人生の時間軸で成長を考える
今年もこの季節に
若手社員対象に人間力向上研修を行いました。
大きな建設業で、
ある支店方針に「人間力向上」が掲げられ、
4年前に研修のご相談をいただいたときには
単年度研修の予定でしたが
後方席で誰よりも熱心に参加してくださった
部・課長からの「継続が大事」というお声で
4年間続いています。
これまで翌年の目標を設定して行動する習慣を
少しずつ身につけることができてきて、
昨年からの成長のふりかえりを行うと、
「意識して〇〇できた」
「積極的に挑戦した」
「計画的に行動した」
と頼もしいことばが次々に出てきます。
今年は、成長という時間軸をぐーんと伸ばして
長期の視点で人生を描きました。
現場仕事が多い18歳から20代の方々にとって
65歳、70歳まで働く、100年生きるなんて
ふだんはなかなか想像しない遠い未来のこと。
だからでしょうか。
グループワークに取り組みながら、
「この仕事、50とか60になってもできるか?」
「60のよぼよぼになって働いている想像つかない」
などと聞こえてきて
60のよぼよぼ?
四捨五入すると60の私も
後方席の管理職の方々も笑いをこらえていました
にぎやかに長い目で将来を描いて
そこから今やるべきこと、やりたいことを
思い思いに導きだしていくと
単に1年先、3年先の目標を考えるときよりも
1人1人の人生がカラフルで味わい深いものに
なっているように感じます。
ここで立てた来年のアクションプランも
例年のように実践、挑戦されて
彼らの人生が
きらきら輝くスターへの道になるよう
応援しています。
終了後は、私自身のキラキラ補給のために
灯りがともり始めたオフィス街を見下ろして
甘いものでリフレッシュしました。