マーケティング:売れる仕組みをつくる
あ、これかも。
私が住むエリアは、
若者向けのアパレルショップが立ち並び、
週末には早朝から入店整理をするほどの人気店が
あちこちにあるところです。
最近、その通りの真ん中で、
ポーズを何種類もとっている人と、
スマホで撮影している人を、頻繁に見かけます。
被写体はプロのモデルさんではなさそうだし、
カメラもスマホなので、
近くのアパレルショップの方がInstagramに投稿して
PRしているのかなと思っていました。
TVerで観た、10月1日放送のカンブリア宮殿
「次世代ビジネスの挑戦者たち」で、
STAFF STARTというアプリが紹介されていました。
このアプリは、
店員さんが自分でコーディネート写真を投稿すると、
お客さんは顔も体型もわかっている店員さんに
直接相談しながらお買い物をすることができます。
連携するネットショップで売れても、
投稿した店員さんに手数料が入る仕組みです。
ネットで買う人が多いから実店舗で売れないという
よくあるアパレル店や店員さんのお悩みを
店舗での接客力や着こなし力を活かしながら
お店の売上や店員さんのインセンティブにつなげる
画期的な仕組みがすごいなぁと思います。
もう1社は、株式会社Mellowで、
フードトラックの場所の確保の難しさを体験して、
全国のフードトラック数百台を束ね、
オフィス街のビルの前などの利用交渉をして、
日替わりで出店できる仕組みが紹介されていて、
着想力と実現するパワーに圧倒されました。
早速、明日の創業ゼミのマーケティングの項目で
このお話を紹介します。
仕組みをつくるのは実際には簡単ではありませんが、
発想を鍛えるヒントにはなりそうです。