ひとのわにっきBlog

障害のある方に配慮したコミュニケーション

障害者への応対を学ぶコミュニケーション研修で
私が強調したのは、
人は決して特別扱いしてほしいのではなく、
障害のあるなしに関わらず、どんな人も、
人として尊重されたいということです。

先月から8回にわたって、行政機関で
障害者に対応するコミュニケーション研修を
実施しました。

平成28年4月に障害者差別解消法が施行され、
知っておくほうがよい知識を身につけたうえで、
・目の前のお客さまが何を求めていらっしゃるか、
・このお客さまのために何ができるか、
・どうすれば心地よく過ごしていただけるか、を

観察して、
考えて、
お声をかけて、
できることをすることによって、
大半のお客さまが安心して利用できるようになります。

頭で理解することと行動できることは別なので、
「めかくしあるき」(ブラインドウォーク)を体験して、
不慣れな体験から気づいたことを話し合い、
今後、活かせることを探りました。

研修を受けた方は気づくアンテナが立っているので、
障害がある方が来られた時だけでなく、
体調が悪い方、お子様連れの方、ご高齢の方など、
あらゆる場面でサービス向上に役立てていただけるよう、
願っています。