コーチングの書籍に紹介される
長いおつきあいのあべき光司さんの新著
「コーチングがイチからわかる本」が届きました。
ゴールドの表紙が輝いています。
あべきさんは税理士さんとしてだけでなく
多くの事業も経営されて大活躍されている
尊敬する経営者さんです。
そんなあべきさんが、
第1章のコラム「私とコーチングとの出会い」に
私を登場させてくださっています。
あべきさんが私のコーチングを受けられたのは
私が独立した翌年2004年から約5年間、
まだ駆け出しのコーチだったころ、
あべきさんも会社員だったころのことです。
20年近く前の懐かしいエピソードが書かれていて
当時の感覚がありありとよみがえって
涙があふれてきて続きが読めません。
あべきさんがすごい方だということは
今や周知の事実だと思いますが、
こんなふうに書いてくださったお返し?に
当時からあべきさんが只者じゃなかったことを
コーチの守秘義務に反しない範囲で
エピソードを紹介してみます。
コラムにも書かれている「5年後の自分」は
それ以降のコーチングでも、ことあるごとに
「5年後の彼ならどう判断すると思いますか?」
「5年後の僕なら何と言いますか?」などと
何度も問いかけていました。
私が驚いたあべきさんのセリフは
「彼、どんどん成長してるんですよ。
彼はもうそんな次元にはいませんね」
5年後の自分はすごい勢いで成長しているので
このままでは彼の背中が見えなくなると言って
今の自分の目標を次々と上書きして
めざましい勢いで行動して叶えていかれました。
一度将来像を描くと、
「追いつくように」とがんばる人は大勢います。
が、「彼も成長し続けている」という発想は
それまであまり聞いたことがなくて、
どこまで大きな人なんだろう、と
あべきさんの世界が果てしなく広がる予感に
心が震えたことを今でもはっきりと覚えています。
他にもステキなエピソードは多々ありますが
そこはコーチとクライアントの秘密ですね(笑)
あべきさんにとっても
「コーチングとの出会い」と書かれていますが
私にとっても、コーチとしての筋力や胆力を
鍛えていただいた恩人です。
そして、当時の駆け出しコーチの私の夢は
「クライアントさんが
いつのまにか手の届かない雲の上の世界で
大きな事業を成し遂げたり取材されたりして
それをコーヒー片手にのんびり見上げて
にこにこ笑っている私」
というイメージでした(今も同じですが)
あべきさん、
出版&ベストセラー、おめでとうございます!
そして
私の夢を叶えてくださってありがとうございます。