オンライン研修のテクニカルサポートの意義
オンライン研修で、
テクニカルサポーターの存在のありがたさを
身に染みて実感しました。
私自身も、昨夏ごろからオンライン登壇だけでなく、
Zoomのテクニカルサポートのお仕事が増えています。
コーチングや打合せで数年前からZoomを使っていたし、
中小企業診断士を情報部門で取得した私は
IT好き、新しいもの好きなこともあり、
キャリアのスタートが秘書業務だったこともあって、
黒子としてサポートに徹することも大好きなのです。
なので、喜々として、
メイン講師の講義中に次の演習に備えて、
ブレイクアウトルームのメンバーを組み替えたり、
回線が落ちた方の再入室やグループ設定をしたり、
テクニカルな質問にメッセージで回答したり、
トラブルが起きたときに速やかに対応できるよう
目配りをし続けています。
とはいえ、技術的に難しい操作をするわけではなく、
お金をいただいていいの?と思うこともありました。
ところが、実際に自分がオンライン登壇してみると、
1人で参加者に話しかけながら次の作業をしたり、
個別の質問やトラブル対応をし続けるのは、
時間のロスもあり、目配りの限界も感じました。
特に新人研修では、グループワークも多く、
ビジネスマナーのチェックや徹底演習では
ペアやトリオの組み替えが何度も発生します。
先日の3日間研修では、2日めに事務局の方が
ブレイクアウトの設定を引き受けてくださって、
想像以上に肩の荷が下りたことに気づきました。
私は研修の進行に集中できるので、
参加者のみなさまの表情をじっくり観察でき、
反応を見て、必要な説明を補足できたり、
質問したそうな顔をされている方に声をかけたり、
研修の質を高めることに力を注ぐことができます。
サポートしてくださった方に心から感謝するとともに、
日ごろ私自身が行っているテクニカルサポート業務に
自信と誇りを高めることができました。