「ブライス家の人々」でコーチの覚悟を問われる
Points of You🄬の先輩トレーナーの紹介で、
「ブライス家の人々」を読んで、
コーチとしての覚悟を問われたような感覚を
おぼえました。
家族療法の詳細なプロセスを読み進めながら
・IP(問題と思われている特定の人)ではなく
家族全体をシステムとしてとらえること
・カウンセラー2人も1つのシステムとして
家族システムに関わること
・ことばにならない場の感情を読み取ること
それをことばにして反映すること
・何が起こっても、場のプロセスを信じること
・カウンセラー側の意見が食い違うときは、
話し合うプロセスもオープンに見せること
・深刻になりすぎず、ユーモアを忘れないこと
などなど、
私が、組織やチーム、家族などの関係性を扱う
システムコーチング(ORSC:Organization &
Relationship Systems Coaching)や
ブリーフセラピーで学んできた大切なポイントが
ありありとよみがえります。
ライブセッションに立ち会っているような臨場感で、
ここまで覚悟をもって現場に立てますか?と
重い問いを突きつけられたようで、
私ならここでどう対応するかなぁと、
真剣に読み進めました。
手元に置いておきたい1冊なのに絶版で、
Amazonでも中古品が高額で取引されていて
新品が手に入らないのが残念です。
復刻版が出てほしいです。