ひとのわにっきBlog

<お知らせ>堺商工会議所創業ゼミ

今夏も、堺商工会議所創業ゼミを担当します。
今年は、交代で経営相談窓口を担当しているお仲間の
永井俊二さんと一緒に講師を務めます。

講座中は、参加者どうしで一緒に話し、一緒に考えて、
創業に必要な知識を楽しみながら身につけて
卒業後も、仲間とつながって刺激しあったり、
担当講師がいる相談窓口に個別相談したりでき、
創業までがっちりサポートします。

日時:8月24日、31日、9月7日、14日 10:00-17:00
場所:堺商工会議所
講師:中小企業診断士 福住昌子
   中小企業診断士 永井俊二

詳しい内容やお申し込みは、
http://www.sakaicci.or.jp/sougyou/20190824.31.0907.pdf

ご参加をお待ちしています。

SDGsセミナーで持続可能性について伝える

茨木商工会議所で開催した
「ゲームで学ぶSDGs」セミナーで、

持続可能な世界への第一歩として
まずは、できることから活動を始めること、
そして同時に、
他に悪影響や悪循環を起こしていないか、
開始時だけでなく経過も検証し続けることの大切さを
伝えてきました。
  SDGs=Sustainable Development Goals
    (持続可能な開発目標)

 

募集期間が短かったにも関わらず、
大勢の方からお申込みやお問合せをいただき、
30名に参加していただいて、
このテーマへの関心の高まりを感じます。

伝える私もSDGsのバッヂをつけて臨みました。

終了時には、ご質問をいただいたり、
ゲームで笑いながら、
指標の意味や大切さにますます興味を持ったという
セミナーの狙いどおりのご感想も数名からいただいて、
持続可能な世界のために、少しお役に立てたのかなと
ほっとしています。

他の団体や企業からもお問合せをいただいていますので、
ひとのわも「4.質の高い教育をみんなに」の指標に
貢献できるよう、一歩ずつ活動を続けます。

SDGsと自社の事業について考えてみたい方は、
ぜひお問い合わせください。

ダイバーシティの教材になりそうな「みえるとかみえないとか」

ヨシタケシンスケさんの絵本
「みえるとかみえないとか」を
ダイバーシティ研修の教材として使いたいなぁと
考えています。

目が4つとか手が4本とか空が飛べる人たちから、
「不便そう」「かわいそう」と思われるという視点で
描かれていて、
くすっと笑って気持ちを軽くしながら、
立場や視点の違いを考えることができます。

よくある議論は
無意識に自分たちを多数派と定義して、
マイノリティのことを考えるというスタンスで進めていて
出発点から既に上から目線なのだと気づかされます。

重要なことを、深刻に考えると行き詰りやすいですが、
気持ちを軽くして真剣に考えるのは大切だと思います。

この絵本を読んでから自社のダイバーシティを考えたら、
「状況や要望がそれぞれ違うね。
 どうしたら一緒に活動できるかな?」と
言いにくい要望も素直に伝えやすくなって、
お互いに助け合える風土が生まれていくように思います。

絵本を使って、研修をしてみませんか?

Points of Youカードで心の奥の夢を引き出す

企業研修やコーチングセッションの一部に
「Points of You」という写真カードを使うことが
あります。

同じ写真でも、
その時の状況や気持ちによって違う見え方をしたり、
人によって真逆の感想を抱いたりするので、
対話によって、自然に価値観の違いに気づいたり、
思わぬ発見をしたりすることができます。

社内でも面談や朝礼などで活用することができます。

私も、Points of You カンファレンスに参加して、
ワークショップで引いたカードを眺めるうちに、
何年も前に夢が叶っていることに気づいて、
心が震える体験をしました。

この写真の大きな木とベンチに座る人を眺めるうちに、
独立して数年たったころ、

「クライアントさんたちがどんどん成長されて、
 私は彼らのご活躍をTVや雑誌で知って、
 手の届かない存在になったなぁ、いいなぁと
 コーヒー片手に、ぼーっと見上げているの。」

そんな夢を語った記憶がよみがえりました。

ぼーっとしているところまで
律儀に実現しなくてもいいのですが・・・・
そんな生々しい感情が動くくらい、
その場面をありありとイメージしたからこそ、
叶ったのでしょう。

当時の夢や気持ちを思い出し、
叶っていることに気づいて、とても幸せです。
クライアントさんたちに感謝の気持ちでいっぱいです。

どんなカードだろう、
自社でも使えるかなぁ、とご興味をお持ちの方は、
いつでもミニ体験を提供しますので、
まずは一度体験してみてください。
お問い合わせをお待ちしています。

70歳雇用の努力義務と起業支援

日本経済新聞朝刊のトップ記事は
70歳雇用、企業に努力義務

現行法では、希望者は65歳まで雇用義務があり、
法改正されると、70歳までの希望者への努力義務として、
再就職支援、独立や起業支援などが挙げられています。

経営者にとっては、
社内や他社への再就職支援は経験があっても、
独立支援や起業支援は未知の世界ではないでしょうか。

私は中小企業診断士として、
商工会議所などで創業相談、創業塾などの講座を
長年担当しています。
事業を立ち上げ、形にして、継続していくには、
資金面以外にもさまざまな課題があるので、
各企業内で社員の独立や起業支援を行うのは、
あまり現実的ではないように感じます。

65歳になって初めて考えるのではなく、
もっと早い年齢で、
これまで培った知識や経験、希望する働き方をふまえて、
キャリア研修の一環として、
外部講師を招いた独立や起業の研修を取り入れたり、
商工会議所などが開催する創業塾への参加支援も
視野に入れる必要が出てくるかもしれません。

どんな形で社員の雇用を考えていくのか、
早めに想定しておかれることをおすすめします。

<お知らせ>池田商工会議所創業スクール

今年度も池田商工会議所創業スクールを担当します。
  https://www.ikedacci.or.jp/seminar30

日程:6/15(土)、6/29(土)、7/27(土)、
   8/17(土)、8/31(土)、9/21(土)
時間:13:30-16:30
場所:池田商工会議所

楽しく演習やディスカッションを行いながら、
自分がやりたいこと、叶えたい夢を形にするために、
ビジネスプランを練っていきます。

少人数制でお互い仲良くなって、
開業までの道のりも開業後も、
切磋琢磨して一生つきあえる経営者仲間ができます。

自分で事業をすることに少しでも興味をお持ちの方は、
ぜひ一緒に学び合いましょう。

詳しい内容やお申し込みは、「こちら」からどうぞ。

5月25日(土)には、
昨年の創業スクール卒業生の
ヨネマル商事株式会社 米谷まどかさんがお話しされる
創業プレセミナーも開かれます。
こちらも、ぜひご参加ください。

初めてリーダーになる人にお薦めの「0から1をつくる」

私はスポーツ音痴ですが、
一流のアスリートの発言や考え方に、
コーチングや経営、リーダーシップなど
ビジネスのヒントをいただくことが多いです。

そだねー、もぐもぐタイムなどで注目を集めた
女子カーリングチームを率いた本橋麻里さんの著書、
「0から1をつくる」にも、
会社の組織づくりやチームづくりに通じる考え方が
詰まっています。

例えば、
前向きな気持ちで取り組むこと、全力を尽くす楽しさは
勉強やお仕事にも通じます。

1つのカラーにまとめるのではなく、
メンバーのキャラクターを活かして、
一色に染まらずに同じ方向を向くことの大切さも、
会社の組織やチームづくりでも同じです。

初めてプロジェクトやチームを任されたリーダーや、
チームの中からリーダーや管理職として抜擢され、
これまでの役割や立場の違いに戸惑っている方などに
お薦めします。

<お知らせ>茨木商工会議所SDGsセミナー

茨木商工会議所で「ゲームで学ぶSDGs」セミナーを
開催します。
 http://www.ibaraki-cci.or.jp/wp/topics/seminar/20190402_5980.html

SDGs(Sustainable Development Goals)は、
2015年に国連で採択された、
2030年までに世界をもっとよくするための
「持続可能な開発目標」です。

ゲームを楽しみながら、まずはSDGsについて知り、
事業や個人の活動と世界のつながりや、
よりよい世界のためにできることについて
思いを馳せてみませんか?

日時 :5月24日(金)14:00-16:00
場所 :茨木商工会議所
講師 :ひとのわ 福住昌子
受講料:無料

詳細案内とお申込みは「こちら」からお願いします。

上司は連休明けにお楽しみをつくろう

まもなく10連休ですね。
長いお休みがとれる方は、
連休中ではなく、連休明けの過ごし方は、
考えていらっしゃいますか?

この時期、
上司、先輩のみなさまには、
連休前に、新入社員や若手社員への簡単な面談、
連休明けに、楽しみなお仕事やイベントなどの設定を
おすすめしています。

10日間もお仕事を離れて復帰すると、
連休前は何をしていたのか、
何から手をつけてよいのか、
なかなかエンジンがかからない方も多いでしょう。

まして、新入社員さんや転職、転勤、異動された方は、
ペースをつかみにくいと思います。

なので、上司、先輩が
連休明けには、こんなお仕事を一緒にがんばろう、
こんなお楽しみが待ってるよ、と
出社を楽しみにできる工夫をしてみてください。

少し先にお楽しみが待っていると、がんばれます。
間違っても、
GWが終わったら、しばらくお休みがないよ。
疲れたなぁ、
次の楽しみはお盆休みくらいだよ、などと
暗い未来を描かないでくださいね。

学び直しでコーチングの深さを学ぶ

私は時々、師匠と仰ぐ方の研修を何度も繰り返して
受講しています。

私は新しい学びが大好きなので、
組織開発やコミュニケーションの新しい手法ばかり
学びたくなりますが、
感銘を受けた講座を再受講してみると、
何度も学んでいるはずなのに、初めて気づくことや
改めて深く心に刺さる学びが詰まっているのです。

私の師匠の1人、本間直人さんの講座では、
振り返りの大切さと、共に喜ぶことの大切さに
いつも気づかされます。

今回改めて最前列で受講してみて、
コーチングのクライアントさんや研修参加者の方の
目標達成や発見、うまくできたことなどを
一緒に喜んでいるつもりでも、
果たして、
本当に同じ立ち位置で喜んでいるだろうか、
心ゆくまで味わいきる時間をとっているだろうか、
と、私のあり方を振り返る機会になりました。

企業から依頼されたコーチングや研修の場合、
結果を出すことに気をとられていると、
「よかったね。おめでとう!」と喜んだ次の瞬間、
「次の目標は?」などと、
先へ進めたくなる誘惑にかられることがあります。

「今ここ」の感情を十分に味わいつくせば、
自然に、自発的に前を向いて進み出すので、
それを待てばよいことは、よく知っているのに。

人と関わること、人や組織をサポートすることは、
どれだけ経験を重ね、スキルを磨いても、
ゴールはありません。

できているつもり、になっていないか、
慢心していないか自分を戒め、
魂を込めて、人や組織と向き合い続けようと、
気持ちを引き締め直します。

大切な機会をいただける師匠や仲間に感謝して、
また一歩一歩着実にお仕事します。