おすすめ上手な接客に乗る
出張で大阪に来られた中小企業診断士の友人と
夕食をともにしたお店で、
上手なおすすめにのって、
予算以上にお金を使って食事を楽しみました。
メニューを見て一番軽いコースをオーダーすると、
オーナーシェフが出てこられます。
「うちのお店、初めてですよね。
絶対このアミューズを食べてもらいたいんです。」
穏やかな語り口の中に料理人魂を感じて、
人に影響されやすく、丁寧な接客が大好きな私は
気持ちよく、ワンランク上のコースに変更しました。
メイン料理を選ぶときには、
「どっちもおいしそうだね。」と言いながら、
友人がお肉、私がお魚を選ぼうとすると、
「シェアされますか?
半分ずつ盛り付けてお出ししましょうか?」と
すばらしい気配りをしてくださって、感激しました。
店員さんも笑顔で愛想もよくて、
友人が「新潟出身だから。」とお酒を頼むと、
「新潟でしたら、こんなのも置いてますよ。」と
他の銘柄のボトルも持って来られます。
あと1杯だけにすると言っていた友人も
「次のお酒も決まっちゃいましたね。」と
うれしそうに追加オーダーします。
こんなにおすすめ上手なお店は久しぶりです。
お客さまに喜んでもらおうという気持ちが伝わると、
予算をオーバーしても、うれしい気持ちが残ります。
しばらく、私のセミナーで、上手な接客のコツとして
紹介しそうな予感がします。