新年初読書は「コーチングのすべて」
新年初読書は「コーチングのすべて」
ジョセフ・オコナー、アンドレア・ラゲス著
英治出版
前から気になっていた本です。
あえて実家にお仕事を持ち帰らずに
ゆっくり時間をとって読みました。
原題はHow Coaching Worksで
How to コーチングではないので
これからコーチングを学ぶ方ではなく
コーチとして活動している方におすすめです。
コーチングの成り立ちや
さまざまな〇〇コーチングについて解説されていて
なじみのあるコーアクティブコーチングや
NLPコーチングなどの説明を読むのも新鮮です。
私が一番はっとしたのは最初のほうにある
「コーチの主な仕事は
クライアントが「自分が問題を生み出す過程」を
理解する手助けをする」
対人援助職の要として
クライアントの問題を解かないことは
学んでいたころに一番身に染みたことで、
今も常に意識していることですが、
「クライアントが問題解決する」にとどまらず
「問題を生み出す過程」にフォーカスする視点は
持っていなかったので、新鮮に感じました
確かに、問題が発生してから解決するよりも
自分が生み出しやすいプロセスを知っておくと
そもそも問題にとらわれにくくなるので
建設的ですね
この視点を持って
クライアントさんたちが問題を生み出すことなく
まっすぐに自分の道を歩いていけるよう
コーチングしていこうと思います