットする

毎年、内容は多少変えているとはいえ、
この課長さまがご担当されて3年めなので、
ご存じのことがほとんどのはずなのに、
誰よりもたくさんメモを取られています。

そして、演習の合間や休憩時間に、
「やっぱり○○が大切ですね」と
自分のことばで確認してくださいます。

人を大事に育てていらっしゃる企業さまですが
その本気度がビシバシと伝わってきます。
もちろん講師の私の熱もどんどん上がります。

あまりにも感動したので、
研修のクロージングトークで、
若手社員のみなさまにもご紹介しました。

生きたお手本が身近にいる環境は
若手社員さんにとっても宝物ですよね。

さらに追加の研修のご相談もいただいて、
ますます私の気持ちも引き締まります。

と、熱く書きつつ、
立場上、研修風景の写真は公開できないので、
全員にご用意いただいたお弁当の写真で
ちょっとだけ雰囲気をお裾分け。

飲み物も、グループ討議用のメモ用紙も
替えのマスクまでも、
「いくらでも持って行って」と
ふんだんに用意してくださって、
快適に学べるようにサポートしてくださいました。

<参加者募集>堺商工会議所女性創業応援セミナー

女性が創業するときの
・アイデアをビジネスに育てるコツ
・女性ならではの事業の拡げ方
・人とつながるときに注意したいポイント
などを、3時間でお伝えします。

7月23日に堺商工会議所さまで
女性創業応援セミナーを開催します。

日時:7月23日(土)13:00-16:00
場所:堺商工会議所2階大会議室
講師:ひとのわ 福住昌子
費用:1,100円(税込)

会場参加の方には、お近くのお席の方と
あれこれ話しながらアイデアを深めていただき、
オンライン参加の方には、お1人でたっぷりと
自分のことを見つめていただけると思います。

ぜひ一緒に楽しく学びましょう。

お申込みは堺商工会議所のホームページから
お願いいたします。

コーチングの質問のコツ

OSAKAしごとフィールドさま主催
「セルフコーチングのすすめ」セミナー第2回めは
「前向きな質問」

セルフコーチングがテーマですが、
まずはコーチングの考え方を復習して、
コーチングの質問のポイントをお伝えしました。

私が強調したのは、
・コーチングする目的を意識すること
・相手のための質問をすること
・答えを待つこと

セルフコーチングのときには、
・思いつくままに書き出すこと
・書いた後で全体を眺めること

会話例も紹介した後、
お顔が出せる方はブレイクアウトルームで
ペアワークをしていただきました。

画面越しの初対面どうしで盛り上がっていて、
「きっかけは何ですか?」
「おすすめは何ですか?」など
相手に話してもらう質問が飛び交っていました。

次回は、「未来につながるふりかえり」
フィードバック、自分への声かけなどを扱います。

自分らしいリーダーシップを探る

今の時代に求められるリーダー像は、
自分らしい特長を活かしながら
メンバーの成長を支援できるリーダーです。

教育委員会さま主催の
管理職候補のミドルリーダー対象の
リーダーシップ研修で、
自分らしいカラーを活かしながら
メンバーの成長を支援できるリーダー像を
描いていただきました。

研修会場に向かう途中、
気持ちがいい風が吹く川べりを歩いて、
鮮やかな赤紫のあじさいを見つけました。
今年のあじさいは大輪が目立つ気がします。

価値観を知ってパフォーマンスアップ

自分が大事にしている価値観がわかると、
自分の判断基準が決まり、
迷いが減って、ぶれにくくなります。

OSAKAしごとフィールドさま主催
「セルフコーチングのすすめ」セミナーで
「価値観」を探っていただきました。

何かを決断するとき、
特に、お断りするとき、辞めるとき、
今までにない大きな一歩を踏み出すとき、

本当にいいのかなぁ、大丈夫かなぁと
不安になりますよね?

そんなときに、
「〇〇を大事にしている私なら?」と
価値観を基準に考えると、
勇気のいる決断でも、迷いが減ります。

悩む時間が減って、
質の高い決断ができるようになり、
パフォーマンス(生産性)が上がります。

そんなお話を、事例をご紹介したり、
ペアワークやセルフワークをしたりして、
求職中のみなさまが一歩踏み出せるよう、
お伝えしてきました。

チャットでアイデアを書いていただいたり、
ご質問をいただいたり、やりとりできたのも
私にはとってもうれしい時間でした。

4回連続セミナーの残り3回も楽しみです。

Points of You®は「異見」を引き出す

通常の会議などでは
周りと違う意見や反対意見を言うことは
勇気がいりますよね?

Points of You®のカードをグループで使うと、
多様な意見が出やすくなり、
自分と違う意見に耳を傾けやすくなるという
効果があります。

先日も、人間関係で気をつけることについて、
 「自分から一歩踏み込んで話しかける」
 「一線を越えないように失礼なことを言わない」

同じカードを見ながら真逆の発言が出て、
「おもしろいなぁ」という声が聞かれました。

同じ写真でどこに注目したかも、
「青空」「女の子」「綿毛」とバラバラです。

それも、「そこ?」「その発想はなかった」と
自分と異なる観点、視点の人に対して、
自然に好奇心全開の素直な質問が飛び交って
相手の発言に耳を傾けています。

「研修だからでしょ。職場では難しいよ」
「仕事の話になるとそうはいかないよ」
と思われるかもしれませんが、

一度、自分もまっすぐに人の話を聴ける、
真剣に聴いてもらえるとうれしい、楽しい、
ということを体験すると、
仕事の話でもコツをつかみやすくなります。

コーチング研修、1on1研修、管理職研修に
もっともっとPoints of You®のカードを
取り入れたいです。

Points of You®で高校生につながりをつくる

Points of You®の写真カードを使うと、
なかなか自分の考えをことばにできない人たちも、
人見知りで大勢の場で話すのをためらう人たちも、
自然にことばが飛び交って、つながりが生まれます。

先月と今月の2回にわたって、
奈良県の私立高校の新入生を対象に、
Points of You®のワークショップを行いました。

4月のテーマは「スキスキ自己紹介」

入学して間もないので、
クラスメイトと深く知り合うために、
「コーチングゲーム」の写真カードを通して、
照れながらも一生懸命自己紹介していただきました。

今月のテーマは「つながるワーク」

お友達が選んだ写真カードを見て
感じたことを口々に話していただくと、
感じ方の違い、考え方の違いが浮き彫りになります。

「自分から一歩踏み出して話しかける」
「強引に踏み込まない」
と真逆の考えが出るとお互いに驚きつつも、
「それもあり!」と素直に受け入れたり、

「〇〇に見えた」
「え~、どうやったらそう見えるの?」と
身を乗り出してお友達のカードをのぞきこんだり、

好奇心いっぱいに楽しんでいただけて、
ファシリテータ冥利に尽きました。

お仲間のご縁で成立したプロジェクトで、
企画から細やかな準備まで進めてくださって、
チームでステキな体験ができたことに感謝しています。

セミナーでステキ体験とヒヤリ体験

久しぶりのリアル登壇のセミナーで、
史上最速スピードで行動に移してくださった、
すばらしい体験をしました。

今年で7年めになる企業さまが主催される講座で、
経営者や管理職のみなさまを対象に、
今年も「職場のコミュニケーション」のセミナーを
開催しました。

私自身がこの仕事をしている原点として、
仕事ができるからこそ管理職やリーダーになったのに、
未経験のマネジメントを担うことになった瞬間から
人間関係や自分と異なるタイプの部下育成に悩んで
疲弊する様子を見たくなくて、
そんな方にコーチングやコミュニケーションで
お役に立ちたいという思いがあります。

なので、
経営者や管理職へのコミュニケーションの講座は、
短時間でも伝えたいことがもりだくさんで、
私の熱が入ります。

今日も、
部下の話を聴いて、部下のことを知る意味、
部下の力を引き出すためのフィードバックのコツを
ミニ演習を交えながらお伝えしました。

終了後、建物から出ようとしたときのことです。

ある経営者さんが、私を追いかけて来られました。

「実は、ついさっき、部下が失敗したんです。
 いつもなら「なんでそんな失敗をしたんだ!」と
 怒っているところですが、
 ちょうど先生の話を聴いたところだったので、
 ぐっと抑えて、今できることを考えさせました。」

と教えてくださいました。

なんと素晴らしいのでしょう。
まさしく今、学んでいる真っ最中に、
学んだことを行動に移されたというのです。
史上最速スピードの実践報告です。

それを、追いかけてまで伝えてくださったことにも
感動で胸がいっぱいになり、
雨で少し肌寒い中、心がぽかぽか温かくなりました。

と、ここで終われば美しいのですが、
感動のあまり、ふわふわしながら歩いていたようで、
赤信号に気づかずに渡りかけるというヒヤリ体験が
おまけについてくるところが、私だなぁと思いました。

はい。
どんなにうれしくても、夢のような体験でも、
地に足をつけて、周りをよくみて歩きます。

新入社員さんにコーチング研修

昨年からおつきあいがある企業さまで
今年も新入社員研修の一部としてコーチング研修を
させていただきました。

新入社員の時点からコーチングを学び、
コーチングを受ける仕組みを導入して、

目標を設定して前に進むこと、
毎日深くふりかえりを行って成長を加速することを
習慣化できるのは、すばらしい仕組みだと思います。

自己紹介では初々しさを見せていたみなさまが
この1年で立派に成長されるよう、
1年間しっかり伴走します。