ひとのわにっきBlog

年収の壁と創業支援

女性の創業支援をしていると、
「ご主人の扶養の範囲内で」などと収入の上限を
気にする方がいらっしゃいます。

創業支援を始めたころは、
せっかく自分で事業を起こすのだから、と
大きくチャレンジすることを提案していましたが、
今では、フリマアプリや週末のマルシェなどに
不定期に出品や出展される方も増えてきたので、
自分らしい働き方も得たい収入も自分で決めて、
そのゴールに向かって計画を進めていけるよう、
私の考えも変化してきました。

3月9日付の日本経済新聞プラス1に
「複雑化する年収の壁」と題して、
税金や社会保険料と収入との関係がまとめられています。

創業ゼミや創業スクールを担当していると、
「平日、子どもが学校に行っている時間帯だけ」
「月5-6万円まで」と強く主張されていた方に限って、
実際にビジネスプランを立ててみたり、
店舗を見に行って理想的な物件を見つけたりすると、
一気にテンションが上がって、
スタッフを雇い、長時間営業している方も多いので、
当初のプチ起業のご希望を頭の片隅に入れつつも、
理想的な形を一緒に探り、伴走します。